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真夏の夜の罪


 ここ最近、ずっと暑い日が続きますよね。
 夏の暑さにも、エアコンの寒さにも弱い私、シロイは1日普通に過ごすだけで他の季節の何倍も疲れている気がしてます。

 そんな私の今年のマイブームが「梅酒」です。

 すっぱいものが得意ではないので梅干しそのままは苦手。(はちみつ梅ですら開いて叩いて、おにぎりに入れればギリいけるレベル)
 料理も何かにガッツリ混ざっているものでないと食べられないほど、苦手です。

 それなので、「梅酒」は飲んでみようと全然思わないお酒ベスト5に入るくらい興味がありませんでした。

 それでも飲んでみようと思うきっかけがあったのが今年の6月。
 とある打ち上げの場で同じテーブルを囲んでいた方がずっと梅酒を飲んでいました。
 酸っぱそうだなぁ…と思いながらその飲みっぷりを見ていたのですが、意外とそんなことはなさそうで。
 ちょっと自分も飲んでみようかな?と試しに頼んでみたところ、ほどよい甘酸っぱさとお酒でありながらスッキリ飲める後味。
 あ、これ好きだ!とシンプルに感じました。

 ただ、この出会いはよろしくなかったと思っています。

 夏の疲れた体に甘酸っぱくてスッキリ飲める梅酒を冷やしておいてロックで。不味い訳がありません。
 ハマりすぎてしまいました。

 某有名な梅酒をボトルで買い置きし始め、それに合うおつまみの研究が始まってしまいます。

 定番になっているのは長芋のわさび漬け。
 短冊に切った長芋を白だしとわさびに漬けて一晩置くだけの簡単お漬物なのですが、これが夏にはたまらないんですよ。
 わさびのツーンとする辛さがありつつ、白だしだからこそのあっさり味。漬け込んでも消えないサクサクとした長芋の食感の組み合わせは夏こそ食べたいお漬物かなと思っています。
 そして、それをおつまみに梅酒を一口。
 甘酸っぱさと辛さとしょっぱさ。バランスが最強です。

 梅酒だからこそ合わせて美味しいと思うのが生ハムチーズのオリーブオイルがけ。
 いや、生ハムとチーズの時点で美味しいのは確定なんですよ。ソシャゲのガチャで言えば⭐︎5確定演出が最初から見られるレベルです。
 そこにオリーブオイルを垂らして塩をひとつまみとブラックペッパーを。
 シンプル・イズ・ベストとはこのことですね!
 この時の梅酒はロックでも良いんですが、ソーダ割りに。このソーダ割りをするためだけに強炭酸のストックまでできてしまったんですよ。
 梅酒って、和食でも洋食でも美味しくいただけるので、本当に素晴らしいお酒ですよね。

 そんなこんなで、最近は1人の時はあまりお酒を飲まなかったのに晩酌が辞められず…。
 体重的な方が少し不味いことになってきてしまいました。

 なんて夏に最高で罪な飲み物なんでしょうか。
 そのうち、自家製梅酒に手を出してしまいそうな気がして、冷蔵庫を整理し始めた今日このごろです。

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