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【桜異変】の文字が躍る今朝の新聞とわたしの窓からの桜
急な寒の戻りとなった今年のお彼岸。
福岡も冷たい雨が降る日が多く、母とお墓参りに行こうと決めた日曜日だけは、
曇りの中、時々日も射すような一日でした。
久しぶりに車で走り回ると、あっちもこっちも桜のつぼみが膨らみ、
枝先の色が、固いつぼみの色で色づいていました。
寒い冬には目にもとまらない細々とした枝先たちは、
春の暖かみをふっくらと連ねていました。
この日見た同じ桜の木のつぼみも、
朝よりも夕方には更に膨らみ、枝先の薄桃色が進んでいるのを感じるくらい、
桜の開花は、どんどん進んでいる気がしました。
ですが、日記を開いて去年の今頃を読んでいると、
近くの公園の桜は、すでに咲いていました。今年はまだまだ。
桜の開花って早くなったの?遅くなったの?
と思っていると、今朝の新聞の一面が【桜異変】のピンクの文字。
50年前は入学式の頃に咲いていた桜も、
最近では卒業式に近くなってきている感もあります。
九州の中でも福岡は開花が早く、今年も全国一番乗りで開花宣言がでました。
ソメイヨシノの開花が10年あたり1日早くなっている中、福岡は、1.8日早くなっているらしく、開花の早さは進んでいるようです。
早いのがいいのかどうか、温暖化の影響なのだからいいとは言えないでしょう。
開花に必要なのは【休眠打破】とうメカニズム。
10℃以下にさらされると花芽が開花への準備を始める。
それが温暖化の影響で、
寒い地域で今までより進み、暖かい地域では遅くなりつつある。
【休眠打破】がうまく働かず、成長速度も花ごとにバラバラ。
パッと一気に開花から満開へ🌸、とはなりにくくなって、
だらだらと咲くようになってきているようです。
長く楽しめるようになったから、良かったではないのです。
温暖化が更に進めば、咲かない桜、満開にならない桜なんて事も専門家の方は
予測されています。
温暖化…。
分かっているけれど一人一人が考え取り組んでいかないと、
春のお花見ができないような環境を
私達の子孫たちに残してしまうかもしれません。
JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA: Japan Center for Climate Change Actions)という活動機関があります。
平成11年4月8日に施行された「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき同年7月1日に指定されました。
こちらのサイトで、
温暖化を防ぐために私達に出来ることをまとめているページがコチラ。
そして、こちらの機関のメールマガジンを登録もできます。
いつまでも満開の美しい桜を見られるように、
今年の桜を見ながら、地球のことも考えてみませんか?
窓からの桜。去年は咲いてた。。。
今年は、もう少し。。。