自分が売り出せるものはまだまだ形にならないけど、輪郭がぼんやり見えてきた。。。
"ハンドメイド作家になれたらいいなぁ〜"
という気持ちを、１年前に始めたnoteで綴っていました。
今も、文章力は上がらないけれど、これはなんだか初々しい感じです。
この記事を書いてからも、
自分の時間で一生懸命、刺繍の勉強をしてきました。
中心は、ずっと続けている日本手芸普及協会の区限刺しゅう。
本科、高等科を終え、現在講師科を勉強しています。
その他にも、
CLASS101で『ヨーロッパの技を直伝はじめての白糸刺しゅう』というクラスで、
５つの作品を作りながら、これまでやった白糸刺しゅうのドロンワークや、
初めてHEDEBO刺しゅうにも挑戦しました。
そして同じCLASS101で、
『オーガンジー刺繍で小さなときめきを』というクラスも受講しました。
こちらは、応募したキャンペーンに当選して、なんと￥20,000のクーポンを頂いたので、触れたことのない刺繍に挑戦してみました。
オーガンジーという薄い布への刺繍は、とても細やかな作業です。
細いワイヤーを巻くように刺した刺繍糸が、美しく光沢を放つ為には、一定の技術も必要で、これまで積み重ねてきたものが大いに役立ちました。
刺繍でアクセサリーを作るのは初めてでしたので、とても面白い体験でした。
そして、ここ２〜３ヶ月の間、
区限刺しゅうの課題よりも熱心に勉強していたのが、
佐藤ちひろ先生の本『HEDEBOデンマーク伝統の白糸刺繍』です。
CLASS101で学んだHEDEBOの刺繍には、時代の流れの中でいろいろな技法があることを、とても分かりやすく説明された本でした。
掲載されている作品もとても美しく、とにかく、まだ刺したことのない技法をやってみたい想いに駆られ、本に沿ってたくさんの作品を作りながら勉強しました。
とにかく、学びたいものを学びまくってきました。
でも、ハンドメイド作家としては、まだ…何もできていない状態です。
自分のそばには、同じようにハンドメイド作家を目指している人なんかいません。
自然とネットの世界をウロウロして、
minne…、Creema…、BASE…、STORES…、
そんなところで、キラキラと販売活動をしている人を見ると、
私が作るものなんて、まだまだ、まだまだ。
オリジナルも出来てないし。。。
自信がなくて、ますます勉強する事に没頭しているのかもしれません。。。
そんな時、私のインスタの作品投稿を見て下さった方で、
以前からお世話になっている地元の整骨院の先生からメッセージを頂きました。
「作品は、販売されているのですか？」
「治療院の方で、皆さんの作品を置いて楽しんだり、販売もしています。」
「是非、目の保養と心の栄養として、宜しくお願い致します。」
などとお声を掛けていただきました。
とてもありがたいお言葉だと感謝すると共に、ハッとしました。
ネットという大海で見つけてもらうより、こうした地元の方の為に、
自分の作品を作る、見て頂くことに需要があるのではないか。。。
私も刺繍を学びたくても、まわりに教室や先生も見つけられず、通信講座やオンライン動画レッスンや、本を見て独学で学んでいます。
同じように、そういう思いをもちながら、きっかけを見つけられない方が、近くにいらっしゃらないだろうか。
そんな方々に提供できるものが、今の私には、少しずつ出来てきているのではないだろうか…と思うのです。
そんな事を考えているときに、いつも聴いているvoicyで西野さんも、同じようなお話しをされてました。
『地元の人気店は、同じ人が何度も来る店であり、お客様を逃がしてない。
フォロワーや再生回数のような、何千何万の来てくれるかどうかわからない人に対して集客努力をするよりも、ほとんどの人というのは、コミュニティを大切にする事の方が大事だ‼コンテンツの強さと人‼』
同じ言葉ではありませんが、このような話をされていました。
ネットでどんどん商品が売れている人や、オンライン講座などで、うまくいっている人がうらやましかったりもしますけれど、私の方向はそっちではないような気がしています。
あんまり、のんびりもやっていられませんけれど💦
１年前の自分よりも、自分の方向性が定まったきたことと、確実に私の出来ること（作り出せるもの）も多くなっています。
毎朝、今日やることを決めて、達成できるように一日努力する。
そんな微々たる歩みの毎日ですが、一年後この記事を振り返ったときは、
歩んできた一歩としてみることが、きっと出来るでしょう。
近くに、小さいけど活発な活動をされているギャラリーもあるんですよね。。。
そこでいつか展示会をする、というのも、一つの夢…目標かな。。。
いつか…なんて言ってるから、ダメなのかな。。。