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DIE WITH ZERO ルール3「ゼロで死ぬ」

気づいたら産休から10日が経った。
自分のためにこれだけゆっくり時間を使えるのが久しぶりで産休ハイ状態。気持ちだけが焦ってしまっている。

「今のうちにあれをしなきゃ」「これやらないと!」みたいな感覚が染みついてしまっていて、今までどれだけ時間に追われてたんだよ自分って思う(笑)

なぜ私がこんなに時間に追われてしまうのか?

自分でも思い当たる節がある。
それは、日常の中でつい陥ってしまうSNSをダラダラ見る習慣。
気づけばボーっとインスタの発見タブやLINEニュースを見続けてしまう。
ワーママ時代は、その受け身の時間も息抜きになっていたが、
産休中はこの時間まじでもったいねー!と我に返る。
このSNS時間を、今まで見たかった映画やドラマに費やす方がゆっと有意義であると気づき、早々に契約をしたのがU-NEXT。

Netflixより少々高い分今まで敬遠していたけれど、コンテンツが魅力的すぎる!名作と最新作いっぱい!雑誌もコミックも読める!

今は寝かしつけの後に夫と『グランメゾン東京』を楽しんでます(*^^*)

これで少しは無駄なSNS時間が減るといいな。


そんな今日のDIE WITH ZERO ルール3は「ゼロで死ぬ」ということ。

人生を存分に楽しむには、無意識な自動運転をやめ、自らの意思で思う方向に操縦していかなければならない
無意識にひたすら大金を得ようとあくせく働いたり、貯金をするのではなく、自分のお金と時間の使い方をよく考えて選択していくことを重視するべきだ。
年を取ると、人は金を使わなくなる。
今、エネルギーがあるうちに有意義に金を使える方法を考える。

今まで「正社員ワーママ」という肩書に、ある種のプライドのようなものを持っていた。毎月一定のお給料が貰え、10年近く勤めれば仕事内容も社内の人とのつながりも、それなりに深みがでてくる
若いうちは無縁だった制度も、子どもが生まれたことによりこれらの制度をフル活用する立場に。
私の会社は特に、子の看護休暇や有休などの制度が充実しており、「長く働いてきてよかったー!制度よありがとう!」と復帰してみて改めて感じる部分も多かった。

会社も仕事も好きだし正社員が魅力的なのも確かだが、営業ワーママはまじでしんどかった…のも確か。
疲れすぎた分、帰宅後に子どもの相手をするのがきつくて寄り道や娘のワガママが全て「面倒くさい…」となってしまうくらいだった。せっかくのかけがえのない時間なのにね。

産休に入り、娘との時間は長くなったはずなのに
寄り道やワガママに対する私のストレスがむしろ半減し、「娘可愛い」「面白い」と思うことが増えた。

母は疲れすぎると良くないね。子育て楽しめない。
時間にゆとりがあると、こんなに気持ちは穏やかなのか。
今は完全にゴリラモードからゆるゆる羊モードだわ。

そんなことを思ってからは、正社員という「無意識自動運転モード」の肩書キャリアより、実は大事なものがあるのではないか?と思うようにもなった。
あれだけ、正社員であることにプライドを持っていたのに。

仕事は、自分を高められるから楽しい。
営業で沢山のお客さんと話すのも楽しい。
多分、今の仕事は自分に向いているのだと思う。

ただこの大事な30代は、もっと肩の力を抜いて自分のキャリアを操縦しても良いのではないかと考えるきっかけにはなった。
正社員じゃなくても、自分をめちゃくちゃ疲れさせなくても楽しい仕事は見つかると思うから。

正社員でいるうちは、確かに生活にゆとりはあるけれど老後にどれだけお金を貯めても、きっと使い切れない。
だから、無意識にお金を貯め続けるのはやめよう。

今まではコスパコスパ…と思っていたけれど、
30代の今からはちょっと良いモノ・ちょっと良い選択肢を選ぶよう心掛けても良いかもしれない。

自分の人生を転換するための大事な要素に、今からお金を使い始めよう。
私だけでなく、家族や周りの人のためにも。

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