最近のマンダラと、かつてのマンダラ
最近、マンダラが気になって、描いてみた。以前描いていて、楽しかったことを思い出したというのもあって。
油性色鉛筆と水彩色鉛筆、透明水彩絵の具、顔彩、pigmaの005を使用。
久しぶりだったので、いろいろな画材を使ってみた。
ちょうど10年ほど前から、しばらく油性色鉛筆でマンダラを描いていた。
中心があって、そこから同心円状に広がって模様を成すのが、当時の私にとってのマンダラ。
例えば塗り途中の画像だけど、こんなとか
ノートに描いてみたり
最初の頃は、少し大きめのスケッチブックに
昔の通りに描いてみよう、あのときの夢中な感じをもう一度、と思ったのたけど、今の私にとってマンダラは、もっと仏教に寄ったものにしたくて
調べているうちにチベット仏教の色鮮やかなマンダラに目が止まり、再開したマンダラは思いっきり影響を受けた。
でも、日本仏教のマンダラ(曼荼羅)の方が気になるので、両界曼荼羅を東寺や金剛峯寺まで見にいったし、本もいろいろ読んだ。
四国八十八カ所を巡ること自体もマンダラを描いているんじゃないかと思いつき、四国遍路も始め(まだ始めたばかり)
その結果、両界曼荼羅は、中心から広がり同時に中心へ向かう胎蔵曼荼羅と、中心はひとつではない(たくさんある)金剛界曼荼羅でできているということがわかって
結局、前に描いていたマンダラも(仏教的)曼荼羅だったんだなという結論に至る。
自分のマンダラブックを作りたくて、ノート型のスケッチブックを買ったので、少しずつ描き進める予定。