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お前、世界に対する愛が足りなくないか!?

世界への愛が足りない人をたまに見る。

あなたがどう生きようと勝手だし、不幸になるならなればいい。
私は自分の幸せだけを求めます。
何か問題でも?

そんな態度の人をたまに見る。

私は自身の努力でこの立場を手に入れた」というプライドが高い人に多い気がする。

だから、彼らから見ると、頭が悪いとか不幸な人生を送る人は、努力が足りない残念な人たちで、軽蔑の対象なのかもしれない。

自分は頑張った。お前は頑張っていない。
だから私の方が価値が高い。
お前より私の方が幸せになるのは当然だ。
そして頑張らないお前を助ける義務はない。

そんな考えなのだろうか。

書いていてもぞっとするが、そんな人を目の前にして辛くなることがたまにある。

色々思うことはあるけど、世界への愛が足りなくないか?と思う。

本当は自分に余裕がないのかもしれない
SNS で誰かを叩く人と同じな気がする。

そう考えると、以下の記事で議論した内容が関連しているのかもしれない。

別に彼らが間違っていると言える根拠は持ち合わせていないけど、何だか悲しいなと思う。

そんなに頑張って色々なものを手に入れたのに、まだ誰かを攻撃しないと気が済まないのかと思ってしまう。

地球の裏側で、赤ん坊が大人の論理で殺されていても、何も感じないのだろうか。

でも、もしかしたら彼らも犠牲者なのかもしれない

辛い現実から身を守るために武装しているのかもしれない。

最後に、私が大好きな文章の一部を紹介したい。
東京大学入学式の祝辞で読まれた文章だ。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞

私はこの言葉を信じて生きていきたい。

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しろいくろ (東京大学から米国留学)
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