怖れるものは何もない

昨日、山ちゃんと蒼井優ちゃんの記者会見で、優ちゃんの「山ちゃんを見てると自分が間違ってないと思える」という趣旨の発言を聞いて、親戚のおばさんのように、優ちゃん良かったねぇ(涙)!!!という気持ちに勝手になった。

人間というのは、たとえ世界中の皆に反対されても、たった一人でも、無条件に肯定してくれる存在がいれば、幸せになれるのだと思う。逆に、傍から見てどんなに恵まれた環境でも、条件付きでしか自分を愛せなかったとしたら、それはきっと何よりもつらいだろう。

誰かの役に立つ私。
お金を稼いでる私。
健康な私。
親孝行な私。
いい人な私。
かわいい私。

そんな自分にしか価値を見いだせなかったら、とてもつらい。

油断したら、弱さを見せたら、ちゃんとしてなきゃ、受け入れてもらえないんじゃないかという怖れ。その怖れは自分の心を映し出している。人を評価すると、人に評価されることが怖くなる。私が怖いのは私の評価だ。

周りの評価を気にせずに思ったことを素直に話すと、とても心地よく、穏やかで、静かな気持ちになる。今日は仕事でどかんとミスをしたけど、心はびっくりするほど穏やかで、平和だった。 

私の発言や行動によって、仮に他人からの評価が下がったとしても、それは私ではなく相手の問題であって、私は相手の評価を怖れる必要などないのだ。私は人の評価によって、何も損なわれはしない。

評価を手放す。それだけのことでこんなにも心が静かで、自由になる。今まで何をそんなに怖れてたのか不思議なくらい、心がすっと軽くなる。

私達は、誰かの役に立たなくても、仕事をしていなくても、元気がなくても、そこにいていいんだ。

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