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C94 ありがとうございました!

※「郷里の娘」は、2018年1月に閉店した銀座最後のグランドキャバレー「白いばら」の元ホステス3人からなるサークルです。C94で『キャバレーは今も昔も青春のキャンパス』という、白いばらの同人誌を頒布しました。

「郷里の娘」の夢です。白いばらでは学生時代に数年間働いていました。
同時期に入店しロッカーが近かった恋ちゃんとはお互いオタクということで意気投合し、着替え中と待機中はいつもBLの話をしていました。
2017年10月に白いばら閉店を知ってから、私たちは「白いばらの同人誌を作って夏コミに参加しよう! コスプレでドレスを着よう!」と決めて、夏コミに申し込みました。サークル名はもちろん、お店の前の日本地図の「あなたの郷里の娘を呼んでやって下さい」から取りました。

夏コミの抽選結果が出た6月、すぐ愛ちゃんを巻き込んで企画会議をしました。本のタイトルを『キャバレーは今も昔も青春のキャンパス』、私たちの名前を「夢・恋・愛」と決め(どちらもお店で使われていたキャッチフレーズから)、とりあえずやれるところから進めていきました。
仕事中も頭の7割は同人誌で占められていた私、文章ができてからというかほぼ同時進行でぎりぎりのなか本全体をすてきなデザインに仕上げてくれた恋ちゃん、てきぱきと写真を集めて写真集を作り後半はかわいいイラストをたくさん描いてくれた愛ちゃん。3人の力を出し合って、そして豪華なゲスト、思い出を寄せてくださったみなさまのおかげで、いい本を作ることができました!

私たちが参加した夏コミ3日目は21万人の参加者だったそうです。
当日は酷暑のなかたくさんの方にお立ち寄りいただき、持ち込み分は完売。BOOTHでの通販や委託のご利用もたくさんいただいています。
さらにうれしいのは、本のご感想やご自身の白いばらの思い出を寄せていただいたことです。指名のホステスさんがいて何度も通ってくださっていた方もいれば、あのお店の中はこんなふうになっていたんだ、こんなお店だったなら行っておけばよかったと言ってくださる方も。もしかしたら、白いばらやキャバレーをこの本で初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。
みなさまからたくさんのあたたかいお言葉をいただき、本を作ってよかったと心から思っています。本当にありがとうございました!!!

このnoteでは、夏コミの模様や今後の活動予定に加えて、本に入れられなかった裏話などもお伝えしていければと思っています。 (夢)

◆同人誌の概要
郷里の娘『キャバレーは今も昔も青春のキャンパス』
(B5判/42ページ/フルカラー/2018年8月12日発行)
販売箇所:BOOTH(通販)タコシェ模索舎シカクcomic zin文藝イシュタル

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