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ほんとはやだったけど2人目を妊娠すると決めた理由

現在第二子を妊娠中の私。
実はタイトルの通り、2人目の妊娠には後ろ向きだった。

結果的に自らの意思で妊娠すると決めたし、今では覚悟もできているつもり。
でも、妊活をするかどうかの踏ん切りをつけるのに、けっこう時間がかかった。

なんでそんなに葛藤があったのか。
そしてなぜ2人目を望むに至ったのか。

せっかくなので記録に残しておこうと思う。

ちなみに、不妊治療をされている方もいると思う。嫌な思いをしそうだな、と思ったらこのままブラウザを閉じていただきたい。
赤ちゃんは、望んだら必ずお腹に来てくれるものではありません。
妊娠できたという奇跡には本当に感謝をしているので、その辺りの批判はご勘弁。

なぜ私が妊娠をためらったのか

まず、私が妊娠を渋る理由には明確な理由があった。

①つわりをもう経験したくない
②出産時出血が酷かった

こう文字にすると、馬鹿らしいと思うかもしれないが、つわりの地獄を望んで繰り返したいと思う女性がこの世にどのくらいいるだろうか。

つわりについての考えはまた違うnoteに残すつもりだが、とにかく数ヶ月続く気持ち悪さとの戦いは、いろいろなものを犠牲にする。

つわりだけではない。
出産時に命の危険を感じた経験があるのに、再びこのリスクを背負えるのか?

もし万が一のことがあった時のことを考えると震える。
今2歳の娘と夫、そしてもしかしたら新たな新生児を残して母がこの世を去ることになるかもしれない。
単なる悲劇では済まされない。

これらのリスクを考えると、私だけの気持ちでいけば、2人目の妊娠への希望は皆無だった。

今いる娘に精一杯の愛をかけて、家族3人楽しく生きていければそれでいい。
そう思っていたのだ。

それでも再度妊娠すると決めたのは…

私の気持ちは変わらなかったが、結局私は再度妊娠する道を選んだ。

その理由は、娘のためが7割。夫の希望が3割。

夫は結婚当初から、子どもは2人欲しいと言っていた。
私は正直、1人でもいいや、と思っていたのだが、夫の希望は叶えてあげたいなぁとぼんやり思っていた。

1人目の時は、夫の遺伝子をこの世に残してあげたい、私も母親になってみたい。
そんな前向きな気持ちでいた。

もちろん、言うまでもないが、2人目を妊娠中の今、その気持ちは同じ。
生まれてきてくれるのを楽しみにしているし、検診で動くのを見ると泣きそうになる。お腹の子どもへの愛に差はない。

そして何より、娘のことを思うと2人目はいた方がいいな、と思ったのだ。
この理由が一番の決め手だった。

これは、本当に私の個人的な考えだが、娘がいつか大人になった時に、天涯孤独になってしまうのがかわいそう。そう思ってしまったのだ。

私は一人っ子で、夫には弟がいるが、まだ結婚していない。

つまり、娘には、まだいとこがいない。
まさに核家族化まっしぐら。

普通に考えれば、我々が先に逝く。その時に、娘が結婚をしたりしていて、心から信頼できる人と一緒にいたならば、多少は安心なのだが…。

もし、未婚だったら?
もし、頼れる人が周りにいなかったら?

娘は天涯孤独になる可能性がある。

これはなんとも心配な案件だ。

私は数年前に大病をした経験もあり、長生きできる自信はあまりない。
もしも…そう考えると、私にできることは弟か妹を産んであげることくらいなのでは?と思ってしまったのだ。

結局、妊娠する、しないの狭間で揺れ動きつつも、2人目の赤ちゃんが奇跡的にお腹に来てくれた。

もはやこれは運命だ。大切に育てようと思う。

いずれにせよ、兄弟がいるというのは色々楽しそうである。
兄弟喧嘩をしたことがない私には、未知の世界ってやつだ。

どうなるかはわからないけれど、こう言った理由で生まれてくる新しい命。

娘と、そしてこれから生まれてくる我が子には、支え合って生きて欲しい。

読んでくださり感謝です。え、さらにサポートしてくれるんですか?大事に使わせてもらいますね。