自分にとって苦手な人嫌いな人とは
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地球上には70億人の人がいます。
日本には約1億人の人がいます。
一生のうちで自分と関わる人は何人いるでしょうか。
さらに関わる人たちの中で深い関わり合いを持つ人となると,
とても絞られてきますね。
家族や恋人や友人や同僚や学生時代の仲間などなど。
そのとても少ない確率で深くかかわる人の中には、自分にとって苦手な人が含まれていることがあります。
苦手を通り越して嫌いな人がいるかもしれません。
苦手な人と関わらないといけないとき、どうしていますか。
できるだけ関りを少なくして距離を置いたり、
事務的な連絡に終始して感情を入れないようにしたり、
意見が合わないときは自分を抑え込んで流したり、
しているかもしれません。
◆陰と陽
陰陽の太極図をご存知でしょうか。
勾玉のような形の白と黒が組み合わさって円になっているものです。
白の勾玉の中には小さな黒があり、黒の勾玉の中には小さな白があります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
簡単に説明すると白は陽、黒は陰を表しています。
そして陽(白)の中に陰(黒)があり、
そして陰(黒)の中に陽(白)がある。
この世の中では陽が100%の存在は無く、陰が100%の存在もいない。
反対の性質を併せ持つことを示しています。
◆嫌われることを選択した魂
どんな嫌な人・陰ネガティブでも陽ポジティブな面を持っています。
どんなに愛がないように見えるエゴのカタマリのような存在でも、その中に愛を併せ持っているのです。
自分にとってどれほど苦手で嫌いな性質を持っている人であっても、自分に対しての愛を併せ持っています。
相手にとっての「嫌われ役を演じる」と決めてこの世に生まれてきている人がいるというお話があります。
誰もが愛を持って接し、愛を持って接してもらえるほうがいいですよね。
それなのにわざわざ嫌われ役を演じるとは、どういう意味なのか。
困難なできごと、ネガティブなできごとが起こると、人はその問題を解決しようとして工夫したり学んだり努力をします。
ネガティブは人の魂を成長させるために必要があって起きていることがあります。
ポジティブで良い気分でずっといられたら心地よい反面、とても退屈な日々を過ごすことになります。
そこに魂の成長はありません。
大きなネガティブ役を演じている人の中には大きな愛が隠れています。
大きな愛があるからこそ、あえて嫌われる役を引き受けてあなたの魂の成長に力を貸してくれているのです。
◆ネガティブに含まれる意味
自分にとって苦手な人嫌いな人は、自分が学ばなければならないことを氣づかせる存在です。
嫌いな人が発しているメッセージをどう受け止めるか。
どう乗り越えるか。
嫌いな人の姿を通して自分がどうありたいかのイメージを明確にすることもできます。
小さなネガティブからは小さな氣づきを得て、
大きなネガティブは乗り越えたとき、大きな氣づきを得ます。
乗り越えられないネガティブは起こらない。
自分が向き合わずに逃げていると乗り越えるときは来ません。
◆ネガティブなできごとから愛の強さに氣づく
愛とは真逆の意識を送ってきていれば、自分にある愛をゆるぎないものにする。
傷つけようとする意識を送ってきていれば、影響を受けないほどの大きな愛で自分を包む。
エゴに対して最も強いものは愛であることに氣づくことです。
ただし、不当な扱いをしてきたときに受け入れるというのではありません。
自分が犠牲者になっていれば、我慢すればいいというのとは違います。
自分を大切にしないことはエゴに繋がります。
相手が伝えようとしていること、その中に何が現れているのか。
自分を愛で満たし、自分を大切にするから、愛を持って接することができるのです。
優しい言葉や差し障りの無い言葉で接するのが本当の愛ではないのです。
ときには一緒に行動を共にするだけが、自分の望む未来を描かないこともあるかもしれません。
魂が成長すると自分にとって必要な人間関係も変化することがあります。
ネガティブは奥に愛が隠れている、内包していることに氣づくことができたとき、ネガティブな出来事を乗り越える出口が見えてくる。
その先には魂が成長した自分自身がいます。
これを行うためには、自分自身を愛で満たすことを許可することが必要です。
自分が愛で満たされて、人に愛を持って接することができます。
ネガティブな意識を送る人への自分の感情を、愛で包み手放す。
あなたの魂が抱えている課題は軽くなっていくでしょう。
あなたが愛を拡大する存在になっていけることを祈っています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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