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【D&D2024プレイテスト】アーティフィサー

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.


この記事は、D&D Beyondにて無料公開されたUnearthed Arcana: The Artificerというドキュメントを非公式に日本語訳したものです。
※Unearthed ArcanaとはD&D公式による正式公開前のコンテンツで、D&D2024の追加クラスとしてアーティフィサーを作ったからみんなで遊んでみて感想を送ってね!それを踏まえて製品版を調整するよ!みたいなやつです。コメントは12/24から募集するそうです。

元記事と併せて紹介動画も公開されています。


アーティフィサー(Artificer)

魔法工芸家、驚異の品の発明家

アーティフィサー(魔法技師)は発明の天才であり、創意工夫と魔法を使うことで、物体に眠る可能性を解き放つ。アーティフィサーにとって魔法とは、解読し呪文と発明によって制御すべき複雑なシステムである。君がアーティフィサーをプレイするために必要な情報のすべてを、以下の各項目で説明しよう。

アーティフィサーのコア特徴

主要能力値:【知力】
ヒット・ポイント・ダイス:アーティフィサー・レベルごとに1d8
セーヴィング・スロー習熟:【耐久力】、【知力】
技能習熟:2つ選択:〈医術〉、〈自然〉、〈捜査〉、〈知覚〉、〈手先の早業〉、〈魔法学〉、〈歴史〉
武器習熟:単純武器
道具習熟:盗賊道具、よろず修理屋道具、君が選んだ1種類の職人道具
防具訓練:軽装鎧、中装鎧、盾
初期装備:AまたはBを選択:(A)スタデッド・レザー・アーマー、ダガー、盗賊道具、よろず修理屋道具、地下探検家パック、16gp;(B)150gp

アーティフィサーの作成

1レベル・キャラクターとして

  • 「アーティフィサーのコア特徴」表にあるすべての特徴を得る。

  • 「アーティフィサーの特徴」表にある、アーティフィサーの1レベル特徴を得る。

マルチクラス・キャラクターとして

  • 「アーティフィサーのコア特徴」表のうち、次の特徴を得る:ヒット・ポイント・ダイス、よろず修理屋道具の習熟、アーティフィサー技能1種類(君が選ぶ)、軽装鎧、中装鎧、盾の訓練。

  • 「アーティフィサーの特徴」表にある、アーティフィサーの1レベル特徴を得る。君が利用可能な呪文スロットを決める際には、『プレイヤーズ・ハンドブック』のマルチクラスに関するルールを参照し、君のアーティフィサー・レベルの半分(端数切り上げ)を加える。

アーティフィサーのクラス特徴

アーティフィサーであることにより、君は特定のアーティフィサー・レベルに達した際、以下のクラス特徴を得る。クラス特徴は「アーティフィサーの特徴」表にまとめてある。

設計メモ:アーティフィサーの変更点
『ターシャの万物釜』で登場したこのクラスの主な変更点は以下の通り。
“魔法の小発明”Magical Tinkeringは、アーティフィサーに低価格のアイテムをすぐに作成できるものになった。
呪文発動Spellcastingは、アーティフィサーは大休憩ごとに初級呪文を1つ変更できるようになった。
魔具化Infuse Itemが再設計され、魔法のアイテム模造Replicate Magic Itemに名前を変えた。この特徴により、アーティフィサーは条件を満たすレアリティとアイテム種別の魔法のアイテムを模造できるようになる。
魔法のアイテム発明Magic Item Tinker道具習熟強化 Tool Expertiseを置き換え、魔法のアイテムを呪文スロットに変換できるようになった。
天才のひらめきFlash of Geniusは、能力値判定またはセーヴィング・スローの失敗時に使用できるようになった。
呪文蓄積アイテムSpell-Storing Itemが変更され、3レベルのアーティフィサー呪文が含まれるようになった。
技術魔法の真髄Soul of Artificeは、死亡を回避するのにリアクションを必要としなくなり、1ではなく20ヒット・ポイントまで回復するようになった。 この特徴のもう一つの利益として、能力値判定を強化するようになった。

1レベル:魔法の小発明Magical Tinkering
よろず修理屋道具を手に持っている間、魔法Magicアクションとして、自分から1.5m(5フィート)以内の何ものにも占められていない空間に、以下のリストから選んだアイテムを1つ作り出すことができる。
小さな金属球、かご、携帯用寝具、ベル、毛布、滑車装置、バケツ、まきびし、ろうそく、かなてこ、ビン、水差し、ランプ、Net、油、紙、羊皮紙、棒、ポーチ、ロープ、ずだ袋、シャベル、ひもString、ほくち箱、松明、ビン
各アイテムのルールについては『プレイヤーズ・ハンドブック』を参照のこと。作成したアイテムは1時間後に消え失せる。
この特徴は、君の【知力】修正値に等しい回数(最低1回)使用でき、大休憩終了時に消費ずみの使用回数をすべて回復する。

1レベル:呪文発動Spellcasting
君は物体に魔力を流し込む技術を学んだ。呪文発動に関するルールは『プレイヤーズ・ハンドブック』を参照のこと。以下では、アーティフィサー呪文リストにあるアーティフィサー呪文を使用する際のルールについて詳しく説明する。 アーティフィサー呪文リストは、このクラスの説明の後半に記載されている。
必要な道具:アーティフィサー呪文は道具を通じて生み出される。 君は盗賊道具、よろず修理屋道具、または君が習熟している職人道具を呪文発動焦点具として使用することができる。 さらに、君がアーティフィサー呪文を発動する際には、それらの焦点具のうち1つを手に持っておく必要がある(つまり、君がこのようにして呪文を発動する際、その呪文には物質要素があるということだ)。
初級呪文:君は任意のアーティフィサー初級呪文を2つ修得している。 アシッド・スプラッシュとプレスティディジテイションがおすすめだ。大休憩を終えるたび、この特徴で得た初級呪文1つを、他のアーティフィサー初級呪文1つを選んで入れ換えることができる。君のアーティフィサー・レベルが10および14に達した際、「アーティフィサーの特徴」表の初級呪文修得数の項にある通り、追加でアーティフィサー初級呪文を修得してゆく。
呪文スロット:1レベル以上の呪文を発動するために呪文スロットをどれだけ有するかは「アーティフィサーの特徴」表に示してある。大休憩を終えたなら、君は消費した呪文スロットをすべて回復する。
1レベル以上の呪文の準備:君は、自分がこの特徴で発動可能な1レベル以上の呪文のリストを作成する。最初に、1レベルのアーティフィサー呪文を2つ選ぶ。キュア・ウーンズとグリースがおすすめだ。このリストに入れられる呪文の数は、「アーティフィサーの特徴」表の準備可能な呪文数の項に示されている通り、アーティフィサー・レベルを得るたびに増加する。 準備可能な呪文数が増加するたび、このリストの呪文数が表にある呪文数と同じになるまで、追加でアーティフィサー呪文を選ぶ。選択する呪文は、君が呪文スロットを有する呪文レベルのものでなければならない。たとえば君が5レベルのアーティフィサーだったとしよう。君は1レベルと2レベルのアーティフィサー呪文あわせて6種類を準備できる(うち、1レベル呪文をいくつ、2レベル呪文をいくつ準備するかは自由である。)
他のアーティフィサー特徴によって君が常に準備している呪文を得た場合、その呪文はこの特徴で準備可能な呪文数には数えないが、それでもアーティフィサー呪文として扱う。
準備している呪文の変更:君は、大休憩を終了するたびに、準備している呪文のリストを変更し、リストにある任意の呪文を、君が呪文スロットを有する他のアーティフィサー呪文と入れ換えることができる。
呪文発動能力値:君のアーティフィサー呪文発動能力値は【知力】である。

2レベル:魔法のアイテム模造Replicate Magic Item
君は魔法のアイテムを作るために用いる秘伝の設計図Planを修得した。
設計図修得数:この特徴を得た時点で、「魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・2レベル以上)」表から修得する設計図を4種類選ぶこと(各アイテムの説明については『ダンジョンズ・マスターズ・ガイド』を参照のこと)。おすすめはバッグ・オヴ・ホールディング、キャップ・オヴ・ウォーター・ブリージング、センディング・ストーンズ、ワンド・オヴ・ウォーメイジ+1だ。君がアーティフィサー・レベルを得るたび、 修得済みの設計図のうち1つを、条件を満たす新しい設計図と入れ替えることができる。
「アーティフィサーの特徴」表の設計図修得数の項にある通り、特定のアーティフィサー・レベルに達した際、他の設計図を選んで修得する。
アイテムの作成:大休憩終了時、よろず修理屋道具を持っているならば、1つまたは2つの異なる魔法のアイテムを作成できる。作成するアイテムは、この特徴で君が修得している設計図のうちの1つに基づいたものである。同調を要するアイテムに関しては、君がそのアイテムを作成した瞬間に同調することができる。後になってからそのアイテムと同調することにした場合は、通常の同調ルールに従う。「アーティフィサーの特徴」表の魔法のアイテムの項に指定された特定のアーティフィサー・レベルに達すると、大休憩の終了時に作成できる魔法のアイテム数が増加する。 作成するアイテムは、君が修得している別々の設計図に基づいている必要がある。この特徴で作成できる魔法のアイテム数の上限を超えようとした場合、最も昔に作成したアイテムが消え失せ、新しいアイテムが現れる。
持続時間:この特徴で作成された魔法のアイテムは、魔法が永続しないことを除いては、通常の魔法のアイテムとまったく同じように機能する。君が死亡した時、作成した魔法のアイテムは1d4日後に消滅する。この特徴で作成したアイテムが容器(バッグ・オヴ・ホールディングなど)であり、それが消滅したならば、中の物はそのアイテムと同じスペースやその周辺に無事出現する。

魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル2以上)
アルケミー・ジャグ
バッグ・オヴ・ホーディング
キャップ・オヴ・ウォーター・ブリージング
ポーション、巻物、呪いのアイテム以外のコモンの魔法のアイテム(この選択肢は複数回修得できるが、1回の取得ごとに異なるアイテムを選択しなければならず、選択したアイテムごとに異なる設計図とみなされる)
ゴーグルズ・オヴ・ナイト
ロープ・オヴ・クライミング
センディング・ストーンズ
盾+1
ワンド・オブ・マジック・ディテクション
ワンド・オブ・シークレッツ
ワンド・オブ・ウォーメイジ+1
武器+1

魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル6以上)
防具+1
ブーツ・オヴ・エルヴンカインド
クローク・オヴ・エルヴンカインド
クローク・オヴ・マンタ・レイ
アイズ・オヴ・チャーミング
グラヴズ・オヴ・シーヴァリー
呪われていないアンコモンの防具、ワンド、武器(この選択肢は複数回修得できるが、1回の取得ごとに異なるアイテムを選択しなければならず、選択したアイテムごとに異なる設計図とみなされる)

魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル10以上)
呪われていないアンコモンの指輪またはその他の魔法のアイテム(この選択肢は複数回修得できるが、1回の取得ごとに異なるアイテムを選択しなければならず、選択したアイテムごとに異なる設計図とみなされる)

魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル14以上)
呪われていないレアの防具、指輪、ワンド、武器、その他の魔法のアイテム(この選択肢は複数回修得できるが、1回の取得ごとに異なるアイテムを選択しなければならず、選択したアイテムごとに異なる設計図とみなされる)

3レベル:アーティフィサーのサブクラス
君はアーティフィサーのサブクラスを1つ選んで得る。このクラスの説明に続いて、アルケミストAlchemistアーマラーArmorerアーティラリストArtilleristバトル・スミスBattle Smithのサブクラスについて詳述する。サブクラスは専門分野であり、特定のアーティフィサー・レベルで君に特徴を与える。君はそれ以降、選択したサブクラスの特徴のうち自分のアーティフィサー・レベル以下のものをそれぞれ得る。

3レベル:仕事道具作成Right Tool for the Job
“魔法の小発明”で作成できるアイテムのリストに職人道具(『プレイヤーズ・ハンドブック』で説明している)が入る。

4レベル:能力値上昇
君は“能力値上昇”の特技、または条件を満たす他の特技を1つ選択して得る。 この特徴は、アーティフィサー・レベルが8、12、16になった時点で再び得られる。

6レベル:魔法のアイテム発明Magic Item Tinker
“魔法のアイテム模造”の特徴が以下のように強化される:
魔法のアイテム吸収:君はボーナス・アクションとして、自分から1.5m(5フィート)以内にある“魔法のアイテム模造”で作成した魔法のアイテムに触れることで、そのアイテムを消し、その魔力を呪文スロットに変換することができる。変換する呪文スロットは、そのアイテムがコモンであれば1レベル、アンコモンまたはレアであれば2レベルとなる。 一度この能力を使用すると、大休憩を終えるまで再使用できない。この特徴で作成した呪文スロットは、大休憩を終えると消え失せる。
模造品拡張:“魔法のアイテム模造”の特徴で設計図を修得する際、「魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル6以上)」表からも選択できるようになる。

7レベル:天才のひらめきFlash of Genius
君または君が見ることのできる9m(30フィート)以内のクリーチャーが能力値判定またはセーヴィング・スローに失敗した時、君はリアクションを取って、その1回のロールにボーナスを加えることができる(それによって失敗するはずの判定を成功に変えてしまうこともありうる)。このボーナスは君の【知力】修正値に等しい。
このリアクションは君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる(最低1回)。大休憩を終えるたび、消費した使用回数はすべて回復する。

10レベル:魔法のアイテムの名匠Magic Item Adept
君は魔法のアイテムの使用法と作成法を深く理解し、以下の利益を得る。
同調追加:君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は3ではなく4である。
模造品拡張:“魔法のアイテム模造”の特徴で設計図を修得する際、「魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル10以上)」表からも選択できるようになる。

11レベル:呪文蓄積アイテムSpell-Storing Item
君は物体の中に呪文を蓄積する技を身に着ける。君は大休憩を終えるたびに、(1)単純武器、(2)軍用武器、または(3)君が呪文発動焦点具として使用できるアイテム、のいずれか1つに触れて、呪文を1つ蓄積することができる。その呪文は1~3レベルのアーティフィサー呪文で、発動時間が1アクションのものに限られるが、君が準備している呪文でなくともよい。
こうして呪文を蓄積されたアイテムを持っているクリーチャーは、1回のアクションとして、そのアイテムからその呪文の効果を発生させることができる。その際の呪文発動能力値は(そのクリーチャーではなく)君の値を用いる。精神集中を要する呪文の場合は、そのクリーチャーが精神集中を行なう必要がある。蓄積された呪文は、君が再びこの特徴を使って物体に呪文を蓄積するか、君の【知力】修正値の2倍の回数だけ(最低2回)呪文が使われるまで、その物体に残り続ける。

14レベル:魔法のアイテムの碩学Magic Item Savant
魔法のアイテムに関する君の技量はさらに深まり、以下の利益を得る:
同調追加:君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は3ではなく5である。
模造品拡張:“魔法のアイテム模造”の特徴で設計図を修得する際、「魔法のアイテムの設計図(アーティフィサー・レベル14以上)」表からも選択できるようになる。君が“魔法のアイテム模造”で作成できるレアのアイテムは、一度に3つまでである。

18レベル:魔法のアイテムの達人Magic Item Master
君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は3ではなく6である。

19レベル:偉業の証Epic Boon
君は偉業の証の特技か、条件を満たす他の特技を得る。“エネルギー抵抗の証”がおすすめだ。

20レベル:技術魔法の神髄Soul of Artifice
君は自分の魔法のアイテムと神秘的な絆を構築し、助力を引き出すことができる。君は以下の利益を得る:
死亡回避:君のヒット・ポイントが0に減少したが死ななかった場合、自分の“魔法のアイテム模造”の特徴で作成したアンコモンまたはレアの魔法のアイテム1つを分解することで、ヒット・ポイントを0でなく20にすることができる。
魔法の導き:君は、1つ以上の魔法のアイテムに同調している間、君が行なうすべての能力値判定に1d6を追加することができる。このダイスを追加するかどうかを決めるのはd20をロールした後でよい。この利益を使用できるのは1ターンに1回のみである。

アーティフィサー呪文リスト

設計メモ:呪文リストの変更点
アーティフィサー呪文リストには、以下の新しい呪文が含まれる。
•初級呪文:エレメンタリズム、トゥルー・ストライク
•レベル2:アーケイン・ヴィガー、ドラゴンズ・ブレス、ホムンクルス・サーヴァント
•レベル5:サークル・オブ・パワー
このリストには、『プレイヤーズ・ハンドブック』と本記事に収録されている呪文のみが含まれている。『ターシャの万物釜』を持っているなら、君のアーティフィサーは書内に収録されているこのクラスの呪文を引き続き使用できる。

初級呪文(0レベル)
呪文:系統(特記)
アシッド・スプラッシュ:力術
ダンシング・ライツ:幻術(精神集中)
エレメンタリズム:変成術
ファイアー・ボルト:力術
ガイダンス:占術(精神集中)
ライト:力術
メイジ・ハンド:召喚術
メンディング:変成術
メッセージ:変成術
ポイズン・スプレ:死霊術
プレスティディジテイション:変成術
レイ・オヴ・フロスト:力術
レジスタンス:防御術(精神集中)
ショッキング・グラスプ:力術
スペア・ザ・ダイイング:死霊術
ソーン・ウィップ:変成術
サンダークラップ:力術
トゥルー・ストライク:占術(物質要素)

1レベル
呪文:系統(特記)
アラーム:防御術(儀式)
キュア・ウーンズ:防御術
ディテクト・マジック:占術(精神集中、儀式)
ディスガイズ・セルフ:幻術
エクスペディシャス・リトリート:変成術(精神集中)
フェアリー・ファイア:召喚術(精神集中)
フォールス・ライフ:死霊術
フェザー・フォール:変成術
グリース:召喚術
アイデンティファイ:占術(儀式、物質要素)
ジャンプ:変成術
ロングストライダー:変成術
ピュリファイ・フード・アンド・ドリンク:変成術(儀式)
サンクチュアリ:防御術

2レベル
呪文:系統(特記)
エイド:防御術
オルター・セルフ:変成術(精神集中)
アーケイン・ロック:防御術(物質要素)
アーケイン・ヴィガー:防御術
ブラー:幻術(精神集中)
コンティニュアル・フレイム:力術(物質要素)
ダークヴィジョン:変成術
ドラゴンズ・ブレス:変成術(儀式)
エンハンス・アビリティ:変成術(精神集中)
エンラージ/リデュース:変成術(精神集中)
ヒート・メタル:変成術(精神集中)
ホムンクルス・サーヴァント(このUAに記載):召喚術(儀式、物質要素)
インヴィジビリティ:幻術(精神集中)
レッサー・レストレーション:防御術
レヴィテート:変成術(精神集中)
マジック・マウス:幻術(儀式、物質要素)
マジック・ウェポン:変成術
プロテクト・フロム・ポイズン:防御術
ロープ・トリック:変成術
シー・インヴィジビリティ:占術
スパイダー・クライム:変成術(精神集中)
ウェブ:召喚術(精神集中)

3レベル
呪文:系統(特記)
ブリンク:変成術
クリエイト・フード・アンド・ドリンク:召喚術
ディスペル・マジック:防御術
エレメンタル・ウェポン:変成術(精神集中)
フライ:変成術(精神集中)
グリフ・オヴ・ウォーディング:防御術(物質要素)
ヘイスト:変成術(精神集中)
プロテクション・フロム・エナジー:防御術 防御術(精神集中)
リヴィヴィファイ:死霊術(物質要素)
ウォーター・ブリージング:変成術(儀式)
ウォーター・ウォーク:変成術(儀式)

4レベル
呪文:系統(特記)
アーケイン・アイ:占術(精神集中)
ファブリケイト:変成術
フリーダム・オヴ・ムーヴメント:防御術
レオムンズ・シークレット・チェスト:召喚術(物質要素)
モルデカイネンズ・フェイスフル・ハウンド:召喚術
モルデカイネンズ・プライヴェート・サンクトゥム:防御術
オティルークス・リジリアント・スフィアー:防御術(精神集中)
ストーン・シェイプ:変成術
ストーンスキン変成術(精神集中、物質要素)
サモン・コンストラクト:召喚術(精神集中、物質要素)

5レベル
呪文:系統(特記)
アニメイト・オブジェクツ:変成術(精神集中)
ビグビーズ・ハンド:力術(精神集中)
サークル・オヴ・パワー:防御術(精神集中)
クリエイション:幻術
グレーター・レストレーション:防御術(物質要素)
ウォール・オヴ・ストーン:力術(精神集中)

アーティフィサーのサブクラス

アーティフィサーのサブクラスは専門分野であり、特定のアーティフィサー・レベルで君に特徴を与える。この項では、アルケミストAlchemistアーマラーArmorerアーティラリストArtilleristバトル・スミスBattle Smithを紹介する。

アルケミスト

魔法のエリクサーやポーションを作成する

アルケミスト(錬金術師)は、薬品を組み合わせて魔法効果を生み出す専門家だ。アルケミストの産み出すものは、生命を与えることも、吸い取ることもできる。

設計メモ:アルケミストの変更点
『ターシャの万物釜』で登場したこのサブクラスの主な変更点は以下の通り:
アルケミストの呪文Alchemist Spellsのブライトをヴィトリオリック・スフィアーに置き換えられた。
道具習熟Tool Proficiencyにより、このアーティフィサーはポーションを素早く作成できるようになった。
試作型エリクサーExperimental Elixirはより多くのエリクサーを生成するようになり、治癒のエリクサーの回復量が増加し、表の6行目でエリクサーの効果を選択できるようになった。
回復の秘薬Restorative Reagentsが変更され、一時的ヒット・ポイントがレベルに応じて上昇するようになった。
化学奥義Chemical Masteryの設計が変更された。追加ダメージ、抵抗、ターシャズ・バブリング・コルドロンを発動する能力が追加された。

3レベル:道具習熟Tool Proficiency
君は錬金術用品に習熟する。すでに習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで習熟する。
また、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』のアイテムの作成ルールでポーションを作成する際、作成に必要な時間が半分になる。

3レベル:アルケミストの呪文
君は「アルケミストの呪文」表にあるアーティフィサー・レベルに達して以降、リストにある呪文を常に準備しているようになる。

アルケミストの呪文
3レベル:ヒーリング・ワード、レイ・オヴ・シックネス
5レベル:フレイミング・スフィアー、メルフス・アシッド・アロー
9レベル:ガシアス・フォーム、マス・ヒーリング・ワード
13レベル:デス・ウォード、ヴィトリオリック・スフィアー
17レベル:クラウドキル、レイズ・デッド

3レベル:試作型エリクサーExperimental Elixir
君は錬金術用品を手に持ちながら大休憩を終えるたびに、その道具を使用して2服ぶんの試作型エリクサーを魔法的に生成することができる。それぞれのエリクサーについて、「試作型エリクサー」表でロールしてこのエリクサーの効果を決めること。このエリクサーは小ビンの中に現れ、エリクサーを飲むか注ぎ出した時点でこの小ビンは消え去る。君が大休憩を終えた時点で残っているエリクサーがあれば、このエリクサーと小ビンは消え去る。
エリクサーを飲む:クリーチャーは、1回のボーナス・アクションとして、このエリクサーを飲むか、無力状態のクリーチャーに飲ませることができる。
追加のエリクサーを作る:君は錬金術用品を手に持ちながら魔法アクションとして、呪文スロットを1つ消費して追加のエリクサーを1服作るができる。この方法でエリクサーを作る場合には、「試作型エリクサー」表から(ロールするのではなく)好きな効果を選ぶことができる。
君のアーティフィサー・レベルが特定の値に達するたび、大休憩の終了時に追加のエリクサーを作ることができるようになる:5レベルで合計3本、9レベルで4本、15レベルで5本。

試作型エリクサー
1d6:効果
1:治癒。飲んだ者のヒット・ポイントが(2d8+君の【知力】修正値)だけ回復する。
2:俊足。飲んだ者は以後1時間、移動速度が3m(10フィート)増加する。
3:弾性。飲んだ者は以後10分間、ACに+1ポーナスを得る。
4:勇敢。飲んだ者は以後1分間、攻撃ロールやセーヴィング・スローを行なうたびに、1d4をロールして出た目を加えることができる。
5:飛行。飲んだ者は以後10分間、飛行移動速度 3m(10フィート)を得る。
6:君はこのエリクサーの効果を、この表の他の行から1つ選んで決めることができる。

5レベル:錬金術の碩学Alchemical Savant
君が錬金術用品を呪文発動焦点具として使って呪文を発動するたび、その呪文によるダイス・ロールの1つにボーナスがつく。ただし、そのロールは、ヒット・ポイントを回復するものか、[酸]、[死霊]、[毒]、[火]のいずれかの種別のダメージ・ロールに限られる。ボーナスは君の【知力】修正値に等しい(最低+1)。

9レベル:回復の秘薬Restorative Reagents
君は自分の作品の一部に回復の秘薬を混ぜ込むことができるようになり、以下の利益を得る:
増強:君が“試作型エリクサー”の特徴で作ったエリクサーを飲んだクリーチャーは、(君の【知力】修正値+君のアーティフィサー・レベル)に等しい値の一時的ヒット・ポイントを得る。
回復:君はレッサー・レストレーション呪文を準備していなくとも、呪文スロットも消費せずに、この呪文を発動できる。その際には錬金術用品を呪文発動焦点具として使用する必要がある。この呪文発動は君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる(最低1回)。消費した使用回数は君が大休憩を終えた時点ですべて回復する。

15レベル:化学奥義Chemical Mastery
君は以下の利益を得る:
錬金爆破:君が目標に[酸]、[死霊]、[毒]、または[火]ダメージを与えるアーティフィサー呪文を発動する際、その目標に対して追加で2d8[力場]ダメージを与えることができる。この利益は自分のターンごとに1回のみ使用できる。
化学抵抗:君は[酸]ダメージと[毒]ダメージに対する抵抗を持つ。
大釜召喚:君はターシャ・バブリング・コルドロン呪文を準備していなくとも、呪文スロットも消費せずに発動できる。その際に物質要素は不要だが、錬金術用品を呪文発動焦点具として使用する必要がある。この特徴は1度使用したなら、大休憩を終えるまで再使用できない。

アーマラー

魔法の鎧を作成して能力を強化する

アーマラー(武器と鎧の匠)は鎧を改造し、第二の皮膚と呼んで差支えないほどの機能を持たせる。こうして強化された鎧はアーティフィサーの魔法を研ぎ澄ませ、強力な攻撃を放ち、並外れた防御力を誇る。

設計メモ:アルケミストの改善点
『ターシャの万物釜』で登場したこのサブクラスの主な変更点は以下の通り:
仕事道具Tools of the Tradeにより、このアーティフィサーは鎧を素早く作成できるようになった。
モード変更Armor Modelに新たな鎧のモードが追加:弩級モードDreadnought。護衛モードでは、防御フィールドが特定の使用回数ではなく出血状態に依存するようになった。
秘術鎧魔具化Armor Modificationsは新特徴“鎧模造Armor Replication”に置き換わった。
秘術鎧完成体Perfected Armorは、雷鳴パンチと電撃ランチャーのダメージを上昇させるようになった。

3レベル:仕事道具Tools of the Trade
君は重装鎧の訓練を得る。また、君は鍛冶道具に習熱する。すでに鍛冶道具に習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで習熟する。
また、君が非魔法の鎧または魔法の鎧を作成する際、作成に必要な時間が半分になる。

3レベル:アーマラーの呪文
君は「アーマラーの呪文」表にあるアーティフィサー・レベルに達して以降、リストにある呪文を常に準備しているようになる。

アーマラーの呪文
3レベル:サンダーウェイヴ、マジック・ミサイル
5レベル:シャター、ミラー・イメージ
9レベル:ヒプノティック・パターン、ライトニング・ボルト
13レベル:グレーター・インヴィジビリティ、ファイアー・シールド
17レベル:ウォール・オヴ・ファイアー、パスウォール

3レベル:秘術鎧Arcane Armor
君が鍛治道具を手に持っているなら、君は魔法アクションとして、自分が着用している1そろいの鎧を秘術鎧に変えることができる。君が他の鎧1そろいを着用するか君が死亡するまで、その鎧は秘術鎧のままである。
秘術鎧を着用している間、君は以下の利益をすべて得る:
必要筋力無視:その鎧が通常ならば“【筋力】値が所定の値に満たないとペナルティを受ける”という制限があっても、君の秘術鎧にそのような制限はない。
高速着脱:君は利用アクションとして秘術鎧を着けたり外したりできる。
第二の肌:君の秘術鎧は君と結びついており、君の意に反してこの鎧を脱がせることはできない。また、この鎧は君の全身を覆っているが、君はボーナス・アクションとして鎖の部分を胴体内にひっこめたり、再展開したりすることができる。君が四肢を失っている場合、この鎖は義肢の役目も果たし、君が失った四肢とまったく同様に機能する。
呪文発動焦点具:君の秘術鎧は君のアーティフィサー呪文の呪文発動焦点具として使える。

3レベル:モード変更Armor Model
君は自分の秘術鎧をカスタマイズできる。これを行なう際には、“弩級モードDreadnought”、“護衛モードGuardian”、“潜入モードInfiltrator”のいずれかを選ぶこと。秘術鎧を着用している間、君は選んだモードごとに特殊な利益を得る。
それぞれのモードには特別な武器が組み込まれている。君はこの武器で攻撃する際、攻撃ロールおよびダメージ・ロールに、【筋力】や【敏捷力】修正値の代わりに)【知力】修正値を足すことができる。
君が鍛冶道具を手に持っているなら、君は小休憩または大休憩を終えるたびに鎧のモードを変更できる。

弩級モードDreadnought
君は自分の鎧を戦場にそびえ立つ重戦車に変形させる。この鎧は以下の特徴を有する:
フレイル装甲Armor Flail君の鎧の籠手1つから鎖のついた鉄球が現れる。その鉄球は以下の特徴を有する:
武器カテゴリー:単純近接武器
ヒット: (1d10+攻撃ロールに用いた能力修正値)の[殴打]ダメージ
特性:間合い
巨大化Giant Stature君はボーナス・アクションとして、1分間、君の鎧を変形させ、大きくする。持続時間ちゅう、君の間合いは1.5m(5フィート)増加し、君のサイズ分類が中型以下ならば大型になる(君が着用しているものもすべて大きくなる)。君がサイズ分類を大きくする空間がない場合、サイズ分類は変化しない。このボーナス・アクションは 【知力】修正値に等しい回数使用できる(最低1回)。大休憩を終えると、消費した使用回数をすべて回復する。
解体用金属球Wrecking Ballサイズ分類が自分より1段階以上小さいクリーチャーにフレイル装甲をヒットさせたならば、君はそのクリーチャーを自分から遠ざかる方向に最大3m(10フィート)押しやるか、自分に向かって最大3m(10フィート)引き寄せることができる。

護衛モードGuardian
君は最前線で戦うための鎧を設計する。この鎧は以下の特徴を有する:
雷鳴パンチThunder Gauntlets君の鎧の籠手はどれも以下の特徴を有する
武器カテゴリー:単純近接武器
ヒット: (1d8+攻撃ロールに用いた能力修正値)の[雷鳴]ダメージ
撹乱パルスDistracting Pulseこの籠手のヒットを受けたクリーチャーは、君の次のターンの開始時まで、君以外の目標に対する攻撃ロールに不利がつく。
防御フィールドDefensive Field出血状態Bloodiedの時、君はボーナス・アクションを取ることで、君のアーティフィサー・レベルに等しい値の一時的hpを得ることができる。この一時的hpは、君がこの鎧を外した時点で失われる。

潜入モードInfiltrator
君は自分の鎧を潜入工作向きに変形させる。この鎧は以下の特徴を有する:
電撃ランチャーLightning Launcher鎧の片方の籠手または鎧の胸部(君が選択)に、宝石に似た突起が生じる。その突起は以下の特徴を有する:
武器カテゴリー:単純遠隔武器
ヒット:(1d6+攻撃ロールに用いた能力修正値)の[電撃]ダメージ
特性:投擲(27/90m(90/300フィート))
電撃ショックLightning Jolt君の各ターンに1回だけ、電撃ランチャーでクリーチャーにヒットを与えた時に、1d6の追加[電撃]ダメージを与えることができる。
歩行ブーストPowered Steps君の移動速度は 1.5m(5フィート)増える。
静音フィールドDampening Field君は【敏捷力】<隠密>判定に有利を得る。君の秘術鎧が、本来ならば【敏捷力】<隠密>判定に不利のつく種類の鎧である場合、通常どおり有利と不利が打ち消し合う。

5レベル:追加攻撃
君は自分のターンに攻撃アクションをとるたびに、1回ではなく2回の攻撃を行なえる。

9レベル:鎧模造Armor Replication
君は“魔法のアイテム模造”の特徴で作成可能な追加の設計図を1種類修得する。追加の設計図は防具カテゴリーでなければならない。この追加の設計図を入れ換える場合、入れ替えるのは他の防具の設計図でなけばならない。また、“魔法のアイテム模造”の特徴で追加のアイテムを作成することができる。こうして作成するアイテムも防具カテゴリーでなければならない。

15レベル:秘術鎧完成体Perfected Armor
君の秘術鎧はモードごとに、以下に詳述する追加の利益を得る。
弩級モード:君のフレイル装甲のダメージ・ダイスは2d6[殴打]ダメージに増加する。さらに、巨大化を使用した際、君の間合いは3m(10フィート)増加し、サイズ分類は大型または超大型(君が選択)に増加し、君の移動速度に等しい飛行速度を得る。
護衛モード:君の雷鳴パンチのダメージ・ダイスは1d10[雷鳴]ダメージに増加する。
さらに、君から見える、サイズ分類が超大型以下のクリーチャーが君の9m (30フィート)以内でターンを終了したとき、君はリアクションを取ってそのクリーチャーに魔法的に【筋力】セーヴを行なわせることができる(セーヴ難易度は君の呪文セーヴ難易度に等しい)。このセーヴに失敗したクリーチャーは、君にまっすぐ近づくように最大7.5m(25フィート)引き寄せられる(移動先は何ものにも占められていない場所に限る)。これによってクリーチャーを君の 1.5m(5フィート)以内に引き寄せた場合、君は同じリアクションの一部として、そのクリーチャーに1回の近接武器攻撃を行なうことができる。
君はこのリアクションを、君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる(最低1回)。君が大休憩を終えるたび、消費した使用回数はすべて回復する。
潜入モード:君の電撃ランチャーのダメージ・ダイスは2d6[電撃]ダメージに増加する。君の電撃ランチャーによって[電撃]ダメージを受けたクリーチャーは、君の次のターンの開始時まで、かすかな魔法の光に包まれる。そのクリーチャーは半径1.5m(5フィート)の範囲に“薄暗い”光を放ち、君に対する攻撃ロールに不利を被る。そのクリーチャーが君を攻撃しようとすると、この光がショックを与えて妨害するのだ。

アーティラリスト

距離を取って破壊力を振るう

アーティラリスト(砲術士)は、魔法を使って戦場にエネルギーと矢弾と爆発物の雨を降らせる専門家だ。

設計メモ:アーティラリストの変更点
『ターシャの万物釜』で登場したこのサブクラスの主な変更点は以下の通り:
道具習熟Tool Proficiencyにより、このアーティフィサーはワンドを素早く作成できるようになった。
魔導砲Eldritch Cannonは、各魔導砲が火炎放射器、防護機、力場の大弩の選択肢を使用できるようになった。
爆裂魔導砲Explosive Cannonは(アクションではなく)リアクションで破壊できるようになり、ダメージが上昇した。

3レベル:道具習熟Tool Proficiency
君は木彫道具に習熟する。すでに習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで習熟する。
また、君が魔法のワンドを作成する際、作成に必要な時間が半分になる。

3レベル:アーティラリストの呪文
君は「アーティラリストの呪文」表にあるアーティフィサー・レベルに達して以降、リストにある呪文を常に準備しているようになる。

アーティラリストの呪文
3レベル:サンダーウェイヴ、シールド
5レベル:シャター、スコーチング・レイ
9レベル:ウィンド・ウォール、ファイアーボール
13レベル:アイス・ストーム、ウォール・オヴ・ファイアー
17レベル:ウォール・オヴ・フォース、コーン・オヴ・コールド

3レベル:魔導砲Eldritch Cannon
君は木彫道具または鍛冶道具を使い、魔法アクションを行なって1.5m(5 フィート)以内の何ものにも占められていない水平な場所に、小型または超小型サイズの魔導砲を1基、創造することができる。魔導砲のゲーム的なデータは以下の通り。魔導砲の外見は君が決める(脚または車輪を選ぶことを含む)。魔導砲はヒット・ポイントが0になるか、作成後1時間たつと消え失せる。また、君は魔法アクションとして自作の魔導砲を消し去ることができる。魔導砲を1基作った後、再び魔導砲を作るには、そのために呪文スロットを1つ消費するか大休憩を終える必要がある。君が同時に保有できる魔導砲は最大1基までであり、君が保有する魔導砲が存在する間は次の魔導砲を作ることができない。

魔導砲
小型または超小型・物体
AC:18
hp:5×君のアーティフィサー・レベル(この魔導砲にメンディングを発動することでその魔導砲のhpを2d6回復する)
完全耐性:[精神]、[毒]
魔導砲起動(君がこの魔導砲の18m(60フィート以内にいる必要がある):君はボーナス・アクションとしてこの魔導砲に命じ、以下の火炎放射器、防護機、力場の大弩のオプションを使用させることができる。このオプションを行なう前または行なった後、この魔導砲に指示して最大4.5m(15フィート)移動させることができる。
火炎放射器:この魔導砲は4.5m(15 フィート)の円錐形の範囲に炎が噴き出す。範囲内のクリーチャーはみな君の呪文セーヴ難易度に対する【敏捷力】セーヴを行ない、失敗すると2d8[火]ダメージを受ける(成功した者は半分のダメージ)。範囲内にあって着用も携帯もされていない可燃物はすべて燃焼し始める。
防護機:魔導砲がまわりじゅうに放出した正のエネルギーによって、魔導砲および魔導砲から 3m(10フィート)以内の君が指定した任意の数のクリーチャーは(1d8+君の【知力】修正値)に等しい一時的ヒット・ポイントを得る(最低1ポイント)。
力場の大弩:魔導砲を起点として、魔導砲から36m(120フィート)以内のクリーチャー1体または物体1つに1回の遠隔呪文攻撃を行なう。ヒットすると、目標は2d8[力場】ダメージを受ける。さらに、目標がクリーチャーなら、目標は魔導砲から遠ざかる方向へ 1.5m(5フィート)押しやられる。

5レベル:秘術火器Arcane Firearm
君は大休憩の終了時に、木彫道具を使って1本のスタッフかロッドかワンドに特殊な印形を彫りこむことによって、秘術火器へと作り変えることができる。この印形は基本的に永続するが、君が別のアイテムに同じ印形を刻んだ時点で消え失せる。
君は自分のアーティフィサー呪文の呪文発動焦点具として自分の秘術火器を使用できる。君は秘術火器を使ってアーティフィサー呪文を発動するたびに 1d8をロールし、出た目をその呪文の1回のダメージ・ロールに加える。

9レベル:爆裂魔導砲Explosive Cannon
君が作成する魔導砲はどれも破壊力を増すようになる。君は以下の利益を得る:
自爆:君の魔導砲のhpが0になったとき、その魔導砲が君の18m(60フィート)以内にあるなら、君はリアクションを取って、魔導砲に自爆を命じることができる。自爆によって魔導砲は破壊される。魔導砲から 6m(20フィート)以内のクリーチャーはみな君の呪文セーヴ難易度に対する【敏捷力】セーヴを行なわねばならず、失敗すると 3d8[力場]ダメージを受ける(成功した者は半分のダメージ)。
火力:魔導砲のすべてのダメージ・ロールが1d8増加する。

15レベル:魔導砲台Fortified Position
君は魔導砲を使って堅固な防御陣地を作成する名人になる。君は以下の利益を得る:
ゆらめく防護フィールド:君および君の味方はみな、君が作成した魔導砲から 3m(10フィート)以内にいる間、1/2遮蔽を得る。
火力倍増:今や君は同時に2基の魔導砲を保有できる。君は1回の魔法アクションで2基の魔導砲を作成でき(呪文スロットは1基につき1つ消費)、1回のボーナス・アクションで2基の魔導砲を同時に起動できる。命じる起動オプションは同じ種類でもよいし、違う種類でもよい。君が保有する魔導砲が2基存在する間は次の魔導砲を作ることができない。

バトル・スミス

人造の守護者を指揮する

バトル・スミス(戦場の鍛冶屋)は物品と人員の双方を防備し修復することに長けた守り手にして癒し手である。彼らはたいてい、自分の仕事を手伝わせるために、自作の護衛用相棒であるスチール・ディフェンダーを連れている。

設計メモ:バトル・スミスの変更点
『ターシャの万物釜』で登場したこのサブクラスの主な変更点は以下の通り:
道具習熟Tool Proficiencyにより、このアーティフィサーは武器を素早く作成できるようになった。
スチール・ディフェンダーSteel DefenderのHPと力場のかきむしりを調整された。

3レベル:道具習熟Tool Proficiency
君は鍛治道具に習熟する。すでに習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで習熟する。
また、君が通常の武器または魔法の武器を作成する際、作成に必要な時間が半分になる。

3レベル:バトル・スミスの呪文
君は「バトル・スミスの呪文」表にあるアーティフィサー・レベルに達して以降、リストにある呪文を常に準備しているようになる。

バトル・スミスの呪文
3レベル:シールド、ヒロイズム
5レベル:ウォーディング・ポンド、シャイニング・スマイト
9レベル:オーラ・オヴ・ヴァイタリティ、カンジャー・バラージ
13レベル:オーラ・オウ・ピュアリティ、ファイアー・シールド
17レベル:バニッシング・スマイト、マス・キュア・ウーンズ

3レベル:戦闘訓練完了Battle Ready
君の戦闘訓練と魔法の経験は以下の2種類の実を結ぶ:
秘術強化:魔法の武器で攻撃する際の攻撃ロールとダメージ・ロールに、【筋力】や【敏捷力】の修正値の代わりに【知力】修正値を使うことができる。
武器知識:軍用武器の習熟を得る。

3レベル:スチール・ディフェンダーSteel Defender
君の機械いじりはスチール・ディフェンダー(鋼の護衛)という相棒を産み出すに至る(データ・ブロックを参照)。このクリーチャーの見た目と脚の数(2本または4本)は君が自由に選べるが、この選択はこのクリーチャーのゲーム的なデータに影響しない。
このクリーチャーは君および君の味方に友好的であり、君に従う。君が死亡した場合、このクリーチャーは死亡する。
戦闘時のスチール・ディフェンダー:戦闘時、このクリーチャーは君のターン中に行動する。移動とリアクションは通常どおり行なえるが、君の命令がない限り“回避”以外のアクションを行なえない。君は君のターンにボーナス・アクションとしてこのクリーチャーに命令し、アクションを行なわせることができる。君が無力状態の間は、このクリーチャーは自分の意思で行動し、回避アクションに限定されない。
スチール・ディフェンダーの回復と交換:このクリーチャーが死亡してから1時間以内なら、君は魔法アクションを行なってこのクリーチャーに触れ、呪文スロットを1つ消費することができる。これを行なってから1分後に、このクリーチャーはヒット・ポイントが全回復して復活する。
大休憩を終了するたび、鍛冶道具を手に持っているなら、君は新たなスチール・ディフェンダー1体を作成することができる。この特徴によって作成したスチール・ディフェンダーがすでに存在している場合、古いほうの個体は消え去る。

スチール・ディフェンダー
中型・人造
AC:15
hp:5+君のアーティフィサー・レベル×5(このスチール・ディフェンダーは君のアーティフィサー・レベルに等しい数のヒット・ダイス(d8)を有する)
移動速度:12m(40フィート)
【筋】14(+2/+2)、【敏】12(+1/+1)、【耐】14(+2/+2)
【知】4(-3/-3)、【判】10(+0/+0)、【魅】6(-2/-2)
完全耐性:[毒];消耗状態、毒状態、魅了状態
感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉10
言語:君の知っているすべての言語を理解する
脅威度:なし(0XP/習熟ボーナス=君の習熟ボーナス)
特徴
鋼の絆Steel Bond
このスチール・ディフェンダーが行なうすべての能力値判定とセーヴィング・スローに君の習熟ボーナスを追加する。
アクション
力場のかきむしりForce-Empowered Rend近接攻撃ロール:攻撃ボーナス=君の呪文攻撃の修正値、間合い1.5m(5フィート)。ヒット:(1d8+2+君の【知力】修正値)の[力場]ダメージ。
修理Repair(3回/日):このスチール・ディフェンダー、または自分から見える1.5m(5フィート)以内の人造クリーチャー1体または物体1つのヒット・ポイントを(2d8+君の【知力】修正値)に等しい値だけ回復する。
リアクション
攻撃そらしDeflect Attack作動条件:このスチール・ディフェンダーのが見ることのできる1.5m(5フィート)以内のクリーチャーが、他の別のクリーチャーを目標として攻撃ロールを行なう。反応:作動条件を満たしたクリーチャーが行なう攻撃ロールに不利をつける。

5レベル:追加攻撃
君は自分のターンに攻撃アクションをとるたびに、1回ではなく2回の攻撃を行なえる。

9レベル:秘術ショックArcane Jolt
魔法の武器による君の攻撃ロールが目標にヒットするか、君のスチール・ディフェンダーの攻撃が目標にヒットした時、君はその攻撃を通じて魔法エネルギーを伝達し、以下の効果のいずれか1つを発生させることができる:
破壊エネルギー:目標は追加で2d6[力場]ダメージを受ける。
回復エネルギー:目標から9m(30フィート)以内にあり、君が見ることのできる、クリーチャー1体または物体1つを選ぶ。選ばれたものに回復エネルギーが流れこみ、そのヒット・ポイントを2d6だけ回復させる。
このエネルギーは最大で君の【知力】修正値に等しい回数まで使用できる(最低1回)が、1つのターンには最大1回しか使用できない。大休憩を終えるたび、消費した使用回数はすべて回復する。

15レベル:スチール・ディフェンダー強化Improved Defender
君の“秘術ショック”とスチール・ディフェンダーの双方が強化され、以下の利益を得る:
ショック強化:秘術ショックによる追加ダメージおよび回復量が 4d6に増加する。
スチール・ディフェンダー改良:君のスチール・ディフェンダーはACに+2ボーナスを得る。
攻撃そらし強化:君のスチール・ディフェンダーが“攻撃そらし"のリアクションを使用するたび、攻撃者は(1d4+君の【知力】修正値)に等しい[力場]ダメージを受ける。

呪文

ホムンクルス・サーヴァント
ホムンクルスのしもべ/Homunculus Servant
2レベル、召喚術(アーティフィサー)
発動時間:1時間または儀式
射程:3m(10フィート)
構成要素:音声、動作、物質(100gp以上の価値のある宝石またはクリスタル1つ;これは呪文により消費される)
持続時間:瞬間
君は射程内の何ものにも占められていない場所に特殊なホムンクルスを召喚する。このクリーチャーには“ホムンクルスのしもべ”のデータ・ブロックを使用する。この呪文によって召喚したホムンクルスがすでに存在する場合、そのホムンクルスは新しい個体に置き換わる。このホムンクルスの見た目は君が自由に決めてよい(たとえば、からくり仕掛けの鳥、翼の生えた瓶、自律行動する小さな釜、など)。
戦闘:このホムンクルスは君および君の味方の味方である。戦闘において、このホムンクルスは君と同じイニシアチブ・カウントで行動し、君のターンの直後に自身のターンを行なう。このホムンクルスは君の命令に従う(君のアクションは不要)。君が命令しなければ、回避アクションを行ない、危険を避けるために移動を使用する。
高レベル呪文スロットの使用:データ・ブロック中の呪文レベルに使用した呪文スロットのレベルを用いる。

ホムンクルスのしもべ
超小型・人造、真なる中立
AC:13
hp:5+呪文レベル×5(このホムンクルスは呪文レベルに等しい数のヒット・ダイス(d4)を有する)
移動速度:6m(20フィート)、飛行9m(30フィート)
【筋】4(-3/-3)、【敏】15(+2/+2)、【耐】12(+1/+1)
【知】10(+0/+0)、【判】10(+0/+0)、【魅】7(-2/-2)
完全耐性:[毒];消耗状態、毒状態、魅了状態
感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉10
言語:テレパシー1.5km(1マイル)(君にだけ働く)
脅威度:なし(0XP/習熟ボーナス=君の習熟ボーナス)
特徴
身かわしEvasion
このホムンクルスが“【敏捷力】セーヴィング・スローに成功すれば半分のダメージですむ”ような効果にさらされた場合、そのセーヴィング・スローに成功すれば一切ダメージを受けず、失敗しても半分のダメージですむ。この特徴は、このホムンクルスが無力状態の時には使えない。
魔法の絆Magic Bond
このホムンクルスが行なうすべての能力値判定とセーヴィング・スローに呪文レベルを追加する。
アクション
力場攻撃Force Strike近接または遠隔攻撃ロール:攻撃ボーナス=君の呪文攻撃の修正値、間合い1.5m(5フィート)または射程9m(30フィート)。ヒット:(1d6+呪文レベル)の[力場]ダメージ。
リアクション
魔法伝達Channel Magic作動条件:このホムンクルスが36m(120フィート)以内にいる時、射程が接触の呪文を君が発動する。反応:このホムンクルスは自分が触れることでその呪文を伝達する。

魔法のアイテム

設計メモ:魔法のアイテム
ここで紹介する魔法のアイテムは『ターシャの万物釜』でアーティフィサーの魔具化式として登場した。魔法のアイテムとして、これらのアイテムはアーティフィサーの“魔法アイテム模造”の特徴で作成することができる他、財宝として発見したり、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』のルールで作成することもできる。
『ターシャの万物釜』にあった以下の魔具化式は、他のオプションに置き換えられた:
“秘術焦点具強化”の魔具化式の代わりに、アーティフィサーは魔法のアイテム模造を使って+1ワンド・オヴ・ウォー・メイジを作ることができる。
“防具強化”の魔具化式の代わりに、アーティフィサーは魔法のアイテム模造を使って+1鎧や+1盾を作ることができる。
“武器強化”の魔具化式の代わりに、アーティフィサーは魔法のアイテム模造を使って+1武器を作ることができる。
“ホムンクルスのしもべ”の魔具化式は、同名の呪文(前項)に置き換えられた。
さらに、“精神刺激器”の魔具化式は防具やローブに適用できる魔具化式ではなく、魔法の指輪になった。

ブーツ・オヴ・ザ・ワインディング・パス
戻り道のブーツ/Boots of the Winding Path
その他の魔法のアイテム、アンコモン(要同調)
このブーツを着用している間、君はボーナス・アクションとして、自分が見ることのできる、何ものにも占められていない場所まで、最大4.5m(15フィート)の瞬間移動を行なうことができる。この瞬間移動の目的地は、君が現在のターン中のどこかの時点で占めていたことのある場所に限られる。

ヘルム・オヴ・アウェアネス
警戒の兜/Helm of Awareness
その他の魔法のアイテム、アンコモン(要同調)
この兜を着用している間、君はイニシアチブ・ロールに有利を得る。

マインド・シャープナー
精神刺激器/Mind Sharpener
指輪、アンコモン(要同調)
このアイテムは4チャージを有する。君が呪文に対する精神集中を維持するための【耐久力】セーヴィング・スローに失敗した時、君はリアクションを取ってこのアイテムから1チャージ消費することで、そのセーヴを成功に変えることができる。このアイテムは夜明けごとに、消費済みのチャージを1d4回ぶん回復する。

ラディアント・ウェポン
輝く武器/Radiant Weapon
武器(任意の単純武器または軍用武器)、レア(要同調;呪文の使い手のみ同調可)
この魔法の武器を用いた攻撃ロールとダメージ・ロールには+1のボーナスがつく。この武器を手に持っている間、君はボーナス・アクションとしてこの武器を光らせ、半径9m(30フィート)を“明るい”光で照らし、そこからさらに9m(30フィート)を“薄暗い”光で照らすことができる。君はこの光をボーナス・アクションで消せる。
この武器は4チャージを有する。君は、自分が攻撃のヒットを受けた直後にリアクションを取り、この武器のチャージを1回ぶん消費することで、攻撃者に難易度15の【耐久力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。このセーヴに失敗すると、攻撃者は次の自分のターンの終了時まで盲目状態になる。この武器は夜明けごとに、消費済みのチャージを1d4回ぶん回復する。

リピーティング・ショット
連射武器/Repeating Shot
武器(“矢弾”の特性を持つ、任意の単純武器または軍用武器)、アンコモン(要同調)
この魔法の武器を用いた遠隔攻撃ロールを行なう際、攻撃ロールとダメージ・ロールには+1のボーナスがつく。また、この武器が“装填”の特性を持っていた場合、それは無視される。
矢弾がない場合、この武器は自分で矢弾を作り出す。具体的には、君がこの武器で行なう遠隔攻撃1回ごとに、自動的に魔法の矢弾が1つ作成される。この武器が作り出した矢弾は、目標にヒットまたはミスした直後に消え失せる。

リパルジョン・シールド
押しやる盾/Repulsion Shield
防具(盾)、アンコモン
この盾を使用している間、君はACに+1ボーナスを得る。
この盾は4チャージを有する。この盾を手に持っている間、君は自分が近接攻撃ロールのヒットを受けた直後にリアクションを取り、この盾のチャージを1回ぶん消費することで、攻撃者を君から遠ざかる方向へ最大4.5m(15フィート)押しやることができる。この盾は夜明けごとに、消費済みのチャージを1d4回ぶん回復する。

リターニング・ウェポン
戻ってくる武器/Returning Weapon
武器(“投擲”の特性を持つ、任意の単純武器または軍用武器)、アンコモン
この魔法の武器を用いた攻撃ロールとダメージ・ロールには+1のボーナスがつく。また、この武器を使って遠隔攻撃を行なった直後に、この武器は君の手の中に戻ってくる。

スペルストアリング・リング
呪文回復の指輪/Spell-Refueling Ring
指輪、アンコモン(要同調;呪文の使い手のみ同調可)
この指輪を着用している間、君はボーナス・アクションとして、消費済みの呪文スロット1つを回復できる。回復できるスロットは3レベル以下に限る。この指輪は1回し用すると次の夜明けまで再使用できない。

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