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女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|フランスPart.1「パリの有名カフェで朝食を」

1.フランスでUber初乗車

この日は、朝フランスに到着する先輩を空港に迎えに行きます。

この先輩は、私の大学時代の先輩で、今回旅行に行くことを話したら、フランスから合流してくれることになりました。

ホテルから空港までは、Uberで向かいます。お値段13ユーロほど。

この時はシャルル・ド・ゴール空港の第2ターミナルへ向かいました。

Uberでは、アプリで事前に目的地の住所を細かく入力することができるので、タクシーに乗る時のように、運転手と口頭でやり取りをする必要はありません。いつも気がついたら目的地に到着しているという感じで、とっても便利。

ただ、この時は空港に着く直前に、運転手さんがターミナルの確認をしてきました。

シャルル・ド・ゴール空港は巨大なので、ターミナルを間違えるお客さんも多いのかもしれないですね。

最初は「2?(two)」と聞かれたので、「Yes」と返答。

よかった。ちゃんと辿り着きそう。と、ほっとしていると、その後に「ウー?」と尋ねられました。

最初はもう一回「yes!two」とピースしながら答えましたが、運転手さんはもう一度「ウー?」と尋ねてきます。

え?これ他のこと聞いてる?ウーってなんだろう?

少し考えたところ、私が行く予定のターミナル2Eの「E」のことを言っているのでは、と気がつきました。

試しにGoogle翻訳で、英語のEをフランス語に翻訳してみて、音声を聞いたところ、Eをウーと発音することがわかりました。

これだ!と気づき、ハンドサインでE(3を指で作って横にしてEを表現)を作りながら、「Yes!E!(ウー)」というと、運転手さんも納得した様子でした。笑

言葉が通じない時に起こるエピソードって、客観的に見ると必死で間抜けな感じでちょっと恥ずかしいですが、結局こういう話が、思い出すと一番面白かったな〜と感じたりします。

辿りついた2Eターミナル


先輩と無事に合流したら、空港からパリ市内に向かいます。

空港には公式のタクシー乗り場があるので、そこから乗車しました、値段は69ユーロ。

私たちが乗ったタクシーは、明るいアジア系の運転手の方で、車種はなんとテスラでした!タクシー運転手ってそんなに稼げるのかしら。

1時間ちょっと移動したら、ホテルに荷物を預けていよいよ観光開始です!

2.Café de Floreで朝ごはん


はじめに訪れたのは、言わずと知れたパリの有名カフェ「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」。

歴史のある佇まいと、緑色で店名が書かれたデザインがとてもおしゃれです。

おしゃれな佇まいのCafé de Flore

このカフェは、1880年代に開店してから、さまざまな哲学者、文豪、芸術家などの社交の場になっていたという歴史があり、「ペスト」などで知られるカミュや、作家のヘミングウェイ、画家のピカソなどもこの店に訪れていたとのことです。

私が訪れてた時も、観光客だけではなく、常連さんのような人や、ビジネスの打ち合わせをしている人などもいて、観光地として有名なだけではなく、地域の人からも今でも愛され続けている場所なんだな、と実感しました。

メニューもたくさん種類があって、迷ってしまいます。

英語メニュー&フランス語メニュー

テーブルやメニューなど細かいデザインも、とってもかわいらしいです。

注文したのは、こちら。

ホットチョコレート

まず初めに到着したのが、こちらの「ホットチョコレート」。

濃厚なチョコレートの味が口いっぱいに広がります。

冷たい雨が降るこの日は、ホットチョコレートを美味しくいただくには絶好の日で、体がぽかぽか温まっていくのを感じました。

この旅を通じて感じたことは、疲れている時に、体も心も手っ取り早く癒してくれるのは、温かい飲み物だということ。

観光をしていたのが2月ということもあり、寒空のした歩くことが多かったのですが、ホットドリンクを飲むと、体の芯から癒されるなという感じがしました。

旅に出ると、不便なこともありますが、その分無駄が削ぎ落とされて、自分を癒すために必要なシンプルな方法を見つけ出すことができる気がします。

旅中、温かい飲み物の存在に感謝が募り、お笑い芸人クマムシさんの「特別なスープをあなたにあげる、あったかいんだからぁ〜」の音楽がなん度も頭の中で鳴り響きました。あの歌が、こんなに沁みる時が来るなんて、、、。

一人旅をしていると、思考が変なところまで飛んで行きがちです。笑

フランスといえばのクロワッサン🇫🇷

続いて到着したのが、こちらのクロワッサン。

写真だとわかりにくいですが、握り拳2こ分ぐらいの大きめサイズ。

外はサクサク、中は練り込まれたバターの香りがふわっと広がる生地で、これぞフランスのクロワッサン!といった感じのとても美味しい味でした。

ホットチョコレートにディップして食べると、なんだか憧れのパリジェンヌになったみたいで、幸せな気分でした。

最後に来たのがこちらのオムレツ。

テーブルセットもかわいい

中の具材を色々選ぶことができて楽しかったです。

奥のチーズがかかったものは、先輩が注文した「オニオングラタンスープ」。味見させてもらいましたが、玉ねぎにコンソメスープが染み込んでいて、とってもおいしかったです。また脳内で「あったかいんだから〜」が再生されました。

値段は、クロワッサン3.5ユーロ、ホットチョコレート9.5ユーロ、オムレツ15ユーロで合計28ユーロ。当時のルートで換算すると、日本円で約4,500円とお高め。こんな豪華な朝ごはんは、初めて食べました。

パリの素敵なカフェで朝食をとる体験料だと思えば、妥当な価格ですね。

3.圧巻のステンドグラスのサント・シャペルへ

カフェを後にして、次なる目的地「サント・シャペル」に向かいます。

サントシャペルはフランス語で「聖なる礼拝堂」という意味で、ルイ9世がキリスト教にまつわる聖遺物(王冠や十字架の木片など)を保管する目的で作られたとのこと。建物2階の礼拝堂内にあるステンドグラスがとても有名で、パリの観光名所の一つになっています。

礼拝堂の写真がこちら。

サント・シャペル

この日のパリは、小雨がポツポツ降るような空模様ではあったのですが、ステンドグラスはキラキラと、とても綺麗に輝いていました。

晴れの日で日差しが差し込むと、もっと綺麗なんでしょうか。

サントシャペルは、建物がそこまで大きくなく、大体30分ぐらいで観光できます。

壁一面がステンドグラスに囲まれた美しい礼拝堂は、他では見れない圧巻の光景で、満足度が高いので、今後パリに観光に行かれる方には、心からお勧めしたいスポットです。

4.パリミュージアムパスとは


今回のパリ観光ではミュージアムパスを購入し、サント・シャペルに入場する際にも使用しました。

公式サイトはこちら

パリミュージアムパスは、パリとパリ近郊にある50以上の美術館や、歴史的的建造物に訪問する際に利用できるフリーパスです。

期間は2days(48hours)、4days(96hours)、6days(144houes)から選ぶことができます。

パスは、最初に対象の施設に訪問した際に有効化されます。

例えば、2days(48hours)パスを水曜日の15時に初めて対象の施設で使った場合は、そこから48時間後である金曜日の15時までパスを使えるといった感じです。

私が購入した4daysチケットは、チケット代80.15€+オンライン手数料3.15€=83.30€でした!
(今は値上がりしていて、4daysチケットは90€になってました、、、)

私はチケットの有効時間内に、ミュージアムパスが使える施設に6箇所訪問したので、元を取ることができました。

美術館好きの人は、購入するとお得に観光ができるので、とってもおすすめです。

つづく

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