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1st Album 「Horizon Blue」あとがき
白羽です。
M3-2024秋、お疲れ様でした。これを書いているのは9月中旬ですが、とにかくお疲れ様でした。
「Horizon Blue」を手に取って下さった皆様、楽曲を楽しんでいただければ幸いです。
M3現地に来れなかったという方も、BoothでのCD販売及びサブスク配信を予定しておりますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。
アルバムを出したぞ!!
以前から私のことを知って頂いている皆様、本当にお待たせしました。
秋M3-2023辺りの頃からずっとアルバムを作る作るといって作ってこなかった私白羽ですが、ついにアルバムを作りました。
なぜ今までアルバム制作を渋ってきたのかについても折角なのでここに書き残しておこうと思います。
理由は単純で、実力が足りないと思っていたからです。
例えば2023年秋の時点でアルバムを作っていたとして、まぁBMSで知り合った人は来てくれたかもしれないですが、そうでない人がどうかと言われると正直無理だったと思っています。
正直今も大した実績はありませんが……
一方で今年はBMSイベントにちょっとだけ出たり、ブルーアーカイブBGMのRemixを制作したりなどをメインに活動していましたが、少しずつ限界を感じていたところがありました。それが理由で心の中で「2025年からは公募に挑戦する」という中期的な目標を抱き始めており、それまでにアルバムを作れるタイミングは今回が最後ということで、節目というかいったん区切りをつけるつもりで、どうなろうが一枚アルバムを出そうと思い立った次第です。
準備の話
当落が出たのは7月末でした。
驚くべきことに、この時点で出来ていた曲は実質ありません。
はい、事実上1曲も出来ていませんでした。
当落が出た7月の前半に、のちにアルバム2曲目になるInterstellar Traveler (at 1234.8km/h)を公開はしているのですが、この曲も部分的に作り直したり全体的なmixの調整をしています。つまるところ当落が出た時点で最終稿だった曲は全くないわけですね!バカか?
理由は単純で、なぜか落ちると思っていたからです。なぜ。
根拠のない過剰な自信不足が災いし、落ちたらどうしようもないからと当選が決まるまで作業を全くしていませんでした。
その上今年のBOFになぜかチームを組んで参戦する話を6月頭から進めており、いよいよ限界制作の準備が盛大に完了された訳でした。
本当にやめましょう。
制作は半年前からした方が良いです。
初参加を言い訳に出来ないくらい準備が滅茶苦茶ガバガバで、恐ろしいことにジャケット依頼のメールを最初に送信したのが8月中旬、アルバム本編の曲が全部出来たのが9月25日、当日手伝いに来ていただいたシイナフユキ先生は来ていただけると決まったのが10月10日、アルバムサブのDLカードに収録した曲たちに至っては10月に入ってもまだ修正を続けていました。
本当にやめましょう。
BOFと秋M3は制作時期が被ります。貴方が一般的なフルタイム勤務で働いている限り、同時に参加するのは本当にお勧めしません。
私は最終的に制作大詰めあたりになってきて常時軽度の風邪みたいな状態まで体調が狂いました。
当日と次回の話
本当は別に記事を書きたいくらいの項目なんですが、それほどの体力はなさそうです。すまない。
シイナフユキ先生にとにかくハイパーキャリーしてもらった一日でした。すみません、次はマジでちゃんと準備します。許してください。
右隣のサークルのそよもぎさんってもしかしてボルテのあの方か?と思って確認したら本当にそうだったりだとか、正面にMUMEI Academy 2023で戦ったLemi.さんがいたりだとか、もうマジで色々ありすぎました。
あとすごく無粋な話ですが、正直なところ想定の倍くらい売れました。
TwitterやMisskeyのフォロワーでサークルスペースに直接来ていただいた皆様も、本当にありがとうございます。
アルバムを出したことで皆がわざわざデカい会場の中で自分のサークルを見つけてCDを買いに来てくれる、という実感が、開場して一時間くらいしてからようやく出てきました。
もちろんトラックリストを載せられなかったなど至らぬ点はあったかと思いますが、それでもアルバムを出してよかったという一点に尽きます。いつかこの8曲で今回できなかったことに再挑戦したいですね。
次はブルーアーカイブオンリーイベ、せんなご3で過去に公開したブルーアーカイブBGMのRemix(&ゲストメンバーのRemix)をアルバム化する予定です。
アルバム制作には本当に時間と金がかかるので、今の本業とかの都合でオリジナル曲のアルバムを出す機会は早くても来年のM3-2025秋になる予定です。到底春までにEPとかアルバムに出来るほどの曲を用意できそうにはありません……
それでは早い人は来年春、そうでなければ来年秋にまたお会いしましょう。白羽でした。
以下はアルバムについてもっと知りたい人向けです。
アルバム全体についての話
元々、アルバムの当落が決まるより前の話になるのですが、Horizon Blueというタイトルで作っていた曲がかなり上手く出来ていました。先程話した通りM3-2024秋にアルバムを出す、出さなくてはならない、と決めていたため、この曲を表題曲にしよう!という超アバウトな構成だけがありました。
その後もしばらくは後にアルバム2曲目となるInterstellar Traveler (at 1234.8km/h)などを作りながら過ごしていたのですが、ある時機会があって今最もアツい作曲家Reku Mochizukiに会いに行って、M3について色々と喋りました。まだ当選が決まっていなかった頃です。気が早い。
2022年のBMSイベント「BOF:ET」にReku Mochizuki、ohonさん、自分の3人をメインにチームを組んで出場したのをきっかけに、Reku Mochizukiとは年1くらいで会って喋ったりDiscordで音ゲーの話をしたりするくらいの関係になっています。さらにReku MochizukiはM3-2023春からM3にサークル参加しているため、サークル参加に関する知見を持っていると考えての接触でした。
CDのプレスどこに頼んだとかは結局この時ろくに話さず、2か月後くらいになってDiscordでようやく聞いた始末でしたが……
その時にはReku Mochizukiと「XtR;Blueは1曲目に入れたほうが良いかなぁ~」「インパクトはありそう」みたいな話や、アルバムに収録する曲の方針だとかを軽く話したりしていました。
その内容が結構今のアルバムに反映されてたりします。ありがとうReku Mochizuki。
これがなかったらアルバムの構成において旧曲リメイクより新曲の方が多くなっていたと思います。
その話を持ち帰って自宅でアルバムの構成を考えたりリメイクする曲を選んだりという工程に入っていったのですが、やはりXtR;Blueがなければ今の自分はなかったな、と思いました。チームメンバーに完全にキャリーしてもらってる形ですが、BMSコミュにおけるある程度の認知を築き上げたのはひとえに「ブラック・ラビッツ・グリモワール」というチームでBOF:ETに出られたからだと思います。MUMEI Academy 2023での成績もそれがなければ達成できていなかったでしょう。
XtR;Blueという自分にとって大切な曲を1曲目に据える、という方針はここで確定的なものになっていました。
Horizon Blueはそのタイトルだけを残して曲が没になりました。表題曲がないのはこういった事情あってのものなのでお許しください。
それを軸に考え、XtR;Blueのタイトルにも入っている「青」というイメージをアルバム全体でやってみようという発想から、このアルバムの全体像が出来上がりました。
過去のBMS作品から「Brodia::K」「Rainforest」のリメイクはほぼ確定としていたので、残りの作品で「青」というイメージカラーに食い違わないように可能な限り新曲やリメイクを選んで入れていった結果が、今の8曲です。
アルバム収録曲たちの話
ここから下は収録曲に関する自語りの塊みたいなものなので、それでもいいよという方はCDと共にお楽しみください。
1曲目「XtR;Blue (2024 Reload)」
さっきから何度も何度も曲名を出している楽曲です。
元々はBMSイベント「BOF:ET」にて制作した曲で、前述のとおり自分にとって大切な1曲です。
ただ、リバーブ深すぎ!音圧低すぎ!って感じでもう2年前の曲ですから今と比べると全然、なポイントが滅茶苦茶多いのも事実です。
サビの解放感を維持したまま、如何に音を良くするか?という課題には頭を悩ませ続けましたが、なんとか解答を絞り出しました。
結局ほとんどのシンセサウンドは作り直し、DrumsやGrowl Bassなどもかなり差し替えています。これが2024年のXtR;Blueです。特別に「Reload」という名前をつけているのもそういった工程上の話からです。
自分で言うのもですがこのサビメロだけは流石に当時の自分が天才すぎますね……。
せっかくなのでこの曲をリリースした当時には書けなかった曲についてのアレコレも紹介しておきます。
まず曲全体を通して最大のリファレンスとなった楽曲がこちらとなります。
当時XtR;Blueを聴かれた方の中でまんまNacreous Snowmeltだと思った方がどのくらいいるか分からないですが、ぶっちゃけ
- イントロ、サビ前がFuture Bass
- ドロップのジャンルスイッチ(DnB→3連符Glitch Hop)
- サビメロの造り
- サビ後半のキメ
- サビ終了後歪み系キックにジャンルスイッチ
とか、ほぼパクリレベルで似てしまっています。
ここまでやって本当に大丈夫か?と思ったのですが当時インプレで類似性についての指摘がなかったので、イベント終了後に全部読んでだいぶホッとしたのを今でも覚えています。
あとBass DropのFM Wobble Bass(甲高い音のやつ)も同じくかめりあ大先生のとある曲で使われてるものだったりします。
この曲を作ったのは2年前ですが当時からかめりあ大先生は自分の最も好きな作曲家であり、今もそうです。いつもボルテを破壊してくれてありがとう許さない
2曲目「Interstellar Traveler (at 1234.8km/h)」
1曲目とは打って変わってこちらは今年の7月に公開した楽曲です。
最初にピアノで楽曲全体のラフを作った時、これは「勝った」と思いました。ラフの時点でこれほど自信が湧いてくることは本当に稀ですし、実際完成した今でもかなり気に入っている曲です。
これを書きながら曲名の正しい読みについてTwitterではまだ言及していないことに気づいたので、正しい読みを公表しておきます。
曲名は「インターステラートラベラー(アット)マッハワン」です。atは無くてもあっても良いです。
速度は適当に打ち込んだわけではなく、間違っていなければ1234.8km/h(だよな?)でちょうど音速です。総じて曲名は音の星間飛行という意味になります。
星間どころか、地球とその衛星である月までですら13日かかる速度です。金星までは13年かかります。
そんな年月を音が、音として聴き取れる振動がその力を残したまま旅することは出来ないでしょう。
そう、届くことはないのです。
そんな物語。決して届くことのないメッセージをそれでも届けたいと祈る物語。それがこの楽曲です。
3曲目「Decisive Line」
新曲です。アルバム新曲の中では一番最初に作り上げた楽曲です。
この曲にはあまり物語性というものはなく、音ゲー曲――もっといえば音ゲーで譜面を作りやすい曲を目指して作ったモノです。自分は少なくとも一番やり込んだ音ゲーは SOUND VOLTEX なので、SOUND VOLTEX の譜面やエフェクトをかけるならこういう感じ、というイメージまで用意しながら作りました。
曲名は英語で若干意味が通らない感じになっていますが、これは元々「Decisive (何かの単語)」という仮題でこの曲を作っていたところ、Breakcore地帯が終わって次の展開に頭を抱えていた時に、少し前に作って没になった「(何かの単語) Line」という仮題の200Stepを思い出して、そのままBPMを上げてくっつけてみたところ今の形になったという経緯があります。その際にタイトルもなんかカッコ良さそうだったので融合させてしまい、今の若干意味が通らないタイトルになりました。
「Decisiveナントカ」の話をしてしまったのでそちらについても触れておくと、そもそも最初にBPM250のBreakCoreという発想がありました。というのも、ちょうど7月末ごろに SOUND VOLTEX に収録された「アイの雫」という楽曲に衝撃を受けて個人的なBreakCoreへのモチベーションがあったというのが実情です。
これを踏まえて「ボルテで正面から音を取ったらLv19になりそうな刻み」を考えた結果、終盤の難解な刻みが誕生しました。
アーメンブレイク地帯は速すぎるため分かりづらいですがある程度音の配置には規則性を持たせています。
サビのⅥ→Ⅱ♭→Ⅰ進行もこの曲を作った当時かなりハマっていました。Ⅱ♭の終末感が超好きです。M2U - Marigoldとか。
最終的にはBPM259の曲になりましたが、これほど速い曲は正真正銘初めて作りました。自分としても良い経験になったと思います。だいぶヤケクソ気味に作っても速すぎてバレなさそうなのが良いですね。
4曲目「Rainforest (2024 Update)」
MUMEI Academy 2023 より。当時好評を頂いてイベント入賞まで達成した楽曲なので、入れない訳にはいかなかったのですが、この曲がリメイク群で一番苦戦しました。
曲自体については公開当時にあとがきを書いていたので、そちらをどうぞ。
リメイクにあたっては原曲のかなり暴れているミックスをどう大人しくするかが最大の課題だったのですが、最終的には落ち着きというか元々の「3拍子+ArtCore+Trance+なんかたくさん」のうちTranceの要素がかなり全面に出た形になったと思います。
元々ベースサウンドはTranceっぽいものを使ってはいたのですが、リメイク前は他の音にかなり潰されていたのもあり、今回リメイクにあたって混雑を解消した結果それがかなり前に出て来た形になります。
結果的にはリメイク前とかなり印象の変わった曲になった気がしますが、これも解釈のひとつだと思って楽しんで頂ければ幸いです。
5曲目「星の果てのアトリウム (2024 Update)」
BMSをたくさん作るぜ'23 より。
このイベントは非評価制でとにかくたくさんBMSを作って出す!というイベントで、この年私は5作品作りました。マジでイカれてると自分でも思います。
この曲はそれら5作品のうちの1つで、個人的にはかなり気に入っているものです。
恐らく一般的には::AbnormalityPurificator::の方がウケている印象があったのですが、ここで日本語タイトルの曲を選ばないと曲名が全部英語でちょっと怖いなと思ったのもあって、このアルバムでは数少ない低速枠(???????????)として選出しました。
::AbnormalityPurificator::のリメイクについては……来年をお楽しみに!
リメイクでは、曲全体にフィーチャーされているピアノのサウンドが音源から違うものに変更されました。
これはNoireというNative Instrumentsがリリースしているピアノ音源で、素の濁りないサウンドもそうなのですが、音源に備わったパーティクルエンジン機能が非常に特徴的です。
私がこの音源を知るに至った、ていぬ先生のツイートを僭越ながら掲載しておきます。
KompleteのNoireというピアノがとてもよかったので限界ベタ打ちらくがき pic.twitter.com/1Z0JALr66k
— ていぬ (@tekitou_dog) September 13, 2024
BMSをたくさん作るぜ'23に関しては参加作品数が多すぎてあとがき執筆を断念したので、この機会に作品についての詳細も触れておきます。
元来自分の音楽経験は吹奏楽から始まるもので、音ゲーの音楽と比べるとやはり音数では相応の差があります。それらに慣れているがゆえに、この曲より前(XtR;Blueなど)まではかなり意識的に音を詰め込んで音ゲーらしい曲を作ろうと苦心していたところが少なからずありました。
そういった制作の延長線上にあったXtR;Blueが自分の想定を超えてウケたのもあり、本来ならばそこでよりその路線を強化するべきところではありました。しかし、ここはとにかくBMSを作る場ということで、いったんここで好き放題やってから次に進もうと思い作り上げたのがこの「星の果てのアトリウム」でした。(元々BMSのために制作しただけあって音数は相応にあるのですが……)
XtR;Blueの路線は最終的に翌年のBOF参加作品Brodia::Kなどに引き継がれています。
BPM140のゆったりしたメロディを基調としたHouseっぽいTrance、というのが当初の路線だったのもあり、リメイクにおいてはよりその路線に近づくよう、あえて細かいシンセリフなどはmixレベルで控えめに調整されています。
このアルバムのリメイク曲全体に言えることですが、当時BMSという環境を考慮してしなかった、思い切ったアレンジやmixが出来るようになったことでどの曲も当時とは全く違う表情になったと思います。
6曲目「Petrichor」
ペトリコールと読みます。
元々はColour Bass + Hitechを作る予定だったのですが、IDMやNeurofunkの要素だとかGranularだとかを試していたら最終的に混沌と化していました。
音がこれなら曲もということで、普段はしないようなコード進行を多用しています。
プロジェクトが死ぬほど重いです。
普段使わないNoise系の音やGranular系サウンドが鳴りまくっているのですが、結局ほとんどがメインに聴き取れるほど大きな音量ではないのが少し残念なので、機会があればもっとそういった音の方に寄せた曲も作ってみたいですね。
曲のイメージとしては、ペトリコールという言葉は雨の降り始めに地面から上がってくる匂いを指す言葉なので、そこから発想を広げたイメージを曲全体を通して描いています。
今にも雨が降り始めそうな、真っ暗な曇天をイメージしたイントロが個人的にかなり気に入っています。
アウトロで一気に開放されたようなイメージに変化するのは「雨が止んだ後に雲の切れ目から差す光」というイントロとは対照的な要素のイメージです。
この曲に限らず、自分が曲を作る時は最初に出てきた根底のテーマから発想を広げて、その中の対照的な2つの要素の両方にメインのフォーカスを当ててイメージを構成していくことが多いです。
(もちろんDecisive Lineのような例外もあります)
また、BPMから推測された方もいそうですがこの曲自体が4曲目「Rainforest」と対照的になるように作られた楽曲にもなっています。
Rainforestでは雨を「生命の癒し」と捉えたのに対して、Petrichorでは雨を「憂鬱なもの」と捉えています。
のですが、曲順を決めるにあたって間に「星の果てのアトリウム」を挟むことでむしろ関連性が断ち切られるような曲順になっています。これは敢えてこの2曲間の関係を感じずに聴いてほしかったためでありそれ以上の理由はありません。一度通しで聴かれた方は次からその辺の関係性も意識してもらえれば嬉しいな程度のものです。
7曲目「Gale of Viridian」
2024年(今年!)のBMSイベント「BOF:TT」で発表した楽曲です。
Trance + Dubstep というジャンルの融合については、既にTrancestepという概念が存在しています。音ゲーで言えばIIDXのRefluxが(難易度的な意味を含めて)有名でしょうか。
ではTrance + Colour Bassはどうか?と思ってくっつけてしまったのがこの曲になります。
この曲についてはBMSのreadtextの方でも少々語ったのですが、制作に取り掛かる少し前に購入したXynth Audio ChromaというプラグインがこれでColour Bassを作ってくださいと言わんばかりの音を出すため、密かにColour Bassの機運が上がっていたというところがあります。
そこにふと浮かんだTranceのアイデアが融合した結果、この曲に到達しました。
Viridianは少し青みのある深い緑色を指す色名の「ビリジアン」そのままです。Galeの名の通り大風、強風をイメージしたColour BassのWobble連打をお楽しみください。
8曲目「Brodia::K.ressurection();」
元は2023年のBMSイベント「BOF:NT」で発表した楽曲です。
昨年の曲なだけあって、ブルアカ最終編に多大な影響と着想を受けています。
詳細は語りませんが、曲名のある一文字やイントロのサウンドから内容を察し得た方もいるかもしれません。
元々曲名のタイトルにK.archive();というのもあったのですが、露骨すぎて没になりました。
ブローディアの花言葉は「守護」「受け入れる愛」です。
真の愛とはいったい何なのでしょうか。
この曲については語れば語るほどネタバレを引き起こすため、ここでの詳細な言及は控えます。ダイマになりますが後日配信で語ろうと思うのでそちらをよろしくお願いします。
おわり
ここまで読んでくださった方に深い感謝を申し上げます。
これまで8年近く作ってきたものの集大成ということで、少し語りすぎてしまいました。
簡単にはなりますが、次回のアルバムでまたお会いできれば幸いです。
白羽でした。