【デッキ紹介⑧】「蕾溟の如し」編
こんにちは
最近ライザのアトリエにはまっててやばいです。
調合だけで50時間くらいとられる。
でも楽しい。
素材を厳選しだすと更に時間がとられる。
でも調合楽しい。
リラさんとアガーテ姐さん美人すき
①デッキレシピ
②新規テーマ「蕾禍」
新弾のLegacyOfDestructionにて新規テーマ「蕾禍」が襲来しました。
植物族・昆虫族・爬虫類族(長いので以下「蕾禍種族」と呼称)のリンクテーマで、展開力の高さが売りのテーマです。
待望の爬虫類強化!!!!!
展開力、そして耐久力が非常に高く、長期戦向きのテーマと言えます。
反面、相手を封殺する動きは限られ、様々な工夫が必要です。
加えて、半数くらいが「この効果を発動するターン蕾禍種族しか特殊召喚出来ない」といったデメリット持ちのカードです。
まあそれはデッキ内のモンスターの種族を蕾禍種族に固定したり、相手ターンに展開するカードを用意すればいい話なのであまり関係ない縛りと言えます。
あとは私の所感を踏まえ評価は以下のよう
蕾禍はこんなテーマ!
長所
・長期戦向きでリソースが枯渇しづらい
・高打点を容易に捻出出来る
・手札0の状態で自分ターン迎えても展開出来る
・蕾禍種族のテーマと合わせやすい
短所
・妨害手段は「比較的」乏しい
・種族縛りがつくのでカジュアルデッキを考えると相当悩まされる
・対戦中に脳がパンクする(相手を突破する手段考えるの楽しいけど難しい)
蕾禍は回しててくっそ面白いので布教のために、もう少し踏み込んでおきます。
蕾禍のメインモンスター
植物族 レベル1 攻守0
攻守は弱いですが、植物族であること、レベル1であること、特殊召喚効果持ちなのが良い。召喚・特殊召喚成功時にデッキ及び除外状態の中から蕾禍カード2枚を手札に加え、その後手札を1枚選んで除外します。
はっきり言ってベイゴマックス並の強さを誇ります。
後述の永続魔法の効果で何回も呼び戻せるため、ピン差しでも「デッキの中にサーチカード入れすぎて後半回らなくなる問題」を回避できます。
何が言いたいかというとこのカードはピン差しor2枚差しの方がデッキを回すうえでの最適解だと思います(カジュアルデッキの話です。大会向けデッキでは通用しない)。
昆虫族 レベル3
ネメシスモンスターみたいな特殊召喚効果を持ってます。
やばいのは②の「蕾禍リンク素材になると蕾禍種族レベル4以下を蘇生」する効果ですね。地味に蕾禍以外のモンスターを特殊召喚出来ます。
このカードは手札にあればあるだけ嬉しい類のカードですね。
あとイラストが良い
闇属性爬虫類族 レベル4 守備力2300
闇属性かつ爬虫類かつレベル4という非常に恵まれたステータス。
攻撃力はありませんが堅牢な守備を誇ります。
墓地の蕾禍種族を除外して特殊召喚出来ます。シンプルに展開用としても強力ですね。
②の効果がこれまた強力で、手札の蕾禍種族を切ると、相手の表側モンスターをバウンスします。ずるいよね。
はっきり言ってレベル4かつサーチが容易なカードにしては効果が強力です。出張性が高いので様々なデッキに起用されそう。
蕾禍種族が多いデッキなら3積みも視野に入るでしょう。
蕾禍繚乱狂咲(ライカリョウランクルイザキ)
もう名前の時点でかっこいいですね。
蕾禍デッキのメインエンジンで、
・デッキから蕾禍加えてその後手札1枚除外
・デッキ以外のあらゆる領域から蕾禍を守備表示で特殊召喚
のどちらか1つを毎ターン使用できます。
永続効果も強力で、実質蕾禍種族とその他種族とで攻守の差が600生まれるカードです。侮れない数値ですね。
蕾禍をメインに据えたいなら3枚積みましょう。
蕾禍大輪首狩舞(ライカダイリンクビカリマイ)
必殺技っぽい名前
蕾禍種族のリンクモンスターの種類の数だけ相手の場のカードを破壊できる効果。墓地効果で誘爆効果を持っています。
蕾禍リンクを3種類以上採用しているなら、大きな理由がない限り採用すべきでしょう。
蕾禍のリンクモンスター
蕾禍のリンクモンスターは全て「蕾禍種族しか特殊召喚出来ない」縛りを持ちます。
蕾禍リンクは共通効果で、
場の蕾禍種族を効果でデッキに戻して自己蘇生する
効果を持ち合わせています。
炎属性植物族リンク2
1ターンに1度墓地の蕾禍を守備表示で特殊召喚出来ます。
起動効果で使用できるので、単純に出すだけでリンク値を稼ぎます。
風属性昆虫族 リンク3
墓地の蕾禍種族を2体除外して蕾禍魔法・罠を手札に加えます。
このカードも起動効果ですので、安定してサーチが出来ます。
炎属性爬虫類族 リンク4
相手がモンスター効果を発動した処理後、お互いに手札で発動する効果をこのターンに封じます。手札誘発はもちろん、手札から特殊召喚出来るモンスターで、効果を発動する類のモンスターを封印できます。
このカードを置いておくだけで相手にとっては相当なプレッシャーです。
しかし手札発動の封印は自分にも及ぶので、採用するカードには気を付けなければいけません。
地属性昆虫族 リンク5
相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚すると、対象をとらずにフィールドのモンスターを2体破壊します。
破壊するのはフィールド全てのモンスターなので、上手く相手がモンスターを処理すると自分の場をモンスターを破壊する羽目になります。
ただ、デッキから特殊召喚するカードが基本となってきた現代遊戯王では強力な制圧効果持ちと言って差し支えありません。
このような形で説明してきましたがどうでしょう。
蕾禍使ってみませんか?
③デッキコンセプト
本題です(蕾禍の布教だけがメインじゃないよ)
蕾禍の強みと言えば、リンクモンスターの自己蘇生効果でしょう。毎ターン蘇生できるので、展開に欠けるということはありません。
コストでデッキに蕾禍種族を戻す必要がありますが、
このカード1枚がその部分を補ってくれます。
①手札か場のモンスターを墓地に送り、墓地に送ったモンスターとは属性が異なる爬虫類族を蘇生。
②相手がモンスターを墓地に送ると、自分はデッキから爬虫類族を墓地へ
場の蕾禍種族をデッキに戻す→①の効果で毎ターン爬虫類族を蘇生できる
蕾禍種族がデッキに戻ってしまう→②の効果で再び墓地に送れる
恐らくですが、蕾禍で最も相性がいいカードでしょう
で、私は以前からこのカードととあるカードとを組み合わせることを考えていました
デッキからカードが墓地に送られると、墓地のカードを1枚デッキに戻す。
その後お互いにデッキからカードを送れない
というカードで、ちょっとした嫌がらせカードですね。
面白いのが、お互いにデッキからカードを送れないという制約です。
溟界の大みずの②の効果は誘発効果で、相手メインフェイズにも誘発します
つまり
1.相手ターン、相手がモンスターを墓地に送ります(手札からでも場からでも)
2.すると溟界の大みず②の効果が誘発できます。
3.②の効果でデッキから爬虫類族を墓地に送ります。
4.すると驚天動地の強制効果が発動。適当なカードをデッキに戻します。
5.驚天動地の制約によってこのターンはお互いにデッキからカードを送れない状況が作れます。
相手がモンスターを墓地に送っただけなのに、デッキからの墓地肥やしを封印できるの地味に強くないですか?
ただこのままだとデッキの爬虫類族が枯渇してしまうので、
蕾禍リンクの共通効果で
場の蕾禍種族をデッキに戻して蘇生する、というわけです
ここでデッキに戻すカードは
ナーガが最適でしょう。
ナーガはデッキに戻すと強制効果でレベル3以下のモンスターをリクルート出来ます。
しかし、蕾禍リンクが蘇生する効果が使用されると、自分は蕾禍種族しか特殊召喚出来ない制約がかかるため、ここでリクルートするのはレベル3以下の蕾禍種族限定になります。
このカードたちはレベル3以下なのでリクルート先にもってこいです。
その上こいつらは展開用の札でもあります。
また、リクルート先として
ワナビー!を採用しています。
お互いのエンドフェイズにこのカードを墓地に送り、相手の魔法罠ゾーンの空き枠だけデッキの上からカードをめくり、その中の罠カードをセットします。
このカード滅茶苦茶このデッキと相性いいです。理由は後述。
④初動?
まずはキングレムリンを立てます。使うカードは何でもいいです。
トリオンの蟲惑魔+通常罠が手札にあると、セラの蟲惑魔を立てられるので、次の展開札と地味に嫌な妨害を構えられます。
キングレムリンは溟界の滓ナイアをサーチします。
ナイアを捨ててカースを墓地に送ります。
キングレムリンをリリースしてカースを蘇生、その後ナイアを蘇生します。
ナイアの特殊召喚時効果で溟界の蛇睡蓮をサーチします。
蛇睡蓮の効果で夜刀蛇巳(ヤトノカミ)を墓地に送ります。
ヤトノカミは自己蘇生出来るので蘇生。
ナイアとヤトノカミで銀河光子竜をX召喚。
銀河光子竜でフォトンエンペラーを墓地に送ります。
フォトンエンペラー効果で自己蘇生。
カースとフォトンエンペラーでセレマティッククラティスをX召喚します。
次のターンでカース→ナイアの動きをやれば溟界の大みずをサーチできます。
驚天動地がサーチしづらいカードなので無理くり蕾禍種族中心でセレマティッククラティスを立てるルートにしましたが、これなら
銀河光子竜→キングレムリン
フォトンエンペラー→セリオンズエンプレスアラシア
こちらの方がスムーズかつ手札に来てもいいカードになるのでこちらの方が良いですね…
フォトンエンペラーを採用していたのは、自己蘇生出来る点と、手札に蕾禍のヤハズカミキリが来たら追加召喚権で召喚出来るといいかもなと思っただけです。
私は永続魔法をサーチするコンボをおおよそ把握していますが、大体が蕾禍種族以外メインなので使いたくないです。故にこの形に。
1ターン目の動きとしては貧弱ですが蕾禍は次のターンからの捲り性能がとても高いのでここで不自由したことはあまりないです。
⑤蕾禍と蟲惑魔の親和性
蕾禍と蟲惑魔は非常に相性が良く、お互いに足りない点を補強しているように思えます。
蕾禍は妨害手段が乏しいが展開力の高さが売り
蟲惑魔は妨害手段豊富だが展開力に乏しい
互いが互いを支えあって生きています。
特に
蟲惑魔の基本カード、トリオンの蟲惑魔はこのデッキでは凶悪です。
まず初動の項目で紹介したように初動札になります。
ホールティアの蟲惑魔が「ホール」罠なので、トリオンの蟲惑魔でサーチでき、且つセラの蟲惑魔を誘発できるレベル4モンスターになれるからですね。
トリオン+ホールティアで
セラの蟲惑魔+キングレムリンが立ちます。
もう一つの優秀な点が2つ目の効果ですね。
特殊召喚成功時、相手の魔法罠を破壊する効果です。
この効果に1ターンに1度の制限がありません。
このデッキでは
ホールティアの蟲惑魔の墓地効果
セラの蟲惑魔のリクルート効果
ティオの蟲惑魔の召喚成功時蘇生効果
クラリアの蟲惑魔のエンドフェイズ時効果
蕾禍のヤハズカミキリのリンク素材になった際の効果
これらがトリオンの蟲惑魔を特殊召喚するチャンスがあります。
これで相手の魔法罠のカードを剝がしつつ
ワナビー!でめくれるカードを増やしていくという寸法です。
おまけに、このデッキは溟界の黄昏カース、溟界の大みず、蕾禍の鎧石竜など、特殊召喚しやすいレベル4が豊富ですので、
このカードを立てると安定します。
ここでティオの蟲惑魔をサーチできるわけですね。
あとおまけで
セラの蟲惑魔のリクルート効果でプティカの蟲惑魔をリクルートすると、魔法罠中心でないデッキやトリオンの蟲惑魔にビビッて魔法罠を出さない状況でもモンスターを飛ばすという択が出来ます。
隣にシトリスの蟲惑魔がいると素材として吸収できるのもいいですね。
採用している「ホール」「落とし穴」罠カードですが、
狂惑の落とし穴は、相手の墓地のモンスターを除外する追加効果があります。相手の墓地にあると嫌だけど、驚天動地で戻しても嫌なカードはこれで処理します。
正直墓穴ホールと悩んでいます。あれは追加の2000バーンダメージが強力なので。
⑥ワナビー!でめくるカード
このデッキで採用している罠カードで、紹介したいカードがあります
まずは「ホール」「落とし穴」カード。こんなんなんぼあってもいいですからね
蕾禍は自分の墓地のカードを操作しやすいです。
主に墓地のカードを除外する手段が多いので、壱時砲固定式の発動条件を満たしやすい。
このカードは相手の墓地に置いておきたくないカードをデッキに戻す手段として採用しています。驚天動地でデッキからカードが送れない状況を作り出せないのでね。
デッキに戻す手段なら「鳳翼の爆風」とかは?という疑問もありそうですが、蕾禍は手札1枚の価値が高すぎるのでいやどす
代償として脳内のCPU処理がショートしたうえで熱暴走します。
⑦おまけ 採用しているカード
このデッキ、どうしても公開領域に手札やデッキに戻す手段を用意することが多いです。そうなるとどうしてもそれをすり抜けて上手く対応するプレイヤーも多い。
そんな方にはこの「スウィートルームメイド」で、非公開領域から相手の墓地のカードをデッキに戻すことで相手のプランを根絶やしにしようと試みます。
このカード個人的にはトリッキーで面白いと思います。
墓地効果で除外される罠カードが多いのでそれをリサイクル手段として、そして手札交換のために採用しています。
蕾禍種族の中で強力なデッキバウンスの手段を持っているカードですね。
宣言するカードは私は大体壱時砲固定式にしています。
あれ手札に来ると相手が大体ビビるので。
⑧最後に
このデッキ、実は
別のデッキで使うカードが足りないな
マイナーカードだから某通販サイトで買うか
最低発送金額に満たないな
じゃあ新しくデッキ組むか
という流れで2時間くらいで組んだのですが、
上手くいって本当に安心しています。
皆様も蕾禍で楽しくソリティアしましょう。
蕾禍は出張性が高いうえ、今後の新規によっては更なる飛躍も狙えます。
それではまた
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