今日の1本 映画編 その7
しばらくぶりの映画。またコメディ作品が何本か頭をよぎったのだが、それだと食傷気味になる方もいるかと思い、他のものをと考えた。やっぱり選択肢が多いってのは選ぶのに向いてないなぁ、そう感じる。心理学的にも選択肢は減らすようにとあるし、営業とかでも誘導したりは普通にある
話が逸れた。今回はコメディとは違う、私のかなり好きな作品を紹介したいと思う。実はすっかり忘れていたのだが、とある動画配信サービスで(何故か)今配信が開始されたからだ。オススメに出てきてビックリした、今回の映画はこちら!
真夏のオリオン
さてさて、今回は戦争映画だ。だが、一番の見どころは人間同士のやり取りにある。これはアメリカ軍側も含めて、だ。あくまでもフィクションだから、ではあるが、ここでは正々堂々たる潜水艦vs駆逐艦の戦いが繰り広げられる
ではネタバレなしのあらすじを………
この原作は福井晴敏なのだが、ここでは彼らしい秘密兵器も何も出てこない。だが話自体が美しくはかなく、改めて戦争の悲惨さと共に、その中でも高尚な想いを持って戦う人々も(中には)いる、というリアルを見せてくれているとも思う
それを描くためにはやはり俳優陣が大切。主演の玉木宏をはじめ、イー77潜の搭乗員がそれぞれ個性的かつ人間味に溢れていた。そして米軍駆逐艦パーシバルの艦長や副長もまた、リアリティと高潔さを感じさせてくれる
まーとにかく玉木宏がかっこいい。やっぱり大好きな俳優なんだなと思った。各作品でまるきり違う役を演じ切り、夫婦(木南晴夏)揃って演技派だと感じさせる。ただただカッコイイだけじゃないのが素晴らしい。柔術でも努力しているし………
と、あまり関係ないことも書いたが、色んな意味で見どころの多い作品だ。U-NEXTとNetflixで配信始まったので、入ってる方は是非とも!