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今日の1本 映画編 その7

しばらくぶりの映画。またコメディ作品が何本か頭をよぎったのだが、それだと食傷気味になる方もいるかと思い、他のものをと考えた。やっぱり選択肢が多いってのは選ぶのに向いてないなぁ、そう感じる。心理学的にも選択肢は減らすようにとあるし、営業とかでも誘導したりは普通にある



話が逸れた。今回はコメディとは違う、私のかなり好きな作品を紹介したいと思う。実はすっかり忘れていたのだが、とある動画配信サービスで(何故か)今配信が開始されたからだ。オススメに出てきてビックリした、今回の映画はこちら!




真夏のオリオン

まだ改名前の仲野太賀が出てることに気づいた



さてさて、今回は戦争映画だ。だが、一番の見どころは人間同士のやり取りにある。これはアメリカ軍側も含めて、だ。あくまでもフィクションだから、ではあるが、ここでは正々堂々たる潜水艦vs駆逐艦の戦いが繰り広げられる


ではネタバレなしのあらすじを………

倉本いずみの元にアメリカから届いた手紙に添えられていた1枚の楽譜、それは、いずみの祖母・志津子が、船乗りたちが吉兆をもたらすと信じる真夏の空に輝くオリオン座に祖父・倉本孝行への想いを託して書いた「真夏のオリオン」という曲だった。

その楽譜がアメリカで保管されていた理由を尋ねて、いずみは元乗組員・鈴木勝海のもとを訪れる。64年前の夏、潜水艦の艦長だった倉本がアメリカの駆逐艦と繰り広げた戦闘の記憶と、真夏のオリオンが照らし出した戦いの結末。

Wikipediaより


この原作は福井晴敏なのだが、ここでは彼らしい秘密兵器も何も出てこない。だが話自体が美しくはかなく、改めて戦争の悲惨さと共に、その中でも高尚な想いを持って戦う人々も(中には)いる、というリアルを見せてくれているとも思う


それを描くためにはやはり俳優陣が大切。主演の玉木宏をはじめ、イー77潜の搭乗員がそれぞれ個性的かつ人間味に溢れていた。そして米軍駆逐艦パーシバルの艦長や副長もまた、リアリティと高潔さを感じさせてくれる


まーとにかく玉木宏がかっこいい。やっぱり大好きな俳優なんだなと思った。各作品でまるきり違う役を演じ切り、夫婦(木南晴夏)揃って演技派だと感じさせる。ただただカッコイイだけじゃないのが素晴らしい。柔術でも努力しているし………


と、あまり関係ないことも書いたが、色んな意味で見どころの多い作品だ。U-NEXTとNetflixで配信始まったので、入ってる方は是非とも!

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