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今日の1戦 その6

何を書こうか悩んだのだが、一旦自分のことは置いといて(いろいろありすぎて何にするか考えちゃう)1戦も久しぶりに触れたい



スポーツ、特に格闘技を愛する私。パリオリンピックなどを取り上げようかとも思ったのだが…………つい最近あった試合………から選手をチョイス。あまり一般的ではないものの、是非みなさんに知って欲しい、そんな日本人がいる



それでは今回の1戦をご紹介、こちら!


RWS スーパーフライ級暫定王座決定戦
シューサップ・トー・イッティポーン
VS
名高・エイワスポーツジム


名高・エイワスポーツジムこと、吉成名高。彼はムエタイの生きる伝説だ。4団体王者、ラジャダムナン3階級王者という、ムエタイの現在PFP1位………当然日本人では初である


PFP、つまりパウンドフォーパウンドとは、主にコンタクトスポーツ(格闘技など)全階級均等にしたら誰がいちばん強いのか、というもの。まあ現実にはありえないわけだが、冷静に、そして夢を見て決めていくものだ。ちなみにあの偉大なるボクシングの井上尚弥が、多くのボクシング専門誌などでは2位になっている。一時は当然1位でもあったし、また5階級制覇、しかも4団体統一などしてしまったらまた返り咲くはずだ


それを今現在、ムエタイという別競技で成し遂げているのが吉成名高である。まー強い!強すぎる………正直吉成名高と井上尚弥は負けるところが想像できない。この2人はそれぞれの競技で頂点に君臨していると思う
ちなみに余談だが、動物界のPFPはイエネコと言われてる。あのかわいいニャンコは虎よりクマより強い(あくまで体格が一緒なら)のだ………



閑話休題
今回取り上げた試合は中でもきちんと説明してくれているが、ラジャダムナン暫定王者戦である。当然この後正規チャンピオンも楽々倒して正式に3階級制覇を成し遂げた。ラジャダムナンとは元々スタジアムのひとつで、ムエタイの聖地だ。もう1つルンピニーというのもあり、2大聖地と言われている。タイの(正式)国技だけあり、こちら国営だったはず………


それだけ権威があるものと思ってもらうといい。そこに乗り込んで(とはいえ名高は元々タイで試合していることが多かったが)見事にタイトルを取った。試合内容も終始圧倒的で、安心してみていられるものとなっている。そしてなによりこのYouTube、試合前のワイクルーまで入っている。これは神聖な踊りであり、ムエタイ独自のものだ。タイ人のシューサップより名高のほうが長く美しくやってるのが笑ってしまうが、ラストの相撲ポーズなど日本人らしさも失わない


そんな魅力あるムエタイ、是非見てみてもらえたらと思う。今は格闘技のご多分にもれず、U-NEXTにてRWS、BOMが見られるようになっている。先週のBOMにて、名高はWBC(ムエタイにもある)のダイヤモンドベルトをまたまた圧勝劇で取ったばかりだ


彼はまだ23歳………井上尚弥は31歳、キックの神童那須川天心は26歳…………彼らに比べて圧倒的に若い。この後もムエタイで戦い続けることになるだろうが、恐らくキャリアが終わった時、ムエタイ界では伝説中の伝説となるだろう。世界でもムエタイは広がりつつある。そんな中でこんな日本人選手がいることは誇りに思う。これを機に立ち技(格闘技)黄金時代をみなさんに知ってもらえたら幸いだ

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