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今日の1冊 その12

今日の………がやたらと多いが、何せ大風呂敷を広げに広げてしまったので、その辺はご容赦を。さてさて、今回は初めてエッセイを取り上げたい


かなーり緩く面白い、それでいてもうエッセイは書かないという、なんとも勿体ない超一流作家の渾身の(?)ドキュメンタリーだ。正直それでいての刊行スピード………大サトーに見習って欲しかった(まあ書く方法が異なるのだから無理なんだけど)



さて、それでは早速そんな1冊をご紹介!今回はこちら!



東野圭吾
ちゃれんじ

買った時あまり表紙を見てなかったが
内容そのまんまだな………
まあそれで面白さがかわることはないけど


もうタイトルどおり、東野圭吾のちゃれんじエッセイだ。何にチャレンジしたかと言えば………

中年になってからのスノーボード!

である。まあこれ、意外と大変だ。それまでスキーはしていたが………という東野圭吾。しかも動機がスノボー雑誌の編集者がスノボー1式くれるから、という売れっ子作家とは思えない理由だったりする


で、話がめちゃくちゃ面白い。初心者の頃から始まって、今はなき千葉船橋の屋内スキー場ザウス、一番早いスキー場と遅いスキー場探しetc…面白エピソード満載だ。この辺はもう読んでもらうしかない


ちなみに今も冬(というより滑れるところがある限り)はほぼほぼスキー場を転々としているそうで、なのにあの執筆スピード…………全くめちゃくちゃな作家もいたもんだが、欲こそが人を動かす、という事の典型例と言えるだろう


他にも「僕らはあの頃バカでした」というエッセイもあり、人間やる気になった時がタイミングなんだろうとも教えてくれたりする。結局本人がやるかどうかが全てなんだろうな………


まあ東野圭吾のエッセイ、是非とも買って読んで欲しい!

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