今日の1本 アニメ編 その7
今回は悩んだ〜というのもまず頭に浮かんだのが「ガンダムシリーズ」だったから。前回もガンダムで連続はなぁ………という気分。とはいえやっぱりファンとしては多くなる………
で、他となるとこれもまた難しく、昔のもので詳しく覚えてなかったり、原作漫画があったり(それは今日の1冊になっちゃう)で…………新作アニメを見ていないのも大きいのだろう
という時にふと気がついた。あーあの作品忘れ去ってた!今回は特に素晴らしい1作を紹介できる。知る人ぞ知る名作、是非とも知ってもらいたいと思う。それでは今日のアニメはこちら!
映画クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
しんちゃん映画から。先に言っておくと、私は「クレヨンしんちゃん」は苦手だ。始まったのが大人になってから、というのもあるだろうが、下ネタが苦手なのもある。特に子供が好きなようなものが………(の、割にゴールデンカムイの下ネタは好きだったりするが)。ともかくかなり壁がある作品だ
これを見たのはケーズデンキでの仕事中だった。メーカーが提供してくれたDVDだったのだが、暇な時ちょろちょろ見ていたのだ。そしてあれ?面白い?というか名作?ということで、レンタルしてきちんと通してみたら………
大号泣!!
それではネタバレなしのあらすじを………
いきなりのタイムスリップもの。とはいえ時代考証はしっかりなされており、他の時代劇なんかよりはるかに精巧な描写がされている。そして出てくる人物がいかにも、な人たちばかり。特に主役級の又兵衛と廉姫が素敵だ。しんちゃんの登場人物としてはかなり異質、素朴な感じがいい
そして何が良かったって………この映画の主役が「しんちゃん」であること。やっぱり完全なコメディキャラが主役なのは、話が真面目一辺倒になるのを防いでいるし、なによりしんちゃんの無邪気さが周りを笑顔にしている。それは野原家も同じで、息子への無償の愛も感じさせつつ、いつもの雰囲気がある
だからこそ物語にメリハリがつくのだ。今作はあまりの好評ぶりに実写化されたのだが…………シリアスに傾くと良さはスポイルされてしまう……この辺のさじ加減は本当に難しい。実際実写映画「BALLAD」は酷評の嵐をうけた(ちなみに監督は「ゴジラ-1.0」の山崎貴)
ともかく超名作なのは間違いない。しんちゃん映画はこちらしか見ていないが、毎回傑作だとは聞く。その中でも!ということは言われるし、個人的にもなかなかこれを超える映画はないと感じる。是非とも多くの方に見て欲しい、そんな作品だ