見出し画像

今日の1本 アニメ編 その7

今回は悩んだ〜というのもまず頭に浮かんだのが「ガンダムシリーズ」だったから。前回もガンダムで連続はなぁ………という気分。とはいえやっぱりファンとしては多くなる………


で、他となるとこれもまた難しく、昔のもので詳しく覚えてなかったり、原作漫画があったり(それは今日の1冊になっちゃう)で…………新作アニメを見ていないのも大きいのだろう


という時にふと気がついた。あーあの作品忘れ去ってた!今回は特に素晴らしい1作を紹介できる。知る人ぞ知る名作、是非とも知ってもらいたいと思う。それでは今日のアニメはこちら! 




映画クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

これだけ見るとどうなんだと思ったが……
しんちゃんとドラえもんは映画がすごい!
この作品は特別だった


しんちゃん映画から。先に言っておくと、私は「クレヨンしんちゃん」は苦手だ。始まったのが大人になってから、というのもあるだろうが、下ネタが苦手なのもある。特に子供が好きなようなものが………(の、割にゴールデンカムイの下ネタは好きだったりするが)。ともかくかなり壁がある作品だ


これを見たのはケーズデンキでの仕事中だった。メーカーが提供してくれたDVDだったのだが、暇な時ちょろちょろ見ていたのだ。そしてあれ?面白い?というか名作?ということで、レンタルしてきちんと通してみたら………

大号泣!!

このシーン、大切な場面
ネタバレにならないけれど
ここだけでも感動する


それではネタバレなしのあらすじを………

ある夜、野原一家は全員揃って時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る
しんのすけが幼稚園から帰ると、犬のシロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が入っていた
埋めた覚えはないのにと訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる。

目を開けた瞬間、しんのすけは夢で見た泉の畔に立っていた。訳もわからず歩いているうちに、軍勢同士の合戦に遭遇してしまう。最初は時代劇の撮影だと思い込むしんのすけだが、偶然から一人の侍の命を救う
井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)というその侍は、命を救ってくれた恩からしんのすけを自分たちの城、春日城に案内してくれるという
そこには、しんのすけが夢で見た"おねいさん"こと廉姫(れんひめ)がいた。

Wikipediaより



いきなりのタイムスリップもの。とはいえ時代考証はしっかりなされており、他の時代劇なんかよりはるかに精巧な描写がされている。そして出てくる人物がいかにも、な人たちばかり。特に主役級の又兵衛と廉姫が素敵だ。しんちゃんの登場人物としてはかなり異質、素朴な感じがいい


そして何が良かったって………この映画の主役が「しんちゃん」であること。やっぱり完全なコメディキャラが主役なのは、話が真面目一辺倒になるのを防いでいるし、なによりしんちゃんの無邪気さが周りを笑顔にしている。それは野原家も同じで、息子への無償の愛も感じさせつつ、いつもの雰囲気がある


だからこそ物語にメリハリがつくのだ。今作はあまりの好評ぶりに実写化されたのだが…………シリアスに傾くと良さはスポイルされてしまう……この辺のさじ加減は本当に難しい。実際実写映画「BALLAD」は酷評の嵐をうけた(ちなみに監督は「ゴジラ-1.0」の山崎貴)

やっぱりしんちゃんって偉大なんだな
そう思わされた1作
ちなみにイヤな予感しかしなかったので
私は見に行ってないし見てもない
役者はみんないいのになぁ………


ともかく超名作なのは間違いない。しんちゃん映画はこちらしか見ていないが、毎回傑作だとは聞く。その中でも!ということは言われるし、個人的にもなかなかこれを超える映画はないと感じる。是非とも多くの方に見て欲しい、そんな作品だ

いいなと思ったら応援しよう!