年越しそばと聖地と その1
そういえば関連した話をあまり書いてなかったなと思った、格闘技の生観戦の話だ。話は2007年に遡る
その年、PRIDEが突然なくなった
フジテレビが撤退したのが2006年6月のPRIDE武士道開催直後だ。その時私は出張中で、確かネットニュースでそれを知った。あまりに衝撃的なことで、仕事も手につかな…………いことはなかったが、それでも引きずったのは覚えてる。暴力団との関係が取りざたされた週刊誌報道からだった
ぶっちゃけて言うなら、そんなもんは私はどうでもいい。だってプロレスから始まってボクシングに至るまで、その手の話はゴロゴロしていた時代だったから。今もまだそうした繋がりは0ではないだろう(さすがにボクシングは切れているとは思うが)。個人として見られないことだけが大問題だった
慌ててスカパーチューナーを買って設置。お陰でPPVを買ってその後も視聴を続けられた。そしてPRIDE武士道その十三から佐藤大輔の煽りVも帰ってきた。ここで言う佐藤大輔とは作家大サトーのことではなく、元フジテレビ映像部、現佐藤映像社長で映像作家のことだ。そして………ナレーション立木文彦も!!ナレーターの名前が出てあれほど場が湧いたのを私は初めて見た。もちろん私にとっても格闘技=立木文彦だが
大晦日のPRIDE男祭り2006は素晴らしい大会だったし、PRIDE.34での桜庭和志と田村潔司のフェイスオフは忘れない。が…………その後買収したUFCは一向に続報を出さない。希望と不安とが混在している中、突然企業倒産が知らされたのだ。つまりはUFCがおいしいとこを持っていったから
PRIDE.34オープニング。ある意味最後に相応しいものだった………RIZIN.34でオマージュしたのは嬉しかった
+立木文彦のナレーションが最高だ
もう茫然自失、格闘技自体はまだ生きていたが、MMAの大型メジャー団体はHEROESのみ。こちらはとてもじゃないがPRIDEより小ぶりだ。山本KIDと所英男がいてかろうじて、だったと思う。ともかく大きな拠り所がボッキリ折れた。選手もファンもどうしたらいいか………わからなかった
そんな年末に差し掛かるところで、これまた突然発表がある。それが
やれんのか2007
であった。それまで生中継では大会を見ていたが、観戦は経験なし。だが…………これは私に対する問いかけにも感じたのだ
やれんのかって言われたけど
やるに決まってるでしょう!
というわけで、はじめて格闘技の聖地さいたまスーパーアリーナにいくことになった。この時はまだ結婚してたので、元嫁と2人で、だ
この大会、強引にねじ込んだのもあり、ハッスル大晦日大会が終わった直後、会場を組み替えて行われた。なので完全に年越しするスケジュールだ。当時のさいたまスーパーアリーナ周辺は今みたいにCOCOONシティもなく、近未来的だが開発発展途上という雰囲気だった
遅い時間から始まるため、今では考えられないが夕食を取れる時間があった(今は程よい時間、でも夜遅くに終わる)。そこで寄ったのがけやき広場のそば屋だった。さいたまスーパーアリーナのすぐそばのこちらのエリア、この頃にはTSUTAYAなんかもあり、唯一のレストランエリアでもあったのだ
なんてところで
続く(終わる予定だったんだけどなぁ………)
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