見出し画像

今日の1本 映画編 その11

しばらくぶりに映画を………このチョイスは本当に難しい。いろいろ見てはきたものの、何がいいかはかなり考えてしまう。他の映画紹介の方々の奥深さを見ると、萎縮してしまうところもある………ってほど殊勝ではないのだが(noteはもちろん素晴らしい)


そんな厚かましい私が選ぶ作品だが、王道から少しズレたところを探ったほうがいい………というか得意ジャンルがいいのかなと。とはいえ今回選んだ最大の理由はソレじゃない。出演俳優の演技、というか怪演がすごいからだ



というわけで、そんな映画はこちら!




シン・ウルトラマン

斎藤工の感情を消した演技も怪演
だからこそ派手な長澤まさみが活きる



庵野秀明監督のシンシリーズの1本。ウルトラマン?と思う方も多いかもしれない。ちょっとお待ちを!!この作品、ウルトラマンだから、と先入観で流してしまうのはもったいない。真面目な、だが滑稽な内容は他では味わえない良さがある


個人的な最大の見どころは

山本耕史の胡散臭い笑顔だ

これがまー上手い!紳士的かつ常に笑顔………だが明らかに不自然感がある。これは一重に彼の演技力の賜物だ。まあその後のロトやヒノキヤグループetc……のCMや、他の一部のドラマや映画などでも怪しさ満点の役をやっている訳だが。多分そういう役をやらせたら一番だろう



この映画、あまりに山本耕史がインパクト絶大でそれ以外は覚えてない………ことはないが、やっぱりその破壊力たるや強烈だ。とはいえ他の俳優陣も素晴らしい演技をしてる。斎藤工の感情を消した顔や、長澤まさみの馬力で押しまくるバリキャリ感、田中哲司の飄々とした感じとか西島秀俊の誠実丸出しetc……早見あかりや有岡大貴らもいい


ウルトラマンについつい目がいくが、この映画はやはり人を見るものだと思う。そういう意味では「シン・ゴジラ」とも「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」とも同じだろう(「シン仮面ライダー」もなのだが、どうにも好みとは違ってて………)。やっぱりそういう作品が私は好みらしい

↑「シン・ゴジラ」
國村隼がカッコイイ

庵野秀明は好き嫌いが真っ二つに分かれるだろう。とはいえ日本を代表する監督であることは間違いない。その中でもウルトラマンという優しい(ウルトラマンって半分は優しさでできてるし)クッションがあるので、そうした物語が入ってきやすいのはある


もう山本耕史だけでも見る価値はある(もちろん全て面白いんだが)。是非とも見てもらえたらと思っている


やあ、シン・ウルトラマンを観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする
https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.3f207d8c-4d1e-4fa8-be49-b9478d26cf00&ref_=atv_dp_share_mv&r=web

↑まともなリンクが貼れないのがAmazonプライムビデオの弱点

いいなと思ったら応援しよう!