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今日の1本 アニメ編 その6

今回はあっという間に決まった、というか決めた。リアルタイム、というには少し遅れたが、十分以上にいいタイミングだと思う。ここ数日はこの作品の話がネット上に溢れている



そんな1本なので早く本題に入っていきたい。ということで早速紹介しよう。今日のアニメはこちら!





機動戦士ガンダム
復讐のレクイエム
第1話 呪いの森〜第2話 敗走



10月17日にNetflixで全世界配信開始された、新しい3DCGアニメーションのガンダムだ。正直個人的にはあまり期待はなかったんだが…………面白すぎた!!これはこれで傑作と言えるだろう


それではあらすじ………本当に触りだけ、ネタバレらしいネタバレなしで
宇宙世紀0079 11月6日。地球連邦とジオン公国の戦争開始から11ヶ月…………ルーマニアの前線基地の再占領が行われる。攻勢のジオン軍に連邦軍の伏兵が襲いかかる。そこに空中から投下される「レッドウルフ隊」のMSザク。彼らの活躍で作戦は上手くいった…………かに思えた
真夜中仕掛けられた時限爆弾と共に連邦軍の夜襲が。その中に白い悪魔、ガンダムが…………その恐ろしい牙を剥く!


この作品、とにかくガンダムが悪魔にしか見えない。主人公のイリヤ・ソラリの行く先々に現れる、まさに地獄からの使者だ。初代ガンダムも「連邦の白い悪魔」と(ジオン側から)呼ばれていたという設定もあり、現実に後半はそれだけ恐ろしかったのは理解してたが…………この作品で改めて痛感させられる


アニメ、そしてガンダムなのだが、非常にリアルな戦争を描いているとも言える。全く知らない方でもその怖さや軍隊の理不尽など、戦争を感じさせられる作品でもある。そしてその無常を体現するものこそが”ガンダム”なのだ

桁外れな性能のガンダム
他作品でも同様だったりするのだが
目線が敵側だと感じ方も違う


ホラーじゃないのに、こんな絶望感を感じる作品ってなかなかない。ミリタリー作品でもここまでリアルに書かれながら、人型兵器だからこその恐怖感はすごい。その姿形が異形に見えるのは演出の意図通りなのだろう、まるで幽鬼を見るような外観だ

ガンダムらしさより
ホラーの有名キャラクター達に近い雰囲気
わざとこの容姿にしてあるのは
この世界だけで考えてもいいアイデアだと
思ってしまう


そんなわけで、ガンダム好きでない方にも見てもらいたい作品になっている。この世の不条理の権化のような、そんな相手とどう向き合うのか…………爽快感はない作品だが、だからこそ感じられるものはあるはずだ。是非とも!

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