今日の1曲 その7
ガマンし切れなかった……
やっぱり人間我慢しすぎはよくない。なにより精神衛生上大変によろしくない。というわけで再び目線は稲葉浩志ソロツアーenⅣに。もうどれもこれもいい曲で、また改めて稲葉浩志という人の魅力に気付かされた、そんな素敵な2日間だった
2日間連続で同じライブに行くって以前はどうなの?とか思っていたりもあったが………やっぱり同じセットリストであったとしても(今回は全然別)その日の空気感とかはまるで違ったりする。あれはなんなんだろう?まあ今回は特に場所に大きな差があったのもあるんだろうが………
さてさてその中で(この前の「羽」以外で)盛り上がった、そして心に残った1曲………って多い!多すぎる!!当然のことだが、なかなか絞るのは難しい。そんな中「NOW」には(1曲丸ごとのMVがないから)できないし、「遠くまで」は良さを全部伝えられない(ライブでのアレンジがあって完璧になるので)etc……
という悩みの果てに見えてきた1曲はこちら!
稲葉浩志
oh my love
もうこれも9年前かぁ…………隔世の感も極まるところだが、今聞いても全く古さがない。楽曲が何年前とか関係ない時代になっていた事を改めて確認した。他のアーティストの曲も30年前とか言われても、今でも通用するのだから………もちろん今この時の曲も素晴らしい作品が提供され続けるわけで、音楽ファンにはいい時代でもある(洋楽はもっと前からそうだったが)
閑話休題。さてこの「oh my love」、敢えての小文字。直接確認した訳では無いが、ピッタリなイメージにしてきたのが分かる。このアルバム「Singing Bird」の二本柱と(個人的に)思うのがこちらと「泣きながら」。それまでの男性ラブソング、それはイメージが「男らしさ」を思いっきり踏襲してたような気がする
だがこの2曲は共に、もう少し時代に即した男性の歌だと思えるのだ。「泣きながら」なんて完全にもう女々しさ全開、というか泣きながら謝り続けて終わる。正直大昔なら発表した瞬間に、不適切にもほどがある!と言われそうだ。でも、実際男ってこんなもんだ。というか人は繋がりながら生きていくわけで、そりゃパートナー相手に誠心誠意謝り倒すこともあるだろう
それがとてもとても切ないメロディーに乗って聴こえる………その素晴らしさは………もう最後に公式YouTube貼るのでそちらも聴いて欲しい。泣きたい時は泣けばいい、それを感じてもらいたいから
またまた脱線したが、本題はここからだ
対して「oh my love」にあるのは、静かで相手に強制するわけではない、そんな
自信に溢れ相手を想いやるラブソング
である。こちらも非常に穏やかに始まり………ってこれは聴いてもらえたらわかると思う。それこそ男性にも女性にも響くことがあるんじゃないだろうか。少なくとも私は出だしは緩やか、そしてラストで一気に気持ちがバクハツする感じのこの曲にハマってる
一昨日も昨日ももちろんやった曲。ただ私の席の場所の違いなのか、空気感なのか等わからないが、昨日の日曜日のオーディエンスも含めたパフォーマンスには圧倒された。本当にライブは水ものだなと感じさせられる1曲になった。
というわけで今日の1曲(2曲?)だった。とりあえず(私のnoteの中の)稲葉浩志ツアーはここで終了。また通常運転に帰る…………はず…………