今日の名言 その6
今回は、というか今後も定期的に入れこもうと思う格闘技名言に触れたい。こうして記事を書き出すと、次から次へと思い出してしまうのは何故だろう。やっぱり日本人の演出の妙もある気がする。どこまでいってもジャパニーズMMA、そしてそういう文化が好きなんだろうな
今日取り上げるのも、選手の煽りVからだ。今ふと思い出してるのは大会キャッチコピーや煽りVのテーマだったりするが、もちろんそこでの選手の言葉も重かったりする。当然それは格闘技に関わらず、他のスポーツ選手だったり達人だったり仕事人だったりもそうだ。何事も上に立つには明確な”何か”を持っている
それでは今日の名言をご紹介。今回はこちら!
郷野聡寛
PRIDE武士道その十三 煽りV
そうやって自分の全てを
さらけ出しても格好悪くないような、
格好いい男になりたいってのが
すごくあるんで、
そういう格好悪いのを見せても
全然平気なくらい、
今の自分に自信を持ちたいじゃないですか
さて、もう18年前の煽りVだ。PRIDEウェルター級グランプリ準決勝、そこでの話。このグランプリで日の目を見たファイターがこちら、郷野聡寛だ。この時戦った相手を振り返ると、いかに一流か(格闘技ファンなら)わかる。ヘクター・ロンバート、ゲガール・ムサシ…………とくにムサシは半端な相手じゃない
そんな彼は”難攻不落のビッグマウス”と呼ばれ、マイクも含めて試合をしていた。このトーナメントでは当時流行のDJ.OZMAの「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で入場、パフォーマンスもやっていた。それも含め当時は本人が入場1R、試合が10分5分での変則3Rと呼んでいたくらい………とはいえ後々語るところでは、自分は試合だけで魅せられないから、と吐露している
さて、この名言の前には泣き虫だとも言っていて、試合前にメソメソ泣いてたりするとも。それもあって「格好悪いところ」と語っている。だがそれを言える彼を、私はとてもカッコイイと思えた。その他いろいろ逸話などがあり、心優しい選手たる彼の大ファンなのだが………
この言葉、誰が言ったとしても名言ではないだろうか?自分に自信を持ちたい、それは誰しもそうだろう。ダメな部分も見せてもいいくらいできたら、人として一皮剥ける、そう思いながら日々過ごしている。この言葉が何かまたプラスになったは嬉しい
P.S.YouTubeはその時の煽りVから試合まで。途中本物のDJ.OZMAも一緒だった。めちくちゃ押した大会だったが、リアルタイムで見ていて感動したのを覚えている。よろしければ入場まででも是非!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?