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今日の1本 アニメ編 その5

前回の「トップをねらえ!第4話」は大好評を頂いた。見た方も…………配信で見られないので多くはないと思うが、過去に見ていた方々には懐かしかったと思うし、また今後見られるようになった時には是非に…………


今回は、個人的に好きな作品の好きなエピソードを取り出してみたい。全体の作品としては大事………には違いないものの、そこまでの1本ではない。ただだからこそ爽快感がある



さてそれでは今日の1本をご紹介、今回のアニメはこちら!



攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG
第1話 再起動 REEMBODY

個人的には2nd GIGが一番好きだったりする


前に紹介した(まとめちゃって、だったが)「攻殻機動隊SAC_2045」より前の話になる。こちらは昔の作品なので、さすがに3DCGアニメじゃないが………やっぱりこの方が見やすいのは間違いない。どうしても自然な動きが嘘くさくみえるんだよなぁ……


さてネタバレなしのあらすじを

笑い男事件」が集結し、公安9課が解散させられてから2年………中国大使館立て篭り事件が発生、彼らは「個別の十一人」を名乗り人質を盾に、高層ビルで政治的要求を発信する。前政権から変わった茅葺総理に呼び出される荒巻大輔。
公安9課の再建と引き換えに鎮圧を持ちかけられる。だが手続き上の問題から今すぐの行動には制限が………

その頃既に公安9課メンバーは行動を開始していた。課長からのGOサインを待つ草薙素子初めとしたメンバー達。だがなかなか書類が揃わない………そこで荒牧が強引な手法の提案をし…………


というのが本筋だ。「再始動」というだけあり、大切な第1話なのだが、ここで出てくる「個別の十一人」なるメンバー達は大した意味は無い。ないのだが………この物語の鍵を握るワードではある、という複雑な作りをしている

このオープニング「rise」も素晴らしかった。こちら歌ったロシアのアーティストorigaも何年か前に亡くなった。とても残念である


ただやはりこの話の見所は、再始動し始めた公安9課の連携プレーにこそある。まああまりに鮮やかな行動、これが「チームプレーなどという都合のいい言葉は存在せん」と言った荒牧の作ったチームなのが素晴らしい。この辺りは後日違う記事(またアニメでなのか、名言でなのかはわからないが)で触れたい


また私が好きなのは行動に移る前の、メンバー達の軽口とかのんびりしたやりとりだったりもする。彼らも決して超人では無い(まあ一般人からは程遠いが)ところも魅力だったりするわけだし。特に2nd GIGはSACに比べて、本編と重なり合うように個々のメンバーにフォーカスが当たる回がある。その楽しさは他にはなかったりするわけで…………


過去作品ではあるものの、今の世界情勢や社会問題にも通じるシリアスな話がメインだ。興味持った方は見て欲しい。複雑な専門用語は出てくるが………きっとそのうちわかる………日が来る………と思う、多分。是非とも!


P.S.草薙素子役の田中敦子さんがつい先日亡くなった。様々な役をやられてきた素敵な声優で俳優だったと思う。その代表作が草薙素子だった。謹んで哀悼の意を表したい。ご冥福をお祈りする

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