今日の1冊 その5
いきなりなんだが、正直今ホントは1曲を書きたい!そりゃライブ2days終わって、感動した中での1曲書くとか当たり前でしょ!すごくグッときたライブで2日ともやったアノ曲とかコノ曲とか………
だがそれだとずーっとenⅣ一色になっちゃう。それは書き手として(見てくれる人が少なくても)どうなの?とも思う。多少なりとカッコつけたかったりはするのだ
そんな訳で本日は短編小説を1本ご紹介。隠し玉チックな1冊はコチラ
佐藤大輔
皇国の守護者 外伝
新城直衛 最初の戦闘
さあ、佐藤大輔、知る人ぞ知る大サトー(古代ローマの人物にあやかったあだ名)の登場だ。私は隠れ(って隠したことはないのだが)大サトー信者………どれほどかと言えば、ハードカバーの佐藤大輔全巻(みたいなシリーズ)を買っちゃうほど。1冊4000円以上するのに発刊されてすぐAmazonへ………
で、知らない方の方が確実に多いと思うので、ここで大サトーこと佐藤大輔の事を丁寧にご説明………と思ったが(ホントに途中まで真面目に書いてた)そこはwikiにでも譲ろう
詳しくはそちらで、ここでは我々読者から見たリアルを伝えよう。まずめっちゃめちゃにリアルで生々しい……からこそ、やたら遅筆で有名だった。そしてあちこちでシリーズを始めるもんだから、ついたあだ名は「未完王」。それでも読者はその内容に満足はしていたので、愛をこめてそう呼んでいた…………のだが………
突然の訃報!若くして病気に倒れてしまった。結果
本当の「未完王」になってしまったのだ!
今でもファンは多い作家であるが、如何せんものによってはいいところで終わってるために、なかなかストレスは掛かりやすい。外伝などで本編後のその世界を知ることは比較的多いため、そこは脳内補完することはしやすいのだが………
というところで本題に。今回まさにその外伝作品だからだ。まあ今になってこの作品、世界説明もない(そりゃ本編じゃないから仕方ないのだが)ので分かりにくさもあるかもしれない。だがそこまで世界観を知らないと読めない作品でもない
軽くあらすじを………
ある辺境の村に派遣された小隊。匪賊討伐の為出撃したものの、小隊長が(無駄な勇猛さ故に)戦死してしまう。平時のためすぐさま赴任することになるのだが、やってきたのは下士官が拍子抜けするような新品少尉(士官学校出たて)の若者だった。その少年の名は新城直衛…………後に【皇国】の歴史を変えることになる新城の初めての戦闘が今始まる
と、こんなストーリーだ。こう書くとなんだか美形で長身でカッコ良さ全開の英雄譚!みたいだが、そこは大サトー、そんな話になるわけがない。この作品は架空の世界(かなりファンタジー要素満載)の話ではあるものの、そら恐ろしくなるほどリアリズムに溢れている
この話のキーポイントは、新城の非凡な部下掌握術や戦術眼が分かる………と同時に、世の中人の思うことがいい意味でも悪い意味でも裏切られることは多々ある。ということをリアルに描いている点にある
これ以上は是非とも手に取って(と言ってもKindleなどの電子書籍で、だが)読んで欲しい。これでハマれるようなら、未完王のドロ沼に自ら入っていくことだろう。それほど魅力ある作品だ!
P.S.昨夜書いてる途中で力尽きた………しかも書いてる途中で半分消しちゃった………それでも書いた私エラい!!
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