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プロやなあ・・・と思った。

プロに仕事ぶりを見せつけられた!
先日の「困った客を断れるか!?」に関して・・・
簡単な事だろうと思ったが大違い。

「サービス向上の為に、この会話は録音されています。」というメッセージを流そうと考えた。

一流企業のメッセージは非常に聞きやすい。
一方、社内のスタッフの声だなあっと思うメッセージは聞きにくく、何か電話をかけて悪い対応をされたように感じる。
つまり電話を取るという事は、最初のイメージなのだから大変重要なんだ。

そこでプロに依頼する必要があると思った。
ちなみに、このような仕事は60秒か90秒で3万円ぐらいするそうだ。
さらにプロダクションを通すともっと高いという。

たまたま知り合いに、破格の条件で引き受けてもらうことにした。
彼女は「録音する内容を文章に書いて、あらかじめ見せてほしい。」という。
そんなんプロだったら、その場で文章をすらすら読むだけで簡単なのに・・・と思った。

すると彼女は文章を見て、「電話番号は“ゼロ”が良いですか?“レイ”で行きますか?」とか、「語尾はこちらの方が良いのではないですか?」「スピードはこれぐらいで良いですか? もう少し遅い方が聞きやすいですか?」
というやり取りをしながら、文章にメモ書きをしていった。

あらかじめという事は、録音の本番までにそのメモをもとに練習するのだろう。

録音当日、うちのスタッフがパーツごとに録音したものをパソコンで組み合わせて電話機に取り込む。

録音現場にはいない方が気が楽だというので、席を外す事20~30分。
出来上がった!

確認の為に録音された内容を聞くと、いつのも彼女の声と違う!

やっぱりプロはプロなんだなあと思った。

それから月日が経ちましたが、現在御所坊関係の電話には、まず最初に彼女の声が流れるようになっています。


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