有馬温泉玉子と有馬温泉プリン考
オミクロン株の感染拡大が広がっている。第六波をいかに乗り越えて未来をつくって行くか!?
まず有馬の近未来はどうなるのだろうか?
不都合か好都合か・・・有馬の近未来|金井啓修|note
の最後に記載した
協同事業の例 有馬八助商店
阪神淡路大震災直後、一緒に有馬の街づくりをやって来た仲間たちの商売が影響を受け、今までは一緒に飲んだり旅行に行ったりすることが出来なくなって来た。
そこで「まちづくり会社をつくろう!」と言って、ある日集まりがあったのでその場で賛同を得て「明日、実印と印鑑証明と40万円もってこい!」
そして8人で資本金320万円の合資会社有馬八助商店を設立した。
“有馬サイダー”誕生秘話 スケベー親父8人の挑戦!|金井啓修|note
この会社はコロナ下でも3~400万の収益はあるので、旅行に行けるし一杯飲めるし配当もある。
でも年を取ると新たなチャレンジや投資をしなくて、このままで良いと動きが止まってしまっている。
収益の柱は「有馬サイダー」で、ヒット商品が生まれれば皆が喜ぶ結果になる事を実感した。
そこで新しい協同体をつくり、withコロナ、afterコロナを生き抜いていこうと考えている。
まずは落としていたモノの見直し
有馬サイダーは、かつて有馬温泉で日本初のサイダーとして製造されていたものの復刻版だ。大手メーカーのサイダーに比べて価格が高くなるとかお土産に適さない等とマイナス要素があったが、年間2000本売れたら良いやんと遊び半分でつくったものだ。
それがヒットをした。要因は昔の様にゲップの出る炭酸ガスのいっぱい詰まったサイダー。時代の逆行だった。そして有馬の歴史を絡めたストーリー。
その理屈でいうと、温泉地でよく見かけられる“温泉玉子”や最近あちこちの温泉地で売られている“温泉プリン”もちろん定番の“温泉饅頭”や“温泉せんべい”を見直すのもありだと思う。
温泉玉子はもちろん昔から作ろうと思っていたが色々問題があり、今はやっていない。
御所泉源の温泉で白い玉子を茹でると温泉色の綺麗な茶色になる。でも泉質が変わって色がつかなくなったし、現在御所泉源は休止している。
有馬の温泉の塩気を付けようと、玉子に塩味を付ける事をしたが、茹でる際にヒビが入ると塩辛くなってしまって食べれなくなる。
また茹でた玉子は賞味期限が短いので、販売できるのは製造した日のみなので効率が悪い。
温泉プリンもカフェドボウは立杭焼の器に入れた黒豆プリンや栗入りのプリンをつくっている。
またお土産用にと塩味のプリンを販売していた。これは販売方法や物語など問題があったのか、あまり売れなかった。時代が早かったかな?
他の温泉地を見れば・・・
先日箱根温泉に行った。箱根と言えば大涌谷の黒い温泉玉子が有名だ。でもこのタマゴの製造方法上で種があるのを知った。これを活用すれば有馬でも黒い玉子が出来て「三羽のカラス温泉玉子」をつくる事も可能だ。
あ!そうだ。北陸の温泉地の友人は温泉で茹でた玉子を普通に土産物に売っている。これって賞味期限はどうなんだろう?
そこで友人に電話をかけて聞いてみた。インターネットで調べても茹で玉子はええとこ2日。しかし友人は「30日は持つみたいなので、2週間の賞味期限を設けている」との事だった。北陸の温泉の効果かどうかわからない。
ようはエビデンス。ちゃんとした検査機関に出して調べたら良いのだ。せめて1週間大丈夫だったら十分に販売は可能だ。
・・・という事で、新年早々検査機関に出した。結果はまだ出ていない。
有馬温泉プリン
年末、ある人と知り合って有馬の商品をいくつか出す事になっている。その人がプリンをつくっていて、そのプリンを送って来てくれた。
そのプリンは瓶詰めされている。
なるほど瓶に充填して蓋を閉め加熱すれば殺菌出来て賞味期限が伸びるのだろう。
そこで早速カフェドボウでつくって源泉に浸けてつくってみた。
我家で孫たちにプリンを作る時はヘルシオで90℃の蒸気で20分ぐらい加熱する。
温泉は80℃から85℃なので、1時間ぐらい茹でたら良いんじゃないかと考えて実験してみた。
すると高温で加熱するのに比べてしっとり柔らかいプリンが出来上がる。
本当かどうかヘルシオでも80℃の蒸気でやってみた。同じような結果が出たように思う。
有馬サイダーの二番煎じ第一弾
有馬温泉プリンも菌検査に出した。賞味期限が決まれば共同事業の最初のとっかかりとして動いたら良いだろうと考えた。
まずデザインをどうするか!?
不特定多数の若いSNS愛好家をターゲットにしたいので、かわいいデザインが良いだろう。
という事で、このようなデザインを考えてみたのですが、いかがでしょうか?
ご意見やアドバイスを頂戴できれば幸いです。