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2024.8.20 ヤーレンズ×Dr.ハインリッヒ「コーヒーブレイク」
ずっとずっと待ち望んでいた東でのヤーレンズ×Dr.ハインリッヒ ツーマンライブ。激戦のチケット抽選に無事当選していってきました!
まだこれから配信販売があるようなので、あまり詳細は書きませんが控え目に言っても
最高でした!
まあ、わたくし語彙力があまりないので何でも最高と言っているじゃないか、と言われそうですが、このツーマンは本当に行けて良かったですよ。
しみじみ。ハインリッヒさんファンにとっては特にそう思えたんじゃないでしょうか。トークはジェンダー論を中心とした深い話。ハインリッヒさんのファンならArtist Sporkenやトークライブで色々これまでもお二人の考えを聴いているので慣れている、というか「だからこそハインリッヒさんを支持している」理由の一つだったりするのだけど、それを弟分のヤーレンズと大きな会場で語ることができているのが観れてとても嬉しかった。
オープニングトークして漫才してトークして、という感じかなあと思っていたら、幕があがったら長テーブルの上にコーヒーカップ、4人が並んで座った状態で登場。2組の関係性の話から始まり、漫才は「やりたくなったらやります」「一応各2回はやりたくなろうね」ということになっていると最初に説明があり、トークからスタート。斬新なスタイルで、これがまた終わってみればとてもいい流れになってた。
苦楽をともにするというより「苦」しかなかった頃の話と、ヤーレンズの文春インタビュー記事、出井ちゃんを褒めるハインリッヒのお姉さまたち、ジェンダー論、出井さんのコラムの話と話は尽きない。
途中、「シンポジウムになっている」と言ってましたが、真面目な議論をしつつも、楢原さんが途中ツッコミを入れて笑いの要素を入れたり、スピリチュアルな世界に話が飛んだりしたら「漫才やりたくなってきたー!」と言って、熱くなる3人と客席のバランサーの役割を担ってました。
そんなすごく熱い真面目な話をした後の2組の漫才も良かったですよー。
一本目は少し長めに。ヤーレンズは最近の芸能トラブルネタをじゃんじゃん織り込んだ即席要素満載の漫才。また「漫才に双子や女性あるあるなんてまず自分たちが面白いと思わないから入れたくない」、と散々トークで話をしていたハインリッヒさんの漫才はさすがの漫才で、「どうだ。双子とか女性あるあるを入れなくったってこんなに面白い漫才があるんだ」というのが存分に伝わって会場拍手喝采。
面白漫才を披露したら、また席に戻ってシンポジウムトーク。
そしてちょうど良い加減のところで、また楢原さんが「漫才やる!」と言い出して漫才へ。今度は短いネタでお互いに横で見る形で漫才披露。M-1優勝に再挑戦するヤーレンズのために、彩さんがM-1の出囃子を歌って2人を爆笑させてたのが可愛かったな。ヤーレンズの2本目のネタ、圧巻だった。長尺で伸び伸びしている時とは違って、短い時間だとギュッと濃縮されて漫才戦士のような雰囲気が立ち上ってくる感じ。今年のM-1も頑張ってほしい!
シンポジウムトークに傑作漫才、濃い内容の90分に最後は写真タイムまであって大満足のライブ。これ本当に鎖国無視して今後定期開催してほしい。
ハインリッヒさんも来年はまたTHE SECONDにエントリーされるとのことなので、2組が羽ばたく世がやってくる25年になるといいな。
(参考)トークで話されていた内容は下記がベースになってます
自分の備忘録の意味でリンク貼っておきます。
★ヤーレンズとハインリッヒさんの関係。苦楽の「苦」の時代の話
★芸人界とジェンダー ハインリッヒさん文春インタビュー
★芸人界とジェンダー ヤーレンズ文春インタビュー
ハインリッヒさん日く「出井ちゃんの発言はお笑いの歴史に名を刻んだ」
★出井ちゃんのお笑い史に刻まれた2つ目の名言「男女ってのはいつだってそんなに対称じゃないし、男の真裏が女じゃない。」