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(9.3配信)Dr.ハインリッヒ単独ライブ「道を、歩いてたんですよ」

9月3日 Dr. ハインリッヒさんの単独ライブ 「道を、歩いてたんですよ」
をリアルタイムで配信で観ました。

素晴らしかった!!

まずはこの一言ですよ~~~。

Dr.ハインリッヒさんは漫才もさることながら、フライヤー・グッズもライブでのコンセプトや世界観を余すことなく表現される方。そんなお二人が舞台空間に手を抜くはずもなく。去年、浅草公会堂の単独ライブを初めて観に行った時に、まだ開演する前から浅草公会堂の緞帳の絵と音楽・スポットライトを使って観客を楽しませてくれるお茶目な心遣いがあった後、開演直後にDr.HRのオブジェとともにお二人がせりあがってきたときには、もうあまりの格好良さにノックアウトされてしまいました。

今年の単独ライブはどんな演出なんだろうとワクワクしていたら、なんとタキシードをきた黒帯の2人が登場し、舞台真ん中の扉を開くではないですか。扉をひらいた向こうは数段高くなっていて彩さん・幸さんが神々しくスックと立っておられる!

痺れる~~~!!!! 

満場の拍手を浴びたあと、階段を下りてこられ黒帯の2人がエスコート。最高。てらうちさんはジェントルな振舞でしっかりエスコート感出してましたが大西さんはいつものちょっと猫背の伏目がちで幸さんに逆にリードされてましたw

黒帯はこれだけのために呼ばれてて、そのあとすぐに別の寄席のために
去っていきました。ハインリッヒさん、やることが素敵すぎます。

扉の向こうの世界からこちらにやってきた後は、さあ、漫才です。
次から次に漫才9本。うち新ネタ5本。Artist Spoken、GERAでも単独のネタがまだできてない、とギリギリまでおっしゃってたのにちゃんと新ネタ5本作ってくるのが本当に凄い(ほんとに3日前から作ったらしいです)。1本目でネタが飛んでしまったのもご愛敬です。

今回は配信があるのでカッコいい出囃子は聴けないんだなと思っていましたが、フリー音源の出囃子もめちゃくちゃこだわってて全然適当感がなくちゃんとカッコよかったです。1回、1回出囃子も舞台上の電飾も変わって、配信で観ててもしっかり映えてました。

新ネタの中では、「副業で占い」がハインリッヒさんには珍しくコント漫才っぽい入り方だったのが新鮮で面白かったです。あとは、「満月にらみ」。お月はんと雲と太陽を幸さんが顔芸で表現していくのが可愛かったな。

既存のネタからは大好きな「チーマーの後輩Ⅱ」。去年の浅草公会堂の時にも「チーマーの後輩は次からは前半にやろう、体力が持たない」とおっしゃってたのに、今回もなぜか?やっぱり?8ネタ目。代表ネタなだけにトリ前にもういっこ大きく盛り上げを作る配置。彩さんがラッコを表現してブンと体をひねってるときに「彩さん大丈夫?」とドキドキしてたら、やっぱり息切れされてしまって(笑) でも最後までやりきってました。お疲れさまでした。

最後9本目のネタが終わったあと、お二人が扉を開けてあちらの世界に戻っていく、というエンディング。最後までお二人の世界観をたっぷり浴びて大満足の1時間でした。

あー東京でも単独ライブ早くやってほしいなあ。。。
東京だったら扉開けは誰がいいかな。タキシードだからトットちゃんかな。囲碁将棋がエスコートだけに来たらあまりに絵になりすぎて鼻血でちゃうな。(個人的な勝手な妄想です)
扉が自動で上に開くセットも実現できる劇場が東京にはあるかもしれないですよね、あー妄想がとまらないので早く東京単独お願いします。

(おしまいに)
前回・今回と舞台監督をされた前田さんのNote。現場の方のチームワーク、舞台裏が知れて、改めて今回の単独ライブの開催に感謝感謝でした。




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