2021-06-28 日記
ギックリ腰のため在宅勤務にしてもらった。
座って仕事できるけど、立ちあがろうとした時が地獄。デスクとベッドを行ったり来たりしながら作業。
某文学賞の一次審査で原稿をひたすら読んだりした。人が一生懸命書いた創作に点数をつけるのは気が引けるが、読み比べる作業自体は嫌いではない。その人なりの癖や特徴がどんな人にもあって面白い。
夜はミニシアターエイドの特典、サンクスシアターの鑑賞期間が終了間近だったため慌てて、濱口竜介『天国はまだ遠い』岩淵弘樹『遭難フリーター』の2本の短編を鑑賞。どちらも面白かった。
『遭難フリーター』は00年代中盤、キヤノンのプリンター工場で派遣社員として働いていた岩淵監督が、自身を撮影したドキュメンタリー映画。
貧困の自己責任論や勝ち負けの考え自体、この頃からすでに根深い問題として存在してるんだなと思う一方で、やりがいのない低賃金労働の代表として描かれる住み込みの工場労働なんて今見るとわりといい仕事に見えるわけで、、世の中悪くなる一方だな…と思ってしまった。
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