2021-08-22 日記

フジロックに関してのお気持ち日記。

途中カフェに行ったのを除いて、ほぼ終日フジロックの配信を見ていた。

君島大空、オーサム、STUTS、cero、MISIA、TBH、CHAI、電気、まりん。
アクトはどうしたって特別なライブである状況下、どれも素晴らしかったように感じた。
唯一、オーサムは3人体制になってダンス要素がだいぶ後退していてそれは残念だったかなぁ。

これだけ見といて言うのもなんだけど、オリンピックのときと種類は違うけど、今回も楽しんで見ることへの後ろめたさはあった。

俺のTwitterのタイムラインには、新潟で働く医療従事者も、現地に行って出演している人も、見ている人もいる。フジロックではないイベントに出演している人もいる。音楽の仕事をしている人、自分のイベントを中止せざるを得なかったオーガナイザー、店の営業ができないオーナーもいる。コロナにかかった人も、今まさにかかっている人もいる。ワクチンを打った人も、打ってない人も、打ちたくても事情があり打てない人も、反ワクチンの人もいる。

それぞれの立場を想像する。フジロックを開いたこと、遠方からたくさんの人が集まったことは俺の立場からは正解とはとても思えない。

けど、今日も自分は妻とカフェに行ったし、不要不急の小売業勤めで毎日通勤もしているし、人の行動を責められるほどの暮らしぶりでは全くない。

周囲の環境から呑めるリスクを呑み、割り切って、あるいは諦めて行動のラインを決めているだけにすぎない。人によってそのラインが違うのは当然で、その自由は保障されているわけで…

色々書いたけど、どうしても気持ちに折り合いがつかない。夏フェスはまだ続く。音楽だけじゃなく、人を集める興行、プロスポーツなんかもある。フジロック、派手なクラスターなどが起こらず、無事に済むことを祈る。

このまま寝ると毒気にやられるなと思い、モヤった気持ちを（自分は飲酒しながら）妻と話し、少しガス抜きをしてから2時過ぎに就寝。