2021-06-13 日記

誕生日!

なんだけど、前日にスペースで話しながら飲んだ焼酎ハイボールレモンのロング缶×2と低気圧で朝から頭痛。冴えないスタート。

Twitterに欲しいものリストを晒して、いろんな人からお祝いの連絡をもらった。

自意識過剰だった20代の頃は、おめでとうメッセージに返信する一連のやり取りには何も意味ないじゃないか、と思っていた。
いまは普通に嬉しい。これもまた成長である。

日中は無為にだらだらしてしまった。ウマ娘やってから読書。

朝届いた河合隼雄『中年危機』を読み進める。

元文化庁長官にして京大教授、心理学者の河合隼雄による、夏目漱石や谷崎潤一郎などの文学作品を症例に見立て、中年の心の危機について分析・コメントした本。

うーん、面白い。文学作品のまとめ方も的確で、読んでなくても置いてけぼりにならない。(それどころか、原書を読んでみたくなる)

出てくる例えもわかりやすい。
夏目漱石『門』の主人公たち夫婦が住む「崖の下にある家」について、中年の不安定な心理状態そのものだと言い、「大丈夫と言えば大丈夫だが、突然の突風や豪雨に見舞われたとたんに崩壊する危険をはらんでいる」と記している。

わからない事柄を調べながら読むのも楽しい。「父母未生以前の本来の面目」なんてはじめて聞いたよ…俺がモノ知らないだけかもしれないが。

昼はリクエストしたボロネーゼをいただく。肉肉しくておいしい。

昼過ぎにケーキを食べながら『生きるとか死ぬとか父親とか』10話。
エンディング曲の聞こえ方、こうも変わるのか。母親のことを信仰の対象にしていったと締めていたので、おそらく次から美化していない母親の話になっていくのだろう。心に響く。

見終わって思わず実家の母親に電話してしまった。

夜ごはんもリクエストメニュー。魚屋で買った鮭の切身と鯛のお造りを中心に。おいしかったー。我ながらこれが好物ってところに年齢を感じてしまう。

『あざとくて何が悪いの?』
『ゴッドタン』小椋梨央いきなり番宣選手権
と視聴。どちらも面白かった。

晩酌しながら『コントが始まる』9話。
「自分の満足を追うのではなく、他人を満足させることで自分を納得させる」という話が出てきて、これこそが青年期の終わりだなぁと思う。「勝ち負けじゃない」という話も出てきた。この2つがドラマの主題かな。
次回最終話。もうコイツらに会えないのかーと思うと寂しい。

なかなか寝付けず、読書を進めて3時頃に就寝。

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