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建築系20代会社員が転職で350万円UPを達成した話
みなさん、こんにちは!
建築系の会社で働くサラリーマンのシロヤギです。
「年収が上げたいけど転職で本当に上がるのかわからない」
「年収上げるための転職ってよいの?」
「どうやったら年収を上げる転職ができるのかわからない」
今回はそんな方々に向けた記事です。
私自身、社会人になった当初は年収にはあまり興味がなく、
無理なく生活できる給料さえもらって入れば良いという考え方でした。
会社員になってから3年間は変わらない価値観でしたが、
「ある出会い」から考え方が大きく変わり始めました。
1. 転職時に年収にこだわるきっかけとなった「ある出会い」
会社員になった当初は年収に興味のなかった私が、
年収が気になるきっかけとなった「ある出会い」とは、
「投資との出会い」
投資なんて最初は縁のない話だと漠然と思っていましたが、家をこのまま賃貸にするのか、持ち家を買ってしまうのかを考え始めていた時、あるYouTubeチャンネルに出会って「投資」の重要性に気付かされました。
あくまで個人的な主観ですが、「投資」は投資について勉強していない人が怖がっているだけで、投資についてしっかり勉強した人は少額でも始めているのが現実だと思います。
実際に私から人に投資を勧めて、そこから勉強を始めた人は少額からでも投資を始めて、自ら勉強していない人はなにかと理由をつけて、投資を始めていない印象があります。
私は投資について理想のライフスタイルを妄想し、自分の中で最適と思われる投資方針を決めて運用しています。詳細については今後noteにてまとめようと思っています。
そして「投資」について勉強始め、実際に運用し始めると、入金力の重要性に気付かされます。
「いかに投資にお金を回せるか!」
ここが重要だと気づきます。
今の会社員という立場で「年齢」、「経験」、「スキル」でどこまで年収を最大化することができるのか挑戦してみたい気持ちが出てました。
投資との出会いでお金への価値観が変わり、年収にこだわる重要性に気付くことができました。自分の人生の時間に対して、どれだけ対価がもらえているかを意識することはとても大事な価値観です。
2. 「年収を上げたい!」は立派な転職理由
「年収を上げるためだけの転職は良くない」
みたいな言われ方をすることがあります。
確かに年収を上げることだけが目的になってしまっていると良くないと思いますが、「年収を〇〇万円上げて、〇〇する!」という具体的な目標を掲げているなら全然問題ないと思います。
ただ漠然と「年収を上げたい!」だとうまくいかないのは、おそらく他人と比較の中でなんとなく上げたいだけのパターンで、具体的な目標がないからだと思います。具体的な目標がないと、転職活動中にも心が折れること間違いありません。
「なぜ年収を上げたいのか」
「いくら上げたいのか」
「いつまでに上げたいのか」
このように具体的に目標を設定できていればOKです。
私も年収に対しては明確な目標がありました。
「なぜ年収を上げたいのか」
→サイドFIREするために投資の入金力を高めたい
「いくら上げたいのか」
→年収+120万円UP以上
「いつまでに上げたいのか」
→できれば30歳まで
私自身は月に+10万円を投資に回せるようになると、
好きな仕事だけで「サイドFIRE」するという目標に40歳までに到達できることが試算できていました。(机上の空論ですが……)
まさに年収を上げることが会社の給料にも定年にも左右されない人生にするための条件でした。
目標を固めることができれば、十分な転職の理由になります。
ただ注意しておかなくてはいけないのは、
目標に「年収UP」を掲げているのは良いが、
面接時には「理由の1つ」として伝えるのが良い。
やはり面接時に転職の1番の理由を「年収UP」にするのはあまり好まれません。これは転職エージェントにも相談しましたが、
「年収交渉はエージェント側でするので、聞かれるまでは年収の話はしなくてOKです。」
と言われました。
「貴重な面接の時間に年収の話を使うのではなく、お互いの理解を深める時間になるべく費やした方が良い。」
ということを言われました。
と、エージェントから言われたものの面接の中で希望年収を問われた時は明確に答えれるようにしておく必要があります。あわせて、希望年収額の理由を問われたときも答えられるにする必要があります。
「希望年収は◯◯◯万円です。」
「最終的には仕事を辞めてサイドFIREするために◯◯◯万円必要だからです。」
と正直に答えてしまったら間違いなく採用されませんよね。笑
私は下記のように答えるようにしていました。
「今年は◯◯◯の資格と、◯◯の経験を積んだので、御社で更なる業務への貢献ができると考え、現職の年収◯◯◯万円から+◯◯◯万円の年収を希望します」
技術職だとなかなか貢献度を数値にすることは難しいので、資格や具体的な経験したことをで伝えすることを意識していました。
ぜひご参考に!
3. 年収上げるためにしたこと
私自身が年収を上げるためにしたこと、こだわったことをご紹介します。
まとめると下記の4項目です。
「市場価値を高める」
「転職する業界を絞る」
「転職条件に年収を入れる」
「希望年収の理由を答えられるようにする」
「市場価値を高める」
建築系のサラリーマンでいえば、1級建築士などの資格をとることは市場価値を上げやすく、効果が絶大です。
建築系の業界で年収を上げていきたいなら必須の資格だと思います。
また、資格だけでなく、様々な用途や規模のプロジェクトに参加することにも意識を向けた方が良いです。
1つの用途しか関われていないと、転職の幅をだいぶ狭めてしまいます。
その道を極めて、1つの用途をやり抜くことは重要ですが、市場価値を高めていくには少しリスクがあります。部署の異動を出して、2つ以上の用途&中〜大規模のプロジェクトに関われるように意識しましょう。
「転職する業界を絞る」
どんなに高い希望年収を出していたとしても、業界と年齢によって、年収の上限は大体決まってしまいます。
年齢はどうすることはできませんが、業界は自分で選択することができます。
建築系でいえば、「ディベロッパー」が年収最大化という点においては、ベストに近い転職先です。私自身が年収350万円UPに到達したのも技術職でありながら、ディベロッパー業界である「ディベロッパー技術部」に転職したのが大きな要因です。
「転職条件に年収を入れる」
前項でお伝えした内容です。
仕事内容、勤務地、労働環境などに並列して「年収」もしっかり条件にいれておきましょう。面接時の配慮は必要ですが、エージェントにはしっかりと希望年収を伝えておきましょう。
「希望年収の理由を答えられるようにする」
こちらも前項と同様の内容です。
面接用の理由をしっかり考えておきましょう。
間違っても「サイドFIREのためです!」なんて答えないようにしましょう。売上などを数値で伝えずらい建築系は、資格や具体的な経験を伝えられるようにしましょう。
今回の記事は以上になります。
年収を上げたいけど、どうしたら良いか悩まれている方の参考になれば幸いです。
今後も建築系のサラリーマンとして、「建築という職業を活かした人生設計」を 転職、一級建築士の勉強法、投資の観点から発信していこうと思います。
それではまた!