入国拒否が続出!日本入国は難易度高し。
新型コロナのPCR検査をシリコンバレーで受けるのは
ものすごく簡単になりました。
以前は行列ができていたものです。
ウェブサイトから予約して、当日3分で終わります。予約も空いてます。
これはモバイル検査場。
ワゴン車の窓の下から検査薬が出てきます。
綿棒で自分で検体を取って置いてくるだけ。
翌日には結果が連絡されてきます。無料です。
公務員や病院勤務、接客業、授業に出る学生などが
定期的に利用しています。
さて、今
日本に入国するのはものすごーーーくハードルが高いです。
上陸拒否されない地域からの人にチャンスがありますが
出国前72時間以内の検査証明が必要。
real time RT-PCR法、LAMP法、抗原定量検査(CLEIA) 、TMA法、TRC法、Smart Amp法、NEAR法、次世代シーケンス法でなくてはなりません。
なんのこっちゃ?
検体の取り方にもいくつか指定があります。
この辺で事前にウェブで調べても
"ここはPCRテストです"くらいの情報しか出てこない。
検査してる人に聞いても詳しくはわからない。
PCRだからいいだろうと
これで飛行機に乗ってしまう人が出てしまうのです。
よく調べたらこれはRT-qPCRというテストでした。
qがついてるからダメ。
という事で
多くの人が成田で入国できず強制送還に遭っているのです。
日本政府が用意した検査証明書に医師が記入するのですが
記入ミスがあってもダメ。
印鑑がないのはオッケーになったけど
こっちはテキトーなのでこれでアウトになった人もいます。
陰性が証明できないから帰らされるのです。国際便で。
今は慣れた所に数万円払って書いてもらうのが一番確実
という悲しい状況。
この証明書の他にも誓約書や質問票の提出、
アプリを3つインストール(アンドロイドは4つ)して
地域によってはホテルで3〜6日の缶詰。
そうでなければ14日間の待機などハードルが続きます。
当然、日本の空港でもテストをします。陰性証明できた人が。
しかもこの情報が日々変わる!
厚生労働省や外務省、領事館、航空会社などの情報を
複数チェックしないといけません。
帰国を拒否され葬儀に出られなかったなど
領事館への苦情も多いみたいです。
今、海外在住者は戦々恐々としています。
日本の状況もまだ予断を許さないし、オリンピックもありますしね。
私は選手村でボランティアの予定でしたが、
海外在住なので結局断られました。
日本行きは断念。
早く状況が落ち着いて
もっと気軽に行き来できるようになる日を願うのみです。