性は人生を豊かにする
今回は僕自身が性に携わる中で強く感じている事をお話します
性感的なノウハウや知識は一切書いてないですが、それらのスキルを使う土台になる部分のお話です
性は人生を豊かにする
というのが僕が性の情報を発信する上で、大切にしていることなのですが、なんで性で人生が豊かになるのか
その部分を詳しくお伝えします
相手を満たすならまず自分を満たせ
セックスでパートナーを気持ちよくしたいと思ったら、まずやるべき事は技術を学ぶということではありません
本当に相手のことを気持ちよくしようと思ったら、その相手が配偶者でも婚約者でも恋人でもセフレでも、全てを受け入れて、認めて、受け止めてあげる事が大事です
これは技術の話ではなく、もっと前提となる【在り方】の話です
価値観を否定する人とは一緒にいたくないし、自分を受け入れてくれない人には、本当の気持ちを見せたくありません
性感において、本当の意味で気持ちよくなろうと思ったら、自分の中の全てを曝け出していかなければいけません
という事は、パートナーに本当の意味で気持ちよくなってもらいたかったら、相手の全てを受け入れて、心を解放してもらう必要があるんです
なので僕は、人を否定しない、価値観の違いを受け入れる、相手を肯定する、という事が重要だと思っていて、その上で自分の価値観をパートナーと共有する、そんな【在り方】でいる事が大事だと思っています
そして上記のように他人の価値観を受け入れる事ができるのは、自分自身の価値観を理解して、自分の【在り方】をわかっている人なんです
他人を満たしたいと思ったらまずは自分自身が満たされた人生を歩む必要があります
今の日本を見ていると、自分を満たすために相手を満たそうとしている人がよく見受けられます
でもそれは、相手が自分を満たすための道具になっていて、本当の意味で相手を満たすためのスタンスとは程遠いんです
自分が満たされていないのに、誰かを満たそうとするのは順番が違います
まずは自分自身が満たされた状態でいる事が重要なんです
しかし自分がどうすれば満たされるかは、自分とちゃんと向き合って、自分の在るべき姿を理解していないとわかりません
自分で自分の事がよくわかっていないのに、自分を満たす事は不可能だし、自分が満たされてないのに他人を満たすために他人の全てを受け入れる事なんて不可能です
自分自信が満たされていなくて、【在り方】が安定していないと、「こうあるべきだ」という固定概念や一般常識のようなものに引っ張られ、他人を否定してしまいます
みんながそう思うからそう、というのに引っ張られて多数派を生きてしまいます
しかし自分自身が満たされていて、自分の【在り方】を理解している人は、たとえその意見が少数派だったとしても、自分に余裕がある為受け入れる事が出来ます
そういう意味でも、相手を気持ちよくしたいなら、自分自身を満たすために、自分がどう在るべきかという【在り方】を定める必要があるんですね
在り方と器
ただ【在り方】なんて考えた事がないという人は沢山いると思います
【在り方】なんて考えなくてもこれまで生きてこれたし、それなりに上手く行ってる人も多いでしょう
僕はこの【在り方】というのは、人としての【器】と同義で、そしてこの【器】はその人の人生そのものだと考えています
これまでどういう環境で育ち、どう考えながら生きて来たのか、というのがその人を形作る【器】になります
なので、【在り方】を考た事がなくても、なんとなく上手くいっている人というのは、これまでの人生をいい歩み方でこれた人だという事ですね
性感の実技講習をすると、モデルさんの様子を気にせずに自分の好きなように触る人もいれば、逆に自分の触り方に自信が無さすぎて卑屈になる人もいます
それをみると、その人が何を大切にしてこれまでの人生を歩んできたかが垣間見えるんですよね
講習会では技術にフォーカスしているため、そういった【在り方】や人としての【器】について話す事が時間的に出来ないですが、僕は講習を通して、講習生の【在り方】や【器】を見ています
そして例外なく、【在り方】が素敵だなと思う人、【器】が素敵だなと思う人は、技術の取得も早く結果も出ます
どんな人生を歩んで来たかで、【在り方】や【器】が決まり、その【在り方】や【器】によって性感のパフォーマンスが変わるのだとしたら、
性感は人生
だといっても過言ではありませんよね
なので僕は「性感は人生を表す」と考えてますし、「性が人生を豊かにする」と考えています
多分かなり真理に近いと思っています
相手を気持ちよくしたい、性感の技術を身につけたいと思ったら
自分がどう在るべきかという生き方と向き合ってください
それ無くして技術の向上は無いはずです
目指すべき在り方、目指すべき人生
とはいえ、自分がどんな在り方でいたいのか、どんな人生を生きたいのかなんてなかなかわからないですよね
夢や目標よりも、自分の【在り方】を定める方が難しいと思います
これは沢山行動して、沢山の人に会い色々な生き方や考え方に触れて、これいいなと思うモノをインスパイアするのがおすすめです
0から自分で考える事なんて出来ないので、僕も尊敬する方の在り方をインスパイアしました
僕の【在り方】として決めているのは【執着を無くす事】です
人は執着によってするべきタイミングで事を為せなかったり、身を焦がしたりします
また執着があるから他人を受け入れられなかったり、自分の利益にこだわったりします
執着を無くせばしがらみなく人を受け入れる事ができるし、何かを手放す事も容易く出来ます
激動の時代を迎えて、生き苦しい世界になった今、この生き方ができたら最強だなと思って定めました
まだまだ未熟なので執着もするし、受け入れられない時もありますが、目指す在り方としてはコレという感じでしっくりきています
みなさんもぜひ自分が目指す生き方や在り方に触れれるように沢山行動してみてください
他人との比較と自分との比較
しかし、沢山の行動をして多くの人に出会い、自分の在り方、人生と真剣に向き合っていくと、どうしても他人との比較で悩んでしまいます
あの人はあんなにお金を稼いでいるのに自分は...
あの人はあんなに楽しそうに生きているのに自分は...
あの人はあんなに綺麗なのに自分は...
でもよく考えてみてください
あなたの育った環境、あなたの顔、あなたの身体、と全く同じ他人っていませんよね?
つまりスポーツでいうと、あなたとあなたが比較する相手はそもそも別の競技をやっているんです
だって環境や条件などのルールも違えば、身長や体重、顔面偏差値などのスペックも違うんですから
あいつあんなシュートが入って羨ましいなぁ、俺なんて突っ張りしか出来ないや...
なんて相撲取りがバスケ選手を羨む事なんてないですよね?笑
って事は比較をして落ち込む必要は全く無いんです
比較をするなという話ではありません
比較をしてそういう人がいると理解するのも大切な事です
だって事実として、そういう人がこの世に存在しているわけですから、情報として知っておく事は大切です
シュートがめっちゃ入るいいバスケ選手だな、という情報を知ることに意味はあります
でも、その比較をした結果落ち込むのは意味がないという事ですね
自分の在り方や人生を考える中で、他人と比較をして、こういう人が居るんだなという認識を持つと、
そういう生き方もあるんだ
と人生の選択肢が少し増えます
そういう意味では他人との比較というのは無駄ではなく必要な行為と言えますよね
そして、他人との比較よりも自分との比較を重要視してみてください
先月の自分よりも上手になった
とか
先週の自分よりも話せるようになった
というように、過去の自分と比較して今の自分はどうかを常に比較していくんです
この比較はめちゃくちゃ重要です
全く同じスペックの自分が比較対象なので、何も変わっていなかったり、目指すところから遠ざかっていたら、それは取り組み方が違っていたり、考え方が間違っている可能性があります
自分がどう在りたいかという方向性が見えたら、それに向かって努力をし、常に自分自身との比較を続けてみてください
そうすると目指すべき自分へ徐々に近づいていけます
性感とは人生である
最後にもう一度言わせてください
性感とは人生です
性感が上手くなりたい、パートナーを気持ちよくしたい、という動機で僕の情報に触れていただいたかと思いますが、本当の意味で相手を気持ちよくしたいと思ったら
あなた自信がどう在るべきか
という事が物凄く大事になります
そしてあなたの理想とする在り方が定まって、そうやって生れるようになったら、性感の技術が上がるだけではなく、あなた自身も満たされた人生を歩めるようになるはずです
自分が満たされていないのに他人を満たす事はできません
まずは自分で自分の器をめいいっぱい満たして、他人に分け与えれるようにしましょう
長々とお読みいただきありがとうございました
この記事を読む全ての人が素晴らしい人生を歩めるように願っています
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