【創作小説】よすがシリーズ紹介【BL/GL】
彼らは妖怪なのか神なのか…。岩手にある架空の町・不来方市を舞台にした、異界交流ファンタジー。
<基本情報>
座敷わらし・河童・雪女・ナマハゲなど、東北の妖怪をモチーフにした異界交流譚(BL/GL)。主に岩手と東京を行ったり来たり。
複数の男男、女女、男女の組み合わせが登場します。
「架空の地方都市で発行されているリトルプレス」に見立てて作った、雑誌風味の短編小説集4冊ぶんをまとめたシリーズ総集編。設定画や書き下ろし、おまけペーパー&ミニ本など盛りだくさんな一冊です。
【余談】2017年時点での最も確実な未来として、東京五輪を最終話のネタにして総集編の発行も2020年春に合わせたのに、まさかの五輪延期+花見すらできず「ありえない世界線の話」になってしまいましたが、そのへんにも思いを馳せながら読んでいただくのもまた一興かと…
<既刊紹介>
『よすが 準備号』
桜舘眞樹、30歳。ほんの少しだけ行き詰まっていた日々が、取材中に出会った「彼女」によって変えられていく。百合風味。
『よすが 十の物語』
柳圭悟、29歳。挫折して戻った故郷で、奇妙な「彼」との生活が始まる。人ならぬ存在との交流を描く、年の差5組10人の物語。
『よすが まれびと前編』
『十の物語』続編。圭悟&時雨、雁夜&葉月、新キャラ胡蝶&牡丹の3組にフォーカスして物語の「その後」を描く。
『よすが まれびと後編』
前編からのつづきで、圭悟/時雨の話の完結編。
<登場人物(カップリング)紹介>
人が土地に名を与え、その名が土地に定着したとき、彼らはそこに「顕れる」。
役割などない、その正体を人に知られることもない。
ただ、人の傍らに在りつづける。ときには人と同じ姿で、あるときは獣や神を模した姿で。
その命に終わりが訪れるのは、土地の名を覚えている人間がいなくなったとき。
彼らはただ、人とともに在りたいだけなのだ。(本文より)
柳圭悟&時雨
影の薄い主人公、圭悟。最初はツッコミ役だが、後半は主人公として話を引っぱっていく。時雨は「素敵なお兄さん」枠だったはずが…?
雁夜&葉月
ワガママ末っ子気質の雁夜と、苦労性の葉月。とにかく葉月が振り回される(のを楽しむ)だけの組み合わせ。書いてないけど雁夜×葉月。
萩緒&猪野新一郎
都会から田舎に移住してきた新一郎と、彼を翻弄する萩緒の、切ない恋物語。地味にレギュラー。
菊池&藤原真
出オチコンビ。常にお笑い担当なのに、最終巻まできっちり登場するしたたかさ。
テル&桐生
最初からできあがってるレアな組み合わせその1。とにかく年下を甘やかす年上の図。
胡蝶&牡丹
最初からできあがってるレアな組み合わせその2。とにかく年上を甘やかす年下の図。
小梅&桜舘眞樹
唯一の百合にして最初のエピソード。実はいちばん恋愛モノっぽいし、二人ともしっかり終盤まで登場する。
<本文サンプル>
<頒布>
BOOTH(通販)
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