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2025年になった
たった人生十数年目の人のひとりごと
【】
新年が開けた。また新しい年が始まったのだ。
ついこの間高校生になったような気がしていたが、もう高校生活の半分は過ぎ去り、三年生という先輩が卒業するのも目に見えてきてしまっている。
そうしたら、次は私が三年生になって、受験生になって。
そしていつの間にか、大学生になっているんだろう。
中学生の頃に見ていた、自転車で道を颯爽と駆けて登校している高校生はすごくかっこよく見えて、早く高校生になりたい!と思ったのを覚えている。
けれど実際に高校生になってみると、期待していたほどのことでもなかった。もちろん、中学生の頃に比べてできることも多くなったし、友達もできたし、これまで過ごしてきた日々はどれも大切な想い出のひとつひとつだ。
そう思うと、なんだか悪くないし、感慨深い。
高校生になってから見える景色という知らない世界に憧れを抱き、かっこいいと羨望の眼差しを向けていたのであり、その世界に足を踏み入れた今では、大学生という知らない世界に、また憧れを抱いている。
YouTubeで丁寧な暮らしをしている人のvlogを見ると、「私も少しでも生活を充実させたい!」と思ってモチベーションが上がり、その勢いのまま勉強をしたりする。
やることをして、ジムに行ったり、植物を育てたり、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる様子なんかを、チルな音楽とともに眺めていると、いいなぁ、という気持ちが漠然と漂う。
だからと言って私もいつかそうなりたいのかと言われればそういうわけではないし、絶対に無理だとも思う。
好きなことと必要最低限のやるべきことと自分磨きをちゃんと毎日の生活に組み込んで人生を送っている人が、充実しているように見えて、いいなと思うのだ。そしてそれらは人によって違う。
一年の計は元旦にあり、と言うが、全然そんなこと出来なかった。
心の中で、この一月はこれからの一年を充実させていくための習慣をつけたり計画をする月にしよう、とは意気込んでいる。
といってもいきなり理想の生活を過ごせるわけでもなく。
自分に厳しくもないし何なら甘々な私は、「まだ高校生だし、思春期だし、そんなストイックに生きるなんて無理だよ~」、と言い訳をして今日を過ごしている。
昨年は恋愛のせいで、下半期はメンタルが不安定すぎた。
今年はそんなことないように、高校生の自分なりに、背伸びしない充実した生活を過ごしていきたい。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!
本年もどうぞよろしくお願いします。