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インフレ対抗マラソン
やばい、なんとかしないとインフレの波が押し寄せて飲まれてしまう!
年率2%で近づいてきている!!
投資をしている人たちの経済の感覚を表してみました。ところで、前回の記事で複利について話しましたね。
記事の最後の方で触れましたが、インフレに対抗しようって話がありました。そしてインフレに対抗する手段として効果抜群なのが、何を隠そう株式なのです。
インフレがよく分からないという方はこちらから。
企業の株をもつことはインフレ対策になるのです。さらにきちんと勉強していれば年率2%のインフレの波にも対抗できるのです。
インフレで企業がもうかる仕組み
ガソリン代また上がっていましたね。この間高速に乗った時にふとパーキングエリアの方に目をやると
レギュラー:200円 / L!
…
みんな汲んでいくからってかなり強気の値段設定でした。もしかしたらガソリン業界もそれくらいじゃないとやっていけないのでしょうか。にしても強気ですね。
真意は分かりませんが、なんにしろモノの値段はずっと上がっているのです。企業側としては強気の値段設定をしても、買ってもらえるならそうした方がいいに決まっています。
ところでなぜインフレは起こるのでしょうか。
世界的な需給関係の変化や為替の変動などで輸入コストが上昇したり、生産者の減少などで供給が減少したりすることで、商品価格が上昇してインフレが起きるケースがあります。
元を辿ると今年はあんまり資源が取れなかった!とかいうのが原因の1つになってたりします。
企業側もいつもと同じ値段でモノを売ろうとしても、
「ごめん、今年はあんまり鉄採掘できなかったわ。」
とか、
「いやぁ、全然石油湧いてこないわ。」
とか。
いつもより不作の年もあるので、企業側もモノの値段を上げざるを得ないのです。少ない資源を売って今までと同じ給料を貰おうとすると、値上げをするしか道が残されていないのです。
もちろんインフレの原因はこれだけではありませんが、こうやってモノの価値が上がっていくのです。
中には売り上げをもっと拡大しよう!って方針でサブスク代を100円値上げします。みたいなパターンもあります。
ネットフリックスはずっと値上げしてますね。
調べてみると
2015年:月額702円
2024年:月額890円
になってました。
でもネットフリックス面白いから見ちゃいますよね。みんな見たいから値上げをされてもそれについていくのです。
私もトークサバイバーとか見てケタケタ笑っています。
ネットフリックス側はサブスク代をどんどん上げている。消費者側はサービスの値段がどんどん上がっている。つまりインフレです。
ネットフリックスの例で言えばインフレが起こった結果、消費者もそれについていってます。なので企業側は儲かります。みんなが必要としている企業は値上げをしても自然と引っ付いてくるのです。
もうお分かりだと思いますが、企業の売り上げが伸びていくならその企業の株を持っておいた方がいい!って流れになっちゃうのです。将来もっと価値が高くなるってことですから。
これが株式がインフレに強い理由です。
守りながら攻める
私たちはこの一生続くインフレ対抗マラソンの中で生き残らなければなりません。有効手段は株式。
インフレの波に対抗していきます。
ところで私は株の運用は守りながら攻めていると感じます。井上尚弥みたいな感じです。伝わりますかねこれ。
年率2%のインフレの波に対抗するには、年率2%以上で成長する資産にお金を預ければいいのです。
幸いにも年率2%以上で成長する資産は、ネットで調べればすぐに出てくる時代になりました。
代表格はこちら。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
2つとも投資信託、つまり株の詰め合わせパックですね。年利は過去20年以上の平均だと8%程度。(※過去平均)
8%-2% = 6%
つまり、日本のインフレ率に対抗しながらだと毎年6%の成長が見込めます。
どうでしょう。守りながら攻める戦いになっていないでしょうか。2%ずつ失速しながら、6%ずつ成長。
こういったインフレに対抗できる資産を見つけて、お金をそこで運用し続けるのが現段階の有効策になっていきます。
早く、みんな気づいてくれ!!
とりあえずどうやって対抗したらいいのかはここまでで分かったと思います。次回は投資信託の弱点をお話しします。
終わり!
※あくまで参考値なので盲信しすぎないようにお願いします。