私たちって運が味方してるのでは!と思った話。
道路脇の雪山に山の影ができていた。山に山が在る。なんか面白い。ふふふとなんだか嬉しくなってホクホクした気持ちで雪道を歩く。わたしは圧倒的に寒い季節が好き。雪が降るとうれしくなって、庭を駆け回りたくなる。冬生まれだからかな🐕
雪が積もれば足をつっこみたいし、氷柱があれば溶ける水をじっと眺めたい。(おととしは雪に足を突っ込んで、側溝に落ちました。)雪が降り積もり世界が真っ白になるのもいいし、雪が溶けて潤った黒々とした土が見えるのもいい。
人によっては「寒いからいや!夏がいい!」「春が1番でしょ!」「秋の紅葉の方が美しい!」とそれぞれ主張があるでしょう。それもいい。人はみんな感じ方が違う。みんな違う。ふつうのひとなんて居ないよなあ。ふつうなんて社会が決めた物差し。それを取り払って自分の心地いいように生きていきたい。
みんなちがうからこそ、社会で生きていくって面白いんだなあって思えるようになってきた。人と関わるって、わかりあえない辛さがあって、分かり合える喜びがある。
どうぶつはとっても好きだけど、犬や猫じゃなくて人に生まれて良かったなって思う瞬間。言葉を文字に表して、文字で誰かへきもちを伝えることが出来る。にんげんだから享受できる喜びもあるんだなあって、ありがたく思いました。辛いこともあるけれど、喜びを掬い上げて生きていきたいものです。
そして、日本には四季がある。(海外にもあるんでしたっけ)わたしは四季を感じられる日本に生まれて幸せです!
私は冬が1番好きだけど、四季を愛でる行事や名称のどれもに心はときめく。季節の移ろいを色に落とし込んだり景色を歌に詠んだり。その歌で誰かを想いあったり。なんて豊かな文化がある土地に生まれたんだろう!
そう思うだけでなんだかしあわせだな〜。
……❗️
…もしや日本に生まれた私たちって…❗️
そうに違いない!
そう思わずにはいられなくなった、雪道を歩いた日のこと。
(最近はいろんなことを壮大に考える節があります。そんな自分も嫌いじゃないんだな〜と笑えるようになりました。)
写真 kahoco(GRⅢx)