【白4企画】『桃太郎』を募集してみよう。
note4周年の節目に、白鉛筆が今までやってこなかったあれこれに取り組んでみる『白4企画』。
第三弾として、皆様から『桃太郎』を書いた小説を募集します。
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多くの方が慣れ親しみ、そのストーリーをご存知であろう『桃太郎』。
個性豊かなnoterの皆様が、一斉にそれを書いたとき、どのような色の違いが出るのだろう。
今回は、そんな白鉛筆の好奇心に端を発するワガママ企画でございます。
ワガママ企画ゆえ、ちょっぴり身勝手な要求もいたしますが、何卒ご容赦いただければと存じます。
「募集日が1日だけ」というのが、最大のワガママポイントです。
「せーの!」で出し合って違いを楽しみたい。
他人の作品に感化されたものではなく、お一人お一人の内側にある個性を作品で見せて欲しい。
そんな思いがあり、このような形とさせていただきました。
ご理解をいただければ幸いです。
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『桃太郎』のストーリーに沿った作品、とはどのようなものか、悩まれると思います。
ご安心ください。こちらはむしろ、皆様がワガママになっていただけるポイントです。
この物語の筋さえ外さなければ、何をしても構いません。
例えば、こんなことも可能です。
①舞台設定を変える
②キャラクター設定を脚色する
③解釈を加える
④場面を切り取る
ストーリーさえ変えなければ、細かいところはとやかく言いません。
もちろん愚直に昔話『桃太郎』を書いていただいても結構です。
どうぞ思う存分、皆様の色に『桃太郎』を染め上げてくださいませ。
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拙い説明でしたので、「どこまで自由に振舞ってよいか、匙加減がわからない」という方もいらっしゃることと思います。
そんな皆様のため、企画者である当方より、サンプルをご用意しました。
白鉛筆が書いた『桃太郎』はこちらです。
上記の例示、『→』以降の設定で執筆いたしました。
企画者の心得として、こういうときは「わざと緩めの作品を書いてハードルを下げ、応募者が企画に参加しやすくする」というテクニックがあるとお聞きしました。
ですが、今作について、そんな気は微塵もありません。
やがて拝見できるであろう皆様の個性に負けぬよう、「自分以外、誰にも書けない『桃太郎』を」との思いで書きました。
とてもとても楽しく、そして出来上がった作品を眺めたとき、ほんの少し自分の個性を好きになっている自分がいました。
ご参加いただく皆様にも同じ気持ちを味わっていただきたい。
賞も賞金もない企画ですが、今後の糧となるであろうその気持ちを、参加賞としてお持ち帰りいただければ。
そんな最大のワガママをこっそり末尾で吐露しつつ。
一緒に楽しんでいただければ、嬉しいです。
よろしければご応募ください。
白鉛筆でした。