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6.WordPressでホームページを作る(のちに武器となる)【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】

まずは毎日発信しようと決め、私は開業準備ブログを始めた。
これが徐々に仕事につながるとは、その時は思ってもみなかった。

開業準備として最初に取り組んだのは、実はホームページの作成でした。
私自身がネットで調べる習慣がすでについていて、ホームページを持つことの重要性というか、当然作るものと考えていました。

これまでの記事に夫が数回登場していますが、私は再婚しています。
30代で離婚したあと、40代で再婚しました。
夫はITエンジニアですが、ちょっと特殊な分野を専門としています。
私が開業する際に、ホームページを作りたいと相談すると、Webなどにオールマイティーに知識がある同僚を紹介してくれました。
以前から知っていた人でもあり、気軽に希望が言えて助かりました。

彼が作ってくれたのは、WordPressのオリジナルテーマで、私でも編集しやすいシンプルなホームページでした。
当時はまだ、ブロガーやWordPressが知られていなかったのですが、「これからはWordPressですよ」という言葉は、その後現実になりました。
ITに明るい人にサポートしてもらえたのは、本当にラッキーでした。

WordPressに関しては、今は書籍もたくさん出ていますし、ブロガーがWordPressでブログを作る方法を教えるYoutube動画などもたくさんあります。
私が開業した頃には、そういうものがまったくなかったどころか、ホームページは業者に作ってもらうもの、発信は無料ブログを使うのが常識でした。
アメブロのトップページをホームページっぽく編集して、そこから集客している人もたくさんいました。
当時のアメブロは、今と違って商用利用は不可だったのですが、実際は、規約違反スレスレのことをしている人が多かったです。

WordPressでオリジナルテーマを作ってもらった私は、だいたいの使い方を教えてもらい、あとは使いながら覚えて行きました。
まったく知識0からのWordPressでしたが、画像や文章を入れてホームページらしくしていくのは、とても楽しかったです。
しばらくはサーバー管理をITエンジニアに任せていたので、例えばデータが消えてしまっても、ある程度は戻してもらえるなどの安心感もありました。

トップページの画像や文章を作成するにあたり、他の人のホームページはどうなっているんだろうと、士業関連のサイトを調べました。
ほとんどの人がスーツで腕組みを写真を掲載し、お任せください!と、赤や青で大きく表示しています。
これは嫌だなーと感じました。
ITエンジニアも同意見で、「なんでみんな同じようなポーズの写真を載せているんだろう?」と、疑問に感じたようです。

のちに、信用を得るためにプロフィール写真が重要だと気づくのですが、私はスーツで腕組みやガッツポーズの写真は撮りませんでした。
士業のイメージとしてスーツ姿は必要だと思いましたが、笑顔のものを載せました。
また、スーツだけでなく、明るい色の服装で笑顔で撮ってもらい、そちらを代表者紹介ページに掲載したところ、他と違って感じが良かったからと、仕事の依頼をもらったこともありました。
もちろん、ターゲットや商品サービスにもよりますが、プロフィール写真は差別化を考えた方がいいかもしれません。

さて、知り合いにITエンジニアがいたおかげで、私は最初からWordPressのホームページを使いこなせるようになりました。
画像の編集も、同時にできるようになっていました。
このスキルと、ITエンジニアとのつながりがあったおかげで、開業後、私はある商品サービスを思いつきます。
「WordPressのオリジナルテーマで作るホームページ制作」です。
もちろん、簡単には行きませんでしたが、行政書士とはまったく違う商品サービスがあることは、付加価値にもなり、事業の可能性を広げました。

開業して売上がすぐに安定する人は少ないはずです。
思いついたことをやってみて、ダメなら改善して、または違うことをやってみて、徐々に売上につながる商品サービスが出来上がります。
「そんなことやっても無駄だよ」と言われたことが、数ヶ月後に売上につながることもあります。

私の場合、ブログもメルマガもホームページ講座も、ITエンジニアや夫からはうまく行く絵が浮かばないと言われました。
その後、時間をかけて売上につながったため、ITエンジニアも夫も、今では私が何をしようと「うまく行きそう」と言うようになりました。
周りの人の意見よりも、自分がうまく行くまで行動することが大事です。
うまく行けば、周りもガラッと変わりますから。

WordPressは、このあと私の武器になります。
どんな商品サービスを売る場合も、サイトは必要です。
プラットフォームに依存しないWordPressのサイトは、この先もずっと、私のメインメディアとして続くはずです。


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