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241101 androp 15th Aniniversary tour@心斎橋BIGCAT

昨年のツアーぶりのandrop!
実は磔磔も名古屋も行きたかったのだが、名古屋は仕事が入り、磔磔はチケットが気付いたらソールドしていてファイナルのみに…なったとさ…

ツアー最初のあたりから曲がそこそこ変わっているという情報は得ていたのでそういう意味でも複数公演行きたさはあったな…
ツアー内で曲変わるツアー大好き…もちろん、同じ曲でどんどん進化していくツアーも大好きだけど……

開場後物販にてイヤホンポーチを購入。思ったより小さい?と思ったけど、マチがしっかりあるので、イヤホン、耳栓、モバッテリーあたりをまとめるにはとても便利なサイズ。
今後旅先に持って行けるグッズが増えて嬉しい。

今回もニュアンスと照明などの長い感想文。


セトリ

MirrorDance
Roots
Bell
Boohoo

Nam(a)e
Traveler
Ravel

Image Word
Bright Siren
Tokio Stranger(ハンドマイク)

Tayori
Prism
Pray
Run
One
Hyper Vacation(ハンドマイク)
Yeah! Yeah! Yeah!
Voice

en)
Vidro
Toast(ハンドマイク)


時間を少し過ぎ、客入れBGMからシームレスに、「a…n…d…r…o…p」とバンドのアルファベットをなぞるような声が聴こえる(耳栓をしていたので気付くのに時間がかかった…)
暗転、青や赤など、原色っぽい照明がSEに合わせて点灯する。
メンバーが上手袖から登場、内澤さんが最後に登場。


前田さんがハンドクラップを煽って始まった、MirrorDance。Aメロで緑と黄色、Bメロで赤と空色照明。
「やっぱり俺らは大阪が好きです!」みたいに曲中の歌詞変えは健在。
途中内澤さんの「愛 明日を足そう」あたり、暗転、白スポットが内澤さんに当たっていた記憶。
Roots。電球色。この曲15年前の曲なの…?と思いながら観ていた。
音源よりベースの力強さが増している気がする。それもそうか。
Bell。オレンジの照明が上手から差すのがとても綺麗。
繊細なメロからの力強いサビ。
前田さんのスラップから始まるBoohoo。赤メインの照明、Bメロからサビに向かうところでドラムに合わせて点滅する白照明。良い。
Cメロの浮遊感と最後の「消えた」のスタッカートがとても軽やかで好き。最後のサビ前のベースとドラム手数が多いから大変そう…


内「改めましてこんばんは、andropです。
15周年ツアーのファイナルということでね…
僕ら、2011年に初めて全国ツアーをしまして、そのツアーで初日にここBIGCATでやって…思い出が沢山ある場所です。
15周年ツアーなので、昔の曲も最新の曲もいろいろやって、全部出し切っていきたいと思います」


Nam(a)e。内澤さんの高音綺麗なところから始まるこの曲…
Aメロエメラルドグリーンと電球色、Bメロ空色と電球色、サビで黄色と電球色の組み合わせ。Nam(a)eは何だか森、海のイメージがあるからこの照明の組み合わせ、わかる!の気持ち。
(2Bメロ後のメロ、紫と電球色だった…?)(個人的メモ)
Traveler。Nam(a)eからのTravelerとかいつの時代のライブだ………
冒頭上手からオレンジの照明が差すのがとても綺麗でじんわり来た。
サビでオレンジと白照明。
内澤さんがギターを置き、Ravel。マイクはスタンドに差したまま。
手がふわふわと宙を切ったり、ゆるやかにハンドクラップを煽っていて、とても可愛らしい。
Aメロとサビが藤色と白のスポット、Bメロで青と白の照明。夜の時間をフワフワ漂っていくよう。


内「さっき言った2011年のツアー初日の話なんですけど。しばらく東京には帰れないからって、6万か8万か、おろして財布に入れたんですけど、その日終わって財布を落としてしまって。いまだに見つかってません!」
佐「新大阪駅とやりとりしてもらって…笑」

内「大阪に初めて来たのは、2009年のサマソニで、オープニングアクトだったんですよ」
佐「あったねぇ」
内「で、めちゃくちゃ気合い入れて。終わって一息ついたんだけど、トランクにギターや家の鍵や財布や全部入れて送り返しちゃって。
何も持ってなくて…しばらくマンガ喫茶とか行ってた記憶があります…」

内「15年も経つとね、いろいろありますね。
僕らが最初に音を合わせた曲を」


彼ららしいフワフワのエピソードのあとの始まりの曲、Image Word。
緑の照明が上手から差し、それがとても印象的だった。
最後のサビの、楽器も声も力強さが増すところが好き。
Bright Siren。イントロ部分の白照明がストロボのように焚かれるのを観てMVをめちゃくちゃ思い出した。
サビで電球色照明がパッと点き明るくなる。
メロからのサビの雰囲気がガラッと変わるこの曲って何か今更不思議な曲だなと思うなど(今更すぎる)
内澤さんがギターを置き、Tokio Stranger。マゼンタ照明からの青緑の照明、妖艶な空気感。
「愛想 I know振りまいて」から上パートなのでそこまでの低音ラップからのギャップがすごい。
「笑った」のところで赤照明なのめちゃくちゃ妖しげ。褒めてる。


内「なんか、昔の曲や新しい曲をやると、情緒が…」
佐「あっちこっちに」
内「情緒があちこちに行ったり来たりしてます…
次の曲はフォークっぽい曲なんだけど。
俺は自分のことを昔から中途半端な人間だと思っていて。それに対して劣等感を持っていたんだけど。
こうやって色んな曲を作れるなら、それもいいかと思えるようになりました。
一つのことを突き詰めていけるのはもちろんかっこいいけど、色々な音楽を好きで、影響を受けて、色んな曲が作れるなら、中途半端もいいんじゃないかって。
うちのメンバーも、さまざまな音楽が好きだし…
これからもこんな僕らをよろしくお願いします」

内「僕は青森から東京に出てきました。
皆さんは誰かを東京に見送ったかもしれないし、自分が大阪に来た側かもしれない。
そういう気持ちを歌った、Tayoriという曲をやります」


Tayori。電球色とスポットの組み合わせがとても綺麗。途中で黄色っぽい照明も。
しっとりした曲調、家族を想う歌詞と内澤さんの声がとてもよく合い、温かい気持ちになる。
Prism。佐藤さんのイントロリードギターとAメロのドラムが好きだな、と改めて思うなどした。全編通して桜色の照明が綺麗。
Pray。電球色の照明。サビの「明日会えるように」を追いかける佐藤さんのコーラスがめちゃくちゃよく聴こえる。
2Aのドラムのめちゃくちゃ走ってるところ伊藤さんがめちゃくちゃ頑張って叩いていた…
Run。この曲やはり元気出る。
Bメロの手拍子からのC&Rサラッとできるの昔取った杵柄だなぁと思う。電球色の照明でシンプル。
前田さんのAメロのスラップの音がクリアに聴こえる。
Cメロのドラムに合わせて電球色の照明が点滅するのがとても良かった。
One。メロの部分で、上の照明が赤緑青、ピンク紫黄色などカラフルに点滅する。
ライブ曲だな、とC&Rを観て思う。
この曲だっけ、ギターめちゃくちゃエフェクトかかってるな!って思ったの…
内澤さんがギターを置き、ハンドマイクになり、Hyper Vacation。
内「飛び跳ねろー!」とぴょんぴょん跳ぶ大将、元気。
上の照明がシアン黄色、マゼンタ黄色の照明で交互に点灯してた。gravityのジャケ写に似たような色合い。
内「まだ行ける?大阪、一緒に歌おう、Yeah! Yeah! Yeah!」
待って。大将あなたさっきハンドマイクでぴょんぴょんしてたのに、何ならこのブロックもう7曲目なのにまだ体力残ってるって言うの???
というところから始まるYeah! Yeah! Yeah!。空色照明と青照明が印象的。サビで電球色だったかな。
Cメロの手拍子、ちゃんと身に染み付いてるの、あの頃よく行ってたからだよなぁ、と昔を振り返りつつ。
Voice。何このブロック。もうこれで8曲目なのに、飛び跳ねる曲しかない。おかしい。(褒めてる)
佐藤さんのコーラスが綺麗に聴こえる。
サビで電球色、Bメロあたりコーラスあるところ青照明に白スポットだった記憶…

本編終了。

アンコール。
内「素敵な歌声をありがとうございます!」
(ここ以降MCの順不同)

佐「今回、15周年ということで、色々グッズを作りました。
ツアーが始まったのが9月の初旬で、今が11月。秋も深まりましたね。
9月の初旬、ロンTを勧めた時に、『この暑いのに何言ってんだこいつ』という顔をされましたが、涼しくなって今の時期にちょうどいいじゃないですか!!必要でしょ?!」
と力説する佐藤さん…

佐「今日でツアーファイナルなんですけど。持って来たグッズを、東京に持って帰りたくないんで。……よろしくお願いします!!」

佐「あとこれは今日初解禁なんですけど、アルバムから先行シングルが出ます。
Sound Checkという曲が…再来週?くらいに出ます。よろしくお願いします!」

そしてアンコール登場時にニューアルバムの初回限定盤を持って登場した佐藤さん、
佐「こちらが出来たてほやほやの実物です!
これの分厚さがようやく伝えられる!すごいでしょ、厚みが。
(伊藤さんを見て)どれくらいの厚みですか?」
に、無言で手の幅で表す伊藤さん。
佐「実物ここにあるのに!笑 いい感じに例えてよ」
伊「そうですね…初代プレステのグランツーリスモ2(違うゲームかも)くらいですね…」
あぁ…なんかわかる…って何人かなるフロア…
佐「それで伝わるんだ…??」
伊「いい例えあります?」
佐「このくらいなら…国語辞典くらいじゃないかなって」
即座にフロア側から「いやいや」と声がかかる(国語辞典の方が分厚い、の意)
佐「え、そんな即座に?!否定されることある?!」
伊「なんかこんだけやってきて、拓より俺の方が同意もらえたの初めてかも…」
そのあとは佐藤さんが
佐「こんなに豪華でー、いろいろ入っててー」ってスリーブから取り出して紹介していた。
内「俺寝ずにライブ初日迎えたの初めてかもしれない…間に合わないと思ってたから何とか無事完成してよかった…」(そんなことも…)

内「15年やって来て、今まで聴いてくれていた人も、これから聴いてくれる人も、励ませるような曲が、今なら書けるんじゃないかって思って。いろんな思いを詰めたアルバムなので、ぜひ聴いてほしいです」

佐「そういえばほら…言ったら怒られるかもわからないけど」
内「えっ何?」
佐「どうなんだろう」
前「事故るかもしれない」
内「えっ何?!言ってよ」
前「ほらあの…」
内「あっもしかして?」
佐「今日のROCK KIDSは聴いておいたらいいかもしれないですね…?」
(これはレディクレ出演の話でよかったのか…?)

内「ツアー、どうでした?」
しばらく前田さんの方の様子を見るも、意を決して話し始める伊藤さん。
伊「色んな曲をやれて楽しかったです。あんな曲やこんな曲…
ただ、前田が持って来たあのセトリが……」
前「ファイナルだからいいか、横浜のセトリ、ブルエンの田邊と考えたんですよ。
フェスに出てもらうってのもあって、ご飯に行く機会があって。
その時に話したら『一緒に考えたいっす!』って。『この曲とかこの曲はどうですか?』『この曲は最近の流れだとやらないからこっちの方がいいかな』『なるほどです!』みたいな感じで…」
伊「すげー後輩力…
横浜がそのセトリっていうのがあったから、そこが山だと思っていて。
急に横浜でその曲やるのキツくね?徐々に入れていった方が…ということで、ああいうセトリになりました。
なので聴きたい曲が聴けた人はブルエンの田邊にも感謝してあげてください」
前「田邊の青春セトリみたいなことになったけどね。
フェスに出てもらうから、セトリ考えてもらっても良いかなーって」
伊「違うだろ?フェスにも出てもらって、セトリも考えてもらってるんだよ、ギブからのギブ、めちゃくちゃギブしてもらってんだよ」
伊藤さんの返しがあまりにいいテンポで進むもんだから笑った。

佐「来年1月11日にLINE CUBE SHIBUYAで15周年の集大成をやります!
今回は4人でツアー回ったけど、その日はめちゃくちゃ、こーんな感じで(手を広げピロピロしながら)豪華な感じでやるので…」
内「それじゃあ、今回が豪華じゃないみたいじゃない?!苦笑」
佐「いや、そんなことは…!また違う豪華さなんで!苦笑」


内「新しい曲を」
から始まったVidro。
空色の照明に水色スポットが差してジャケットの水面柄のガラスのような色合い。
こんなストレートな歌詞が大将から紡がれる日が来るとはな…と思いながら淡い色合いの照明のステージを観る。

内「よくやった!」の言葉から、Toast。グラスと酒のボトルが出て来て、内澤さんが最初にToast!って言って少し飲んでいた。
オレンジの照明が綺麗。夕暮れ時、お疲れ様ーと乾杯するようなイメージ。
サビで電球色。
途中で、
内「長く生きていると悲しいこと苦しいこととか色々あるけど、生きていたら、楽しいことも嬉しいことも沢山あるから…
これからも歌い続けるから…」のようなことを言っておられた。
フロアに歌わせている間に一気飲みしてて、曲終わりにメンバーみんなもめいめいに飲んで、その後内澤さんが自分の注ぎついでにメンバーのを注いでいた。
曲が終わって、フロア側と一緒に乾杯!ってする時に、音頭をとった伊藤さんが、
伊「かんぱーい!」って言ってしまい、えーーーってフロアからもステージからもなじられてしまうも、
伊「ほら、『乾杯!』って意味ですよってことだから!」と弁明し、2回目で
伊「Toast!」して無事乾杯。

メンバーがはけていき、最後に残った内澤さんが、
内「また音楽でお会いしましょう!」
って約束してくれるの、恒例とはいえ本当にいいな、と思う。

ということで久々のandrop。それぞれの音楽からしか得られないものがあるので、これからも細く長くライブには行くつもり。

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