ハッピーバースデー、カザハナ。
カザハナとの出会いは今から9年前、2015年の夏……FEifの白夜ルートなんですが、このルートで私は彼女を終章にて殺めてしまいました。
当時はまだクラシックモードで挑戦するくらいモチベーションが高かったのですがそこまでシミュレーションゲームが上手い訳ではなく、27章で何度も誰かを死なせてはリセットを繰り返しており、数時間かけてようやく終章までいけたのです。そしてあと1ターンもあれば終わる、ようやくクリアできるというタイミングでカザハナを死なせてしまった。もうゲームを続ける気力もなかったし当時はそこまで思い入れもなかったので「まあ、仕方ない」の気持ちでそのままクリアしたところ、エンディングでそれぞれのキャラのその後が描かれる中カザハナのみ「終章にて離脱」の一文で締めくくられてしまい当時の僕はそれをすごく後悔しました。具体的に言うともうクラシックモードで遊べなくなるくらいのトラウマを植え付けられております。
暗夜ルートだと彼女は仲間になりませんのでせめて透魔ルートでは幸せになってほしい……と思ってここでようやく彼女を支援S……結婚相手に選びました。なので最初から「この子めっちゃ好き！」って感じじゃなくて罪悪感から結婚させたというなかなかに業の深いことをしておりました。
こうして文章にすると本当にカスなんですけど当時の自分はそれくらいショックを受けていたんですねえ。これがきっかけでパラレルワールドものというか平行世界ものが好きになったまである。
カザハナって雪が風で舞う現象の「風花」から由来されてて、春も近いのに珍しく雪が降った日だったっていうなかなか素敵なエピソードもあるんですよね。あとこの子、桜が好きってとこも僕と気が合います。
この子の性格って一言で言ってしまうと良くも悪くも子供っぽいとこなので、今まで自分があまり好きになることがなかったタイプでした。今推している子のタイプの1つとしてそういう子が比較的多くおりますが、それらの起源を辿っていくと彼女に行き着く気がします。そういう意味で彼女との出会いは大きなものだったと言えるでしょう。
ただまあ、FEシリーズという基本的にキャラが毎回新しくなるシリーズであり、何百人もいるキャラのうちの一人であり、別にメインキャラって訳でもないし、去年にFEヒーローズで超英雄に大抜擢されたし、今後しばらくは供給が来ることはほぼないでしょう……ん？
そんな訳ないだろ。そんな訳ないだろ！！！！！相方のツバキは未だに別バージョン一つもないんだぞ！！！！！
ということで大変ありがたいことに供給をいただいてしまいました。FEヒーローズ、だいぶ満足してしまったのでしばらくお休みするつもりだったんですがこんな供給されちゃあ、もうしばらく着いていくしかないでしょうよ。
これからもよろしくね、カザハナ。