Splunk ログ調査を効率化する方法その③(ワークフローアクションの使用)
Splunkでログ調査をしていて、調査に時間がかかったり、毎回同じような調査をして疲れているというシーンはありませんでしょうか。
今回は今まで30分程かかっていた調査が5分程に短縮されるような方法を紹介します。
以下3つを紹介予定ですが、今回の記事では③を紹介します。
①ワークフローアクションを使用した方法(こちらの記事)
②サーチマクロを使用した方法(こちらの記事)
③Splunkアプリを使用した方法
今回は「IP Extrainfo for Splunk」というSplunkアプリを使用し、IPアドレスの国や組織情報をサーチ結果に自動で表示するようにします。
IP Extrainfo for Splunkアプリについて
・Splunk base url:IP Extrainfo for Splunk | Splunkbase
・どのようなアプリか:IPアドレスの情報を元に国や組織の情報を表示するアプリ
▼使用イメージ
![](https://assets.st-note.com/img/1702824663886-tqCyt7R5vu.png?width=1200)
▼使用方法
IP Extrainfo for Splunkアプリをインストール後以下のようなコマンドを打つ
すると、そのIPアドレスの国や組織の情報が表示される
| ipextrainfo ip=clientip
「clientip」の部分には送信元IPアドレスのフィールドを記載
Splunkのテストログで以下のコマンドでテスト
index=main sourcetype=access_combined_wcookie
|top 10 clientip
| ipextrainfo ip=clientip
|table clientip count country_name org
表示結果
![](https://assets.st-note.com/img/1702824533525-uRxspdd0Kl.png?width=1200)
IPアドレスの国コードや組織情報が表示されました。
無料で使用できますが、この国や組織情報を参照するリクエストは月の上限が30,000回となっていますので、使用しすぎにはご注意ください
It does not require an API key or registration and is free but limited to 30k requests per month.
以上となります。