相棒との旅路 (〜BT17)
ドーモ。デジカプレイヤー=サン。
ハックモン テイマー=シロです。
この度、目標の一つであった「エボリューションカップ優勝」を達成することができました🙌✨
デジカを始めてからジエスモンのみを握り続けてきたわたくし。
僕より強い、知識のあるデジカプレイヤーさんは星の数ほどいます。しかし、世界中の誰よりもハックモンと戦い続けてきた自信はあります。そんな僕が積み重ねてきたジエスに関する経験値を、この記事を読んでくださっているあなたと共有したいと思います。
※ジエス初心者さんに向けた「シロ式ジエス」の構築・プレイング論がメインです。「ジエスかじったことあるわ。」って方にはご存じのことばかりかもしれません。ごめんなさい。
1 ST軸かGX軸か、それが問題だ
ジエスデッキを構想する時、まずぶつかるのがこの疑問。
【結論】GX軸
皆さんご存知の通り、「デジカはSA上げて殴れば勝てる!」という単純な
ゲームではない。
残念ながら現在のST軸ではこれらの強敵を掻い潜りつつ、早期決着をつけることは難しい。
2 ジエスの勝ち方
「じゃあそのACEたちを、ジエスはどうやって突破するの?」
【結論】耐性を付与したGXで殴る。
相手のACEデジモンによるカウンター効果は、
①DPマイナス②バウンス③退化④消滅
が主である。どれも強力な効果だが、GXは全ての効果に対処してアタックできる。
というのも…
先に挙げた相手ACEのカウンターは
①②→ガンクゥ、マグナ
③④→マグナ
と対処することができる。
相手がACEを構えている状態でも、強気に殴りにいけることがGXの強みである。
耐性を付与したGXで殴れれば勝ち。これができなきゃ負け。
どんな強力効果をもった新カードがこようが、やることは変わらない。
長くジエスで戦い続けられるの要因はここにある。
3 採用カードについて
採用カードの一部を紹介する。
基本的にシロ式ジエスはワンショットで勝つことを狙っていない。
①耐性を持たせたジエスGXでアタック。
自ターン終了
②相手がGX、ブロッカーシスターズを捌けず。
相手ターン終了
③聖拳滅破で再度耐性を付与したGXで2回以上殴る。
これが理想の勝ちルートだ。再現性はかなり高い。(シロ調べ)
このカードも昨年から、何度も何度も枚数を調整した。
1枚は少ない。3枚は枠を割けない。2枚が無難といったところ。
GX完成までに旅路やシスタモンを絡めて探しにいく。
セイバーハックの選択はかなりシビアな問題だ。現在のシロ式ジエスは
BT6セイバーを4枚採用している。
【理由】
①聖拳滅破と絡めた相手への圧力。
②進化時にSTノワールを選ばなくても、GX をアクティブ状態にして相手ターンをむかえられる。→他のシスタモンを選択できる。
③LV3〜4からでも、盤面で進化することで、強引にガンクゥやGXを立てることができる。
ジエスにおける最強のサーチカード。多分一生使う。
このカードでできることは
①LV3〜7をサーチ。
②シスタモンをトラッシュへ送る。
③進化時のコスト軽減でターン継続。
④ガンクゥ・マグナをトラッシュへ送る。
⑤聖拳滅破サーチ。
この④と⑤がでかい。
どの環境においても強力なDPマイナスをかけてくるカードがいる。
そいつらを全部引き受けてくれる頼れるお師匠様。
師匠の枠を全てマグナにする人もいるが、進化できるかどうか、シスタモンを引っ張ってこれるかどうかは明確な違いだ。
(効果このままでいいから黒・赤になりませんかね・・・。)
BT15以前のジエスにおける防御の最大値はガンクゥで耐性を与え、再起動、デコイ、ブロッカーのシスタモンを展開することだった。
この盤面にはかなりの隙がある。(今回は割愛)
苦労して作り上げた理想盤面を、割と簡単に捲られることが何度もあった。
そんな中で救世主の登場。かなりの高確率で次ターンまでGXを残すことができるようになった。
シスタモンも環境によって枚数が変わってくる。他のジエス使いさんたちに話を聞くと考え方が万別で楽しい。
ジエス初心者には各2枚、計10枚を採用することを勧めたい。対戦している内に、必要な枚数が分かってくるはずだ。
4 不採用カード
現在のシロ式ジエスには採用されていなカードの一部を紹介する。
STジエス、6弾セイバー、GX、マグナを組み合わせると、OTKが可能になる。この動きが安定してできるのなら、このカードの採用もありだろう。
しかし現実は…。
このジエスも何度も試しているが、シロ式ジエスには定着しない。
シスタモンを呼べないこと。GXに耐性を付与できないこと等が自分のプレイングに噛み合わない。
もしこちらを採用するなら、BT13セイバーを4枚。シエルも多めの採用になると思う。
ST軸なら複数枚採用は硬い。
しかし、GXにおいてはデメリットの面が際立つように感じる。
デメリットとは何か。GX完成までの必要パーツのサーチのノイズになってしまうことだ。メモブやトレーニングに引っかからないこのカードは進化の妨げになる。
「シスタモン・滅破・マグナだって同じじゃない?」
概ねその通り。ただし異なる部分がある。
上記の3枚は旅路・STノワールでサーチ、もしくはトラッシュに送って強みを発揮することができる。キメラはこれができない。純粋に引かなければならない。
自分自身もこのカードを1~3採用することもあった。しかし、このカードでGXが取られた後の不利な盤面をケアすることよりも、サーチを駆使して、相手に落とされない適切な耐性を付与したGXを盤面に立てることを優先すべきというのが現在の結論だ。
汎用性のある除去オプション。現環境のアグロデッキをケアできる言わずと知れた優秀なカードだ。ぜひ搭載したい。したいのだが…。
こちらがこのカードを切るということは、GXへの下準備が一歩遅れるということだ。必須パーツの多いGXはこの遅れが負けにつながる。繰り返しになるが、このデッキの勝ち筋は「耐性を付与したGXで殴る」ことだ。できる限りこの下準備のテンポを落としたくない。
加えて、このカードもキメラと同じ理由で、サーチのノイズになりかねない。さらには、ぶっちゃけこのカードを1回打ったとて、現環境のアグロデッキはすぐに建て直してくる。焼石に水ってやつだ。
「それでも除去が欲しい。」ということであれば、このカードよりもBT13ジエス採用を勧めたい。
5 終わりに
今回の執筆について、予想以上に反響があり驚きました。
「これは何とかGW中に仕上げねば…😶」
そんな想いで、書き上げました。
粗だらけの稚拙な文ではありますが、僕のこれまでの積み重ねを、少しでもお伝えすることができていたら嬉しいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!