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【数値化の鬼】圧倒的行動量で圧倒的な成果を「目標設定」の5つのコツ

📚安藤広大|数値化の鬼ー「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法

数値化のメリット!
✅事実を見るための数字の力が身につく
✅基準と個性が生まれる
✅改善点のあぶり出しと行動量のアップ
✅数値目標による成長の実感

 今回は、成果を出す方法として、行動量を増やす数値化について紹介します。みなさん、日々の中でこんなことを感じることはありませんか?

▶︎目標を決めて取り組んだことに対して、成果や成長を感じない
▶︎そもそも取り組むまで進めない

 この問題に関して、もしかすると目標に対する設定が足りていないのかもしれません。しかし、数値化による目標設定では、何より行動量を増やすことに取り組みます。そして、行動量が増えることで、成果を出し、成長を実感できるようになります。ぜひ、数値化による目標設定に取り組んでください!


1.数値化で基準と個性を作る

□ 形容詞、形容動詞、副詞を数値化する

◉ポイント
・形容詞・形容動詞・副詞を数値化する
・基準と個性を作り出す

 今回紹介する、数値化には難しい計算能力は必要ありません。計算しても四則演算くらいです。ただ数字で見て、数字で話すことを目的とします。つまり、数値化で話を具体的にしていきます。
 まずは、形容詞・形容動詞・副詞など、曖昧な表現になる言葉を数値に置き換えて話すようにしましょう。例えば、本をたくさん読んだ。ではなく、本を10冊読んだ。と具体的数字を使いましょう。
 この具体化された内容は、相手との共通の基準を作り出します。また、基準を作るからこそ、その基準外の個性が生まれます。ぜひ、いったん数字で考え、数字で話す癖を身につけましょう。


2.行動量を増やす

□ 1日の行動回数を設定する

◉ポイント
・行動回数を増やす

 成果を出すには、なんといっても行動量が必要です。やはり、1回より10回やったほうが成果は出やすくなります。そこで、最終的な目的を達成するために、1日で必要な行動量を具体的数字で設定しましょう。例えば、勉強のために、1日1時間読書するとか、1日3ページ勉強するなど、行動回数の目標値を設定していきます。たとえ、1日3ページの内容が薄いものだと感じても、落ち込む必要はありません。ここでの行動習慣が、さらなる行動回数と成果量に必ずつながります。まずは、内容の質ではなく、数をこなす量にこだわって取り組みましょう。


3.伸び悩みの解消【行動量編】

□ 行動量を増やし、成果量を増やす、そしてまた行動量を増やす

◉ポイント
・行動量と成果量が停滞したら、また行動量を増やす
・プラスかマイナスかで評価する

 伸び悩みとは、行動量と成果量が停滞してきている状態です。伸び悩みの解消には、現状維持という考えを無くすことです。基本的に現状維持はなく、プラスかマイナスかで評価してみてください。その上で、今の自分をプラスにもっていくようにします。そのための方法は、行動量を増やすことです。
 成長のサイクルは、まず1日の行動量に対して、成果量が増えていきます。しかし、やがて成果量が伸び悩み始めます。ここから成長するためには、さらに行動量を増やしていきます
 つまり、成長するとは、行動量と成果量を増やす繰り返し作業です。しかし、ただ漠然と行動量を増やし続けても限界があります。そこで、行動量増加と合わせて、次に紹介する改善作業も取り入れてください。


4.伸び悩みの解消【改善編】

□ 3つの改善点と行動回数を設定する

◉ポイント
・改善点を発見する
・改善点を3つに絞る
・成長を実感する

 世の中には、「変えられるもの」と「変えられないもの」が存在します。そして、成長するために注目すべきは、「変えられるもの」です。「変えられるもの」つまり、改善ポイントの発見方法は、今の行動を分解することです。分解した中の「変えられるもの」について行動を数値化し、改善に取り組みます。この改善点の数値化が、改善点の評価のしやすさにつながります。
 また、改善点が多く浮かんだときの対処法として、3つくらいに絞ることをお勧めします。その理由は2つあります。

▶︎一つめは、改善点の不明確化です。例えば、10個の改善点を同時に試した場合、成功しても失敗しても、結局どれが原因か特定できなくなります。原因の明確化のためにも、取り組む内容は3つくらいがお勧めです。

▶︎もう一つは、記憶の問題で、人が一度に覚えられるのは3〜5つ程度になります。例えば、10個も取り組む内容があると、全てを思い出すのに時間がかかり、行動量が減少し、それぞれが中途半端に終わる可能性が高くなります。思い切って、取り組む内容を3つに絞り、他のものには手をつけないことがお勧めです。

 そして、改善点を数値化することの最大のメリットは成長実感です。数字で自分の変化を見れることで、成長を実感することができ、モチベーションを高めることができます。ぜひ、ただ漠然と成長しているではなく、成長を実感できるような目標回数の設定を取り入れていきましょう。


5.長期的視点からの逆算

□ 長期的利益から逆算して短期的目標達成数値を設定する

◉ポイント
・長期的利益からの逆算する

 短期の成果を出すために、短期的利益のみを求めてはいけません。たとえ、短期的に利益が出ても、長期的に見ると損になることがります。逆に、短期的に見れば損であることも長期的に見れば利益になることもあります。
 つまり、長期的利益から短期的な目標回数が設定できる逆算が成果を出すカギになります。ぜひ、目先の利益に騙されない、長期的視点と逆算力を身につけてください。


まとめ

 今回は成果を出すために、行動量を増やすための数値化を紹介しました。まずは、とにかく行動量の回数設定を行うこと。その中で、回数設定が達成できなかったり、成果量が少なかったりするかもしれません。しかし、回数を増やすことは続けてください。行動量を増やすことが次の行動や、成果を出すことにつながります。ぜひ、みなさんも回数設定に挑戦してください!

 最後まで読んでいきただきありがとうございました。


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