シロの生い立ちとかプロフィールとか
こんにちは、シロです。
占い師、恋愛ライターを生業としている20代の男です。
この仕事をしているとお客様や仲良しの同業者さんから「なぜ男性のあなたがこんな仕事をしているの?」とよく聞かれます。
確かにタロット占いや恋愛相談というと、女性のイメージが強いかもしれません。
でも僕にとってはごく自然な選択でした。
というのも、僕の人生は少し変わった環境から始まったんです。
女性に囲まれた特殊な家庭環境、そして幼い頃から目にしてきた複雑な人間関係や恋愛模様。
当時の僕にとっては決して恵まれた環境ではありませんでしたが、これらの経験が今の僕を形作っているのも事実です。
少し長くなりますが、僕がどのようにしてこの仕事に辿り着いたのか、その物語をお話しさせてください。
幼少期 - 女性に囲まれて
僕はシングルマザーの母、二人の姉、妹、そして愛犬のチワプー(♀)という、まさに女性だらけの家庭で育ちました。
時々現れる母の彼氏を除いて、家庭内で唯一の男性として過ごした日々は、今の僕を形作る大きな要因になりました。
実は漢字を覚えたのも、2人の姉から借りて読んだ少女漫画がきっかけだったりします。
女性が多い環境で育ったおかげで、自然と女性の心理を理解する力が身についていったのかもしれません。
また、幼い頃の僕には少し変わった面がありました。
時々未来のことを話したり、相手の気持ちを言い当てたりすることがあったんです。
その発言が怖がられたり、嫌がられるようになってしまい、特に母親は「そんなこと言うんじゃない」と怒ることが多くなり、僕も次第にそういった話をしなくなっていきました。
今思えば、あの頃から僕には人の心を読み取る力があったのかもしれません。
ただ周りの反応を見て、その能力を隠すようになってしまったんです。
でもこの経験が後々、タロット占いとの出会いにつながるとは、当時の僕には想像もできませんでした。
ちなみに母はバツ2のシングルマザーで、残念ながら男性を見る目に恵まれず、当時の彼氏からも度重なる暴力やモラハラに苦しめられていました。
その影響は僕たち子どもにも及び、僕は幼い頃から家庭内の複雑な人間関係を目の当たりにしてきました。
思春期
そんなややこしい環境のせいか、幼い頃から僕には
「母のように男性関係で苦労する女性を一人でも減らしたい」
という使命感がありました。
この強い思いが僕を恋愛心理の世界へと導いたんです。
中学生になると、自然と二人の姉や姉の友人たちの恋愛相談に乗るようになりました。
女性に囲まれて育った環境のおかげか、自然と彼女たちの話を聴いたり、気持ちを理解するのが得意になっていたんですね。
そのうち同級生の間でも噂が広まり、放課後になると僕の席の周りに相談者の行列ができるようになりました。
内緒で女性の先生の恋愛相談に乗ったこともあります。
今思えば、女性の気持ちを理解しようとする姿勢と、温厚な性格が、多くの人を僕に惹きつけてくれたのだと感じています。
この経験が、後の僕に大きな影響を与えることになるとは、当時の僕は想像もしていませんでした。
転機
そして高校1年生の時、運命的な出会いが僕の人生を大きく変えました。
バイト先の喫茶店で、タロットの師匠と出会ったんです。(七三分けのフツーのおじさんでした)
喫茶店の常連さんだった師匠の鑑定を初めて受けた時、心の中で何かが「カチッ」とはまる感覚がありました。
タロットカードが広げられ、一枚一枚丁寧に解説されていく中で、自分の内面や状況が鮮明に映し出されていくのを感じたんです。
それまで言葉にできなかった思いや、気づいていなかった可能性が、カードを通して明らかになっていきました。
鑑定が進むにつれ、タロットの奥深さと、それを自在に詠みとる師匠に圧倒されると同時に、なにか魂のようなものが強く惹かれていくのを感じました。
そして「これこそ自分の進むべき道だ!」と直感的に理解しました。
それまで学んできた恋愛心理学の知識に、タロットの神秘的な力が加わることで、相談者の悩みをより深く、多角的に理解できるようになりました。
論理だけでは説明しきれない人間の感情や運命の流れを、タロットは見事に表現してくれるんです。
この出会いを機に、僕は熱心にタロットを学び始めました。
恋愛相談とタロット占いを組み合わせることで、より多くの人々の心に寄り添えると確信したのです。
復縁専門になったきっかけ
高校時代、僕は仲の良かった同級生カップルの復縁を手助けしました。
タロットを通して、2人の心の奥底にある本当の想いを汲み取ったのです。
師匠との出会いから独学で鑑定の腕を磨き、 当時の僕はすでに、高い精度でタロットを読み解けるようになっていました。
破局したふたりのもとへ通い、何度も話し合いを重ねました。
タロットから解き明かされた真実の声に耳を傾け、それを基に対話へと導きました。
特に彼女の方はショックで引きこもってしまったので、自宅まで何度も会いに行きました。(おかげで彼女とも彼女のお母さんとも今でも仲良しです)
そして遂に、二人は笑顔で再び手を繋ぎました。
その瞬間、鳥肌が立つほどの感動が僕を包み込みました。
「苦しむ2人を、タロットの力で救いたい」
シンプルですが、心からの想いでした。
それからは、復縁相談が徐々に増えていきました。
どんなに難しい状況でも、希望の光は必ず見えると信じて。
あの日、僕は復縁のプロフェッショナルへの道を歩み始めました。
幸せを取り戻したいと願うすべてのカップルに、タロットの光を届けるために。
現在
今は関西で2代目の黒いチワプー(また♀です)と二人暮らしをしています。
復縁専門のタロット占い師を軸に、別名義で恋愛ライターとしても活動しています。
チワプーと散歩したり、趣味の料理を楽しみながら、日々たくさんの女性の復縁と向き合っています。
一人でも多くの人が幸せな復縁をかなえられるよう、これからも全力でサポートしていきたいと思っています。
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