私ってそんなに長く生きてたの?
29歳と27日
自分の年齢と体感年数のギャップを感じることが多くなってきた。
先日、テレビを見ていたら創業30年のお店が紹介されていた。
へえ、結構長いことやってるんだ、と思ったのだが、いやまて、私の年齢とそんなに変わらないじゃない…29年?そんなに生きてたっけ…?
最近は夏になると、夫と「昔はこんなに暑くなかったよね?」「こんなんじゃプールも入れないよ」なんて会話を1度はする。自分が小学生くらいのことを思い出して話すのだが、それも約20年前のことになる。20年という数字だけ聞くと、随分昔のことのように思う。
そもそも「昔は〜」なんて話をするようになったのが恐ろしい。
体感としてはそんな昔のことのような気がしていないし、この前まで学生していた気持ちでいる。さすがにこの年齢になれば、「私は大人です」という自覚をはっきり持つようになるのかと思っていたが、そんなものもあまりない。
自分が生きてきた年数と体感年数があっていなくて、かなり戸惑っている。
父や母、周りの大人を見て、ちゃんと大人として生きているように思っていたのだが、実は同じようなことを思っているのだろうか。
この戸惑いはいつか無くなるのだろうか。もしかしておばあちゃんになっても消えないのだろうか…。
最後までお読みいただきありがとうございました。