結局人間は人間でしかない

こんばんは、シャーリー茉莉花です。
今日のテーマは「人間は人間」です。
何かというと、これが生きる上での真理だと思うのです。

最近は推し活などが流行り、SNSで加工したセルフィーをあげている準芸能人？のような一般人も増えましたが、私は「推し」という概念がよくわかりません。
SNSのメリットとしてよく聞く「芸能人と繋がれる」や「YouTuberと繋がれる」もどこに魅力があるのかわかりません。

私は、映画「キングダム」を見てから吉沢亮くんがカッコ良いとは思いましたが、吉沢亮くんと繋がりたいとも思わなければ、むしろ絶対に自分と関わってほしくないと思っています。
これは昔から顔が好きな城田優さんやインディーズのバンドマン（私の場合は学生時代にハマったヴィジュアル系の方々ですが）にも言えることで、いくら顔が好みでも「繋がりたい」「付き合いたい」とも思わないしまして「SEXしたい」とも思わないのです。
ですから、インディーズバンドの「繋がりやすいからファンをやっている」という感覚も全くわかりませんでした。

なぜかというと、繋がってしまうとその人のプライベートを知ることになるからです。
吉沢亮くんも、城田優さんも、バンドマンさんたちも、テレビや舞台では多かれ少なかれカッコつけて過ごしています。その姿を見て「カッコ良い」と思ったんですよ。

例えばこれが繋がって、デートをしたとしたらどうなるでしょう？
最初から満点ですから、完全に減点方式で見ることになります。
例えば、「食事の取り方が汚い」「ファッションがダサい」「喋り方が好みではない」「そもそもファンの一般人とやり取りをする時点でドン引き」と、あらゆるところで減点され、結果、私はファンではなくなると思います。

なので私は繋がりたくない、私生活を見たくない派なんです。
吉沢亮くんの別の作品も見たいと思わない。
映画の中で完璧なエイセイでいてくれたらそれで良いです。
城田優さんも、いくつになってもあの顔面を維持してくれていたら良いです。
バンドマンさんたちにはもう特に求めることはないですが、MCとか見たくないです。
ただ顔面と歌だけで大丈夫。
芸能人を見る時は、完全に「顔面が綺麗な人（別の世界の生き物）」的に見ているので、本当に同じ次元にいなくて良いと思っています。

しかし、彼らも同じ次元の人間なんですよね。
あの可愛らしい橋本環奈ちゃんも、仕事して、ご飯食べて、お風呂に入って、ときには一人で晩酌したりして寝たりするんですよね。
仕事が違うだけで人間の生活って特に変わらないんですよ、実は。

私は上記に書いたように、顔面が美しい人たちに夢を見ますが、結局彼らも人生は私とそう変わらないはずです。
政治家のようにお金を持っている人もそうなんですよね。
たしかに、顔面が綺麗だったり、お金を持っていると信頼度ややれることは増えますが（顔面が良い人はそうでない人よりも信頼されるという科学的なデータがあります）結局、ご飯を食べて寝て生きるということは変わらない。
一日は等しく24時間だし、体の機能も元々は等しく、それをどう維持するかなんですよね。

生活も食事も趣味も、芸能人がやっていることと私たちがやっていることっておそらくそう変わらないです。
私は最近それに気がつきました。

しかもね、顔面偏差値って、一定数を超えるとこれはもう好みの問題なんですよ。
しかも、その一定数は思ったよりも低い。
「この人ブスだな」と思ったとしても、多分加工してない世界ではその人は普通です。
「この人普通だな」というくらいの人が加工した世界での美人なんですよ。

だから皆もっと堂々としてていいんですよ。
10代、20代だった頃の茉莉花に教えてあげたい。
人間、雰囲気が全てだよと言いたい。
たまに、私の主人のように、びっくりするほどの美形もいるんですけど、それは稀ですし、顔面に自信のなかった私を可愛い可愛いと褒めて結婚してますからね。
本当に、「イケメン」「可愛い」の基準は低いです。
そして本当に美形な主人はSNSで顔を晒さないです。
加工しても盛れないし、「SNSをすることは何の意味があるの？」と聞いていました（私もわかりません）。

そして、どんな美形も人間として同じ生活を送っているので、私ももっと人生を諦めずに楽しむべきだと思いますし、SNSを生活の中心や考え方の中心にしてはいけませんね。
芸能人すら、100均を使い倒す時代ですから、おそらくそう変わらない人生です。