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母乳育児03|母乳育児が軌道に乗らなかった要因の考察

2024年春に娘を出産しました。いまでこそ完全ミルク育児な私だけど、最初から母乳が出なかったわけではない。というか、産院では「すごい出るタイプだから苦労するかも」と言われていたくらいだった。それがなぜ完ミになってしまったのか。おもいあたることはいくつかあるのでそれについて書きたい。



1.混合が楽でいいだろうという思い込みがあった。


 母乳だけで育てるとなると、自分しかお世話できる人がいなくなるから育児が大変になるし、お出かけした時にミルクをさっとあげれた方が楽じゃないかと思っていた。でも、母乳が子どもの発育発達にとってものすごい効果的であるという情報だけは頭に入っていたので、母乳とミルクの混合を目指すのがいい!という考えだった。
 産院でも、「混合がいいです」と伝えた。でも、助産師さんには「母乳でがんばってみましょうね」と返され、いや、混合だって言ってるのに話通じないな?????と思っていた(笑)
 でも今ならわかる。「混合目指したとて完ミになるし、混合って母乳とミルクのいいとこどりなわけじゃないから!!!!」って。
 いいとこどりじゃない。むしろ、難易度高い!混合には、母乳拒否、ミルク拒否、哺乳瓶拒否という拒否ハードルと、ゆくゆくは出なくなるという2つのハードルがある。
 母乳は出すことによって生成されるらしい。出せば出すほど、「必要だ!」となり、作られる。それが、ミルクを挟むことによって出さなくなり、「いらないんだ!」となって母乳が少なくなる。そんで、出ないからミルクを足すと更に出す量が少なくなって止まるという流れ。
 混合は出ないからしょうがなくミルク足してるという状況で成り立ってるんだと思う。そして、赤ちゃんが母乳拒否もミルク拒否も哺乳瓶拒否もおこしていないという奇跡的な状況下によって成立する。
 てか、混合めんどいっす。乳だして飲ませて、足りないから哺乳瓶でミルクあげる。結局洗い物出るし、時間かかる。
 もう、最初から腹を決めたほうがいい。母乳でいくぞ!!完母めざすぞ!!!!って。もし次があるならそうする。



2.新生児期に飲む量多すぎて供給が追い付かなかった。


 産まれてから2週間後。3時間おきに授乳する生活をしていたけど、授乳後も泣いて寝ない日があった。1時間おきに泣いて起きるので、添い乳をしたり、抱っこしながら寝たりして朝を迎えた。それが2日続いたあとたまたま赤ちゃん訪問があり、体重をはかることができた。
 体重、増えてなかった。授乳の状況などから、母乳が足りていないのかもしれないとのことで、泣き止まないときはミルクを足してみたらどうだろう?ということになった。それで、初日はミルクを30mlだけたしてみた。ミルクをあげることにものすごく抵抗があった記憶がある。その後の飲みっぷりは、ぴよログの画像の通り。

 初日は30ml。次の日は210mlミルク+50ml搾乳。この時点で、「え?めっちゃ飲むね??次の日もうちょいあげてみる?」となり、母乳のあとミルクを足すことが始まった。
 その結果、4日目にすでに790ml飲んでる。この日は母乳なしだったので、MAXこれだけ飲むということがわかった。
 そして次の週。母乳65分+820ml飲んでる日がある。

 生後7ヶ月のいまよりミルクを飲んでる。この頃は欲しがるだけあげるのがセオリーらしく、飲めるだけ飲ませていたけど、飲みすぎでは?
 この結果を見て、「私は母乳出るけど、この子が飲みたい量出てないじゃん!そりゃ泣くよ!」と思った。もうね、しょうがない。ミルク足さないと無理だった。




3.パッドでかぶれたのをカンジダ感染だと思って直母を遠慮した。


 めっちゃかゆくてかゆくて気が狂いそうなくらいかゆくて、ッキィイイイイーーーーーー!!!!ってなってたのが、上のぴよログ画像の2枚目くらい。何日間かがまんしてた。直母は2日くらい遠慮したかも。
 娘の口の中も白くなっていたので、鵞口瘡(カンジダ)では?と思い、一応小児科に連れて行ったけど、薬を出すほどではないとのことで成す術無し。私は次の日に皮膚科に行ったけど、ただの被れだった。
 母乳を増やす時期なのに直母しなかったのが母乳生成に良くなかったのかもと思ってる。




4.ワンオペ育児で食事が貧相になった。


 産後1ヶ月は夫が仕事を休んで、家事をやってくれていて、食事も作ってくれていた。私は夜中もお腹が減っていてパンを食べていて、カロリーと炭水化物をしっかり摂っていた。母乳出してるとお腹減るってほんとなんだなって思った。
 ところが、産後1ヶ月が経って夫の休みが終わると、ワンオペが始まった。正確には、夫は在宅なのでワンオペではないはずなのだが、なぜかほぼワンオペだった。夫はたまに様子を見に来てミルクあげたりオムツかえたりしてくれてた。でも、食事を作ってくれなくなった(笑)
 朝はトーストとカフェオレ。昼は納豆ご飯。夜は私が一汁三菜を用意する。今思えば明らかに足りてない。なんやねんトースト、納豆ご飯って。食ってるつもりか!汁と野菜を食え!
 ちなみに、朝はトーストすらまともに食べられないことが多かった。こまめに泣くので。
  3ヶ月健診で食事のことは助産師さんからも「貧相ですね」と言われた。家族の協力なくして母乳は守れないんだ。


 ここまで振り返ってみて、重大な要因は2番目と4番目だと思う。特に2番目の足りないからミルク足すってやつ。これで、「私は母乳足りないんだ。出ないんだ。」と思って直母の時間がどんどん減っていったり、ミルクは腹持ちがいいから授乳感覚がどんどん伸びていき、母乳生成量が減ったのだと思う。

 母乳ストップの極めつけは、生後5ヶ月頃に風邪ひいて熱出て薬飲んで直母がストップしたことだと思ってる。

 というわけで、健康第一!

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名無しのしりしり
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